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【映画感想62】ウィリーズ・ワンダーランド/ケヴィン・ルイス(2012)
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Twitter話題になっていたので早速観てみました
廃墟になった遊園地で襲い掛かる怨霊を、
ニコラス・ケイジが返り討ちにしていく!!!
もうあらすじだけで面白い。
いろいろあって一晩廃墟の遊園地を掃除することになった男(ニコラス・ケイジ)。
最初に鏡に血文字のメッセージというジャブを打たれるのですが、全く動じずに拭き取り。
直後の悪霊の襲撃も拳で撃退し、
残骸はきちんとまとめてゴミ袋へ。
つよい!!笑
作中ニコラス・ケイジは一言も喋らないんですが、どうも「一晩で部屋をきれいにすること」が第一目標であり、悪霊についても怖いからというより掃除の邪魔だから排除するらしいのが笑えます。
最終決戦のシーン、
目の前で人が殺されたことよりもせっかくきれいにした部屋を汚された……ということに対する無言のブチギレが顔に出ていて笑えました。
あれ悪霊側が部屋を汚さなかったら処されなかっただろうに。
視聴前の「こういうのがみたいなあ」という期待には全て応えてくれる映画でした。あと掃除のシーンが気持ちいいので断捨離したくなります。
「なんなんだあいつは…」と言われた位のやばい主人公でしたが、彼の仕事面に注目してみると
・目的(掃除)をしっかり把握
・トラブル(悪霊と殺人)は淡々と処理
・感情的にならず無駄な発言はしない
・何があっても休憩は規定時間しっかり取る
・納期は守る
という姿勢は素晴らしいと思います。
これは社員研修で見せるべきかもしれない。