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次男と一緒にスイッチスポーツで遊んだら、自分のキャラを「おおきに」とネーミングしていた
11月の半ばにキャパオーバーでメンタルが落ちてしまった小5次男。どこまで落ちるのか、いつ浮上するのか、見守り続ける母です。その後、学校には行けずに家にこもっています。
完全にメンタルダウンすると、鉛筆が持てなくなってしまいました。それまでは普通に学校に行って勉強もしていたのですが。唯一できるのが、ゲームをすること動画を見ること。親としては、生きるエネルギーを回復させてほしいので、ゲームと動画を悪いものではなく、いいものとしてとらえて接することにしました。
「ゲームならできる。それなら、ゲームで運動させよう」と思い、
「早めのクリスマスプレゼント!自分が欲しいものとは別にあげるから」
と言って、任天堂のスイッチスポーツのソフトを次男のスイッチにダウンロードしました。
すると、昼間はボーリングやバレーボールなど、テレビの大きな画面で少し体を動かすようになりました。でも放っておくと、すぐに遊ばなくなってしまいました。そこで、私が一緒に遊ぶことにします。すると……
プレイヤーに名前をつけるのですが、次男は自分を「おおきに」と名づけていました。私の名前も「なーる」と勝手に入れてくれていました。ゲームをしながら、私は次男のことを「おおきにくん!」と呼ぶのですが、大阪弁のおおきには「ありがとう」の意味なんです。
このことを、母親の私が定期的に通っている地元の教育相談室で話すと、
「お母さんへのありがとうのメッセージとちゃいますか」
久々に泣きました。
実際のところ、次男は直感で思いついた言葉を使っていると思いますが、次男が「おおきに」という言葉を選べる気持ちになっていることを、心からうれしく思っています。
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