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Netflix『ハートブレイク・ハイ』

ここ1ヶ月はバタバタしすぎて時間が秒で過ぎていった……もう5月……



ようやくスケジュールが落ち着いてきたのだけど、まーた面白い学園ドラマを見つけてしまった。

それがNetflixの『Heartbreak high』(ハートブレイク・ハイ)

オーストラリアのドラマってところが個人的に嬉しい


元々1994年にオーストラリアで同じタイトルのドラマがあり、今回はそれのリブート版だそう。


あらすじはこんな感じ。

高校内の一角でセックス相関図(マップ)が発見され学校中が大騒ぎに。マップを書いたエメリーはみんなから反感を買い孤立してしまう。しかもずっと一緒にいた親友のハーパーは、ある日を境に話をしてくれなくなり……

ざっくり言うとイギリスの『セックス・エデュケーション』に似ているけど、今回の方がぶっ飛んでる(笑)

基本的に「誰と誰がヤった」みたいな会話が多いし、授業中でも平気で下品なことも言う。

あと、人種差別の描写だったり過去のシーンが見ていて苦しいところもあったので、そこはご注意ください。

それでも、『セックス・エデュケーション』のように、恋に友情に悩むティーンを丁寧に描いていて、ストーリーも面白い。


エメリー

個人的に面白いのが主人公エメリーのキャラ設定。

やることが絶妙にダサくて残念で頼りなくて、主人公の割には共感できることないし自己中だし「キミそんなんで大丈夫か??」と思うことも結構ある。

でも、そんなエメリーが少しずつ成長していって他人のために行動するようになっていくのだ。


周りの友達も、トランスジェンダーがいたり自閉症の子がいたりレズビアンの子がいたり、多様性の面に関してはさすがオーストラリアという感じ。(この辺に関しては多様性の幅が本当に広い)



10代って笑ったり泣いたり怒ったり急に喧嘩したり、喧嘩したと思ったらすぐに仲直りしたり、感情が忙しいよね。このドラマは本当にそう思うシーンが多かったのだけど(笑)、感情をストレートに表現するのって大人になればなるほど難しくなることだと思ってるから、エメリーたちは見ていてスッキリしたな〜。


ティーンは悩み事が多い時期だけど、それでも自分に正直になろうってもがいて悩んで進んでいく姿は本当に美しいと思う。


あとは音楽も最高だしファッションがカラフルでかわいい。オージー英語大好きなので、「Hey!」じゃなくて「Oi!」って言ってるのみてニヤニヤしてしまった。オーストラリア訛りも最高にいい。


シーズン2も決まったので今から心待ちにしております!


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