ラスキアイスプッラを作ってみた
今日、2月13日はラスキアイスプッラを食べる日だ。
ラスキアイスプッラはシナモンロールと同じ、カルダモンの入ったPulla(ぷっら:菓子パンの総称)生地を丸めて焼き、頭をカット。その中にホイップクリームとアーモンドクリームやいちごジャムを詰めたお菓子だ。
スウェーデンにも同様のセムラと呼ばれるお菓子があり、ドイツ語から派生しているらしい。これはIKEAで2月18日まで食べられる。
ラスキアイスプッラはキリスト教の伝統と関係しており、謝肉祭の日曜日(lasikiaissununtai)から最後の火曜日に食べられている。その火曜日が2024年は今日というわけだ。
ラスキアイスプッラの他にも「ある特定のお菓子を食べる日」がどこの国にもあるのが面白い。先日はフィンランドの詩人ルーネベリを記念したルーネベリの日に、彼が好物だったことに由来するルーネベリタルトを食べる日があった。
ラスキアイスプッラを作ってみた
Pulla生地を用意するのは慣れたものだ。シナモンロール業がお休みの日にもせっせとPullaを仕込んでいるなんて、私も物好きだなぁと思いながらまあるく焼き上げた。
フィリングにはアーモンドクリームやいちごジャムを用意してもよかったが、家にあったピーナツバターとレーズンバターで代用した。ピーナツバターは塩気がアクセントとなり、甘いものが得意でない私にはちょうど良かった。レーズンバターはしっかり甘いながらもちょっぴり大人の味で、我ながらベストなチョイスだった。
溢れるクリームで手を汚しながら頬張るラスキアイスプッラはその甘さとカロリーの背徳感が相まって、今の季節しか食べられない特別な味だった。