好きが!愛が!とまらない!!!
スティーブン・スピルバーグ監督の『レディ・プレイヤー1』を観た。
実を言うと、前評判があまりにもいいもんだから、それほど期待していなかったんだよね。どうせいろんな作品やキャラクターを寄せ集めただけでしょ〜??的な。
けどね、やっぱりスピルバーグ監督は凄い!ドキドキ、ワクワクさせてくれて、今思い出しただけでも胸が高鳴っちゃうほど!
デロリアンと金田のバイクがカーレースで並走したり、T- REXやキングコングに追いかけられたり、メカゴジラに春麗にチャッキーにハローキティにアイアン・ジャイアント!あと、見てのお楽しみだからアレは内緒にしとくね♪
作品のあちらこちらに80年、90年代の映画やゲーム等、ポップカルチャーのキャラクター達が登場し、それだけでも見ていて楽しめる。こういったお楽しみが随所に散りばめられているから、何回見ても新しい発見が楽しめそう。
けどこれは、たくさんのキャラクターを単に寄せ集めにした映画ではない。
題材にしている映画やゲーム、アニメひとつひとつに、「大好きだよ!」という監督からの愛を感じるから。
あの感覚を思い出した。
小さい頃からジブリ作品をたくさん見て育った私は、どの作品も大好きで、印象的なシーンのセリフはほぼほぼ言える。学生時代、同じように、ジブリが大好き!な子たちと出会い友達になった。
定番だけど、誰かが
「あの子を解き放て!あの子は人間だぞ!」
と言えば、また誰かが食い気味に
「黙れ小僧!お前にサンが救えるか?」
とモロの真似をしながら即答する。
ほかにも、"ジブリ男子のなかで1番格好いいのは〜??"というテーマで
「天沢聖司!」、「いや、ハクでしょ!」、「いやいやハウルだよ〜!」なんて、他愛もない話でよく盛り上がったりした。(ちなみに当時の私は断然アシタカ推しだった)
好きなものについて共感し合う瞬間って、心が弾む。この感覚だ。それらの作品を心底愛してて、面白いところをちゃーんと分かってる。
この映画はまるで、スティーブン・スピルバーグ監督のお気に入りがたくさん詰まった宝箱だ。
その中身を監督自らが、「このゲーム知ってる?面白いよね!こっちのゲームは??そう!僕もこのキャラがお気に入りなんだ。なら、あのアニメは見た??最高だよね!この映画は知ってる?....」と、紹介しながら話しかけてくれるような。
さすがスピルバーグ監督、好きが、愛が止まらない!そしてスピルバーグ監督の映画で育った私たちはその世界観にすっかり引き込まれる。やっぱりこの方は凄いなぁ。見終わったあと満足感でいっぱいになったもの。(誰だ、最初期待してなかった奴は)
まだ見てない方は是非劇場へ♪デートでも家族とでも友人とでも、きっと楽しめるはず!
ちなみに。
私がVRワールド、オアシスでなりたい姿はブラック・ウィドウ/ナターシャ。
オアシスで遊べるようになったら、どなたか一緒にアベンジャーズを結成しましょ!