【ポケカ】ソッドとシルディとかいうカードの考察。デッキ紹介もあるよ【カード考察】
お疲れ様です.なぁるみです.
大会プレイヤーではないけど,いろんなカードやデッキでポケカを遊んでます(´∇`)
ソードシールド プロモカードパック第4段に考察しがいのあるおもしろい?カードが出たので,今回はその考察をしていきます.
よさげな使い方も思いついたので,デッキとして最後に紹介します.気になる人は最後まで読むか見出しから飛んでね.(最初から最後まで読んだほうが使い方もわかるのでオススメです.)
(この記事では,2020年10月現在でのスタンダードレギュレーションを前提としてます.)
カードの紹介
んで,そのカードはこちらです.
原作では,ストーリー後に登場してくるムカつく感じのいいキャラですね(笑)
初見の感想では,このカード強いのか?... よくわからんなぁって感じでした.
しかし,前半の効果に注目するとワザ以外でトラッシュからグッズ,スタジアムに触れる貴重なカードの1枚です.この点に注目すると,このカードは化ける気がします.ただ,上手に使わないと「ホップでよくね?」ってなってしまったり,カードアドバンテージが得られずジリ貧になってしまうので注意です.その上手な使い方を考えていきましょう.
どうやって使えばいいの?
次は,実戦での使い方についてです.
まず,このカードの効果を言い換えると,相手に「リソースを回復させる」か「カードアドバンテージを与える」かの二者択一を迫るカードだと言えると思います.
そして,このカードは4枚入れるカードではないでしょう.最初に引いてしまうと,トラッシュから回収できるカードが少ないし,3枚引くだけならホップでいいです.序盤に引きたくないので入れるなら1枚,多くても2枚です.(ジムプロモで入手しづらカードなので良かったかも...)
では,実際に使ったとして前半の効果で何を選べば良いのでしょうか?
まずは,グッズかスタジアムだと思います.サポートだと,拾ってこれたとしてもすぐには使えないからです.(例外アリ.解説は後ほど.)
そうなると,グッズ・スタジアムにはカードアドバンテージを得られるカードはほとんど無く,上にも書いた通りジリ貧になってしまうので,そもそもデッキ構築の段階からカードアドバンテージを得られる特性を持つポケモンを入れたデッキのほうがいいと考えられます.汎用性があるように見えてどのデッキにも入るカードでは無いということですね.ただし,デデンネGXやクロバットVのような手札から出す系のカードは手札にソッドとシルディのと合わせて手札に2枚のカードを用意しないといけないという不安定さがあるので,チラチーノのようなベンチに置いておく系のほうが良いでしょう.
(グッズ・スタジアムの具体的なカードについては後ほど)
このカードの問題点
で,このカードの問題点として挙げられるのが,
明確な勝ち筋になるカードは拾わせてもらえない
ということですね.(相手の負け筋になるようなカードは選ばれないとも言えます.)
えっ,なにそれ弱くねって感じですが諦めてはいけません.
僕は,この問題点を解決する(正確には問題を軽減する)方法を2つ思いつきました.
1つ目は明確な勝ち筋にはならないけどカードアドバンテージまたはそれ以外の何かしらのアドバンテージをとって勝ちに近づけられるかつ,再利用の有用性があるカードを選ぶことです.
コントロールやデッキデス系のデッキにおける「ともだちてちょう」.ほかのデッキでは,「炎の結晶」や「すごいきずぐすり」,「のろいのおふだ」などでしょうか.コントロール系はジュジュベ&ハチクマンが禁止されてからは見なくなってしまいましたが... ほかにも「エレキパワー」とかは5枚目になってくれれば強そうですが,このカードは明確な勝ち筋につながりやすく選ばれなさそうです.
こうしてみると,受動的なカードは選ばれやすそうな印象があります.
2つ目は,「じならし」などの特性でデッキトップを固定しドローを牽制することです.
「マグカルゴ」や忘れられがちな「ガマゲロゲ」が持っていますね.
(10/24追記)
「ソッドとシルディ」を使う前に,効果でトラッシュから選ぶ予定のカード,またはそれ以上の勝ちに近づく強いカードをデッキトップに置くことで相手には,二者択一をより強く迫ることができます.トラッシュの選ばれたカードよりもじならしで選んだカードと2枚のカードアドバンテージを恐れた場合トレーナーズを再利用できリソースを節約できます.(ここまで追記)
あまり現実的ではないですが,「ポケナビ」などでデッキトップに重要なカードがあることを匂わせるのも面白いかもしれませんね(相手が知り合いとかでコミュニケーションがとれるならなおさら.所謂,番外戦術を使う.そう考えるとこのラプラスに使い道が出てきたかも?)
「ミュウツー」などもデッキトップを固定できますが,置くカードがサポートなのであまり有用でない気がします.
言ってはなんですが,ここまでしてもソッドとシルディでは使った番に勝てるようなカードを拾わせてくれることはまずないでしょう(笑) でも,この2つを使えば,何なら組み合わせれば有用なカードを手札に引き込めるかもしれません.というより,3枚引くことになったときが強くないので,2つ目の方法と組み合わせるのは必須だと思います.
ホップとの比較
(10/24,26追記)
ホップではなく,ソッドとシルディを選ぶのはもちろんトレーナーズを再利用できリソースを節約できる可能性があるという点です.
また,よく誤解されていますが,ソッドとシルディはホップの下位互換ではなく相互互換です。3ドローをさせられた場合,ソッドとシルディはホップより弱くなってしまうのではなく,同じ3枚ドローをしているわけですから同じ強さになります.直感的に,トレーナーズを拾えなかった時点でホップより弱いと錯覚してしまいがちです.また,トレーナーズを回収してもカードアドバンテージの面で負けていますが同じトレーナーズを再利用することはホップにできないので一概にホップと比べられるものではありません.
(厳密には相手が考えなければならないので時間を消費してしまう点で劣っていますが,それも含めてもソッドとシルディにしかできないことがあるので相互互換です.)
くどいようですが,つまり,「ソッドとシルディ」はトラッシュから選ぶカードに気をつければ「ホップ」より"弱い"のではなく,"強くなるかもしれない"カードだということです.だから,「ソッドとシルディ」を採用する価値は少なくともあると思います.もちろん「ソッドとシルディ」を何も考えずに使うと弱いカードを回収させられてしまうので注意です.
余談ですが,もちろん特性「じならし」を使っていた場合でも強さは一緒です.この特性はホップとの比較に関与しません.
相性の良いカード
先程,少し紹介してしまいましたが補足を入れてあったりほかのカードがあったりします.
グッズ
・ともだちてちょう
サポートをぐるぐるできるようになる.ドローもコントロール系のデッキではパーツ集めになったりするかも.おそらくチラチーノと組み合わせることになると思います.
・炎の結晶
溶接工は使えなくなってしまいますが,「キュウコン」の特性や手張りなどにつながります.「エンニュート」などもいいでしょう.
・のろいのおふだ
「ギラティナ」などのおかげで,このカードは使いまわす意味があります.ただ,超タイプのデッキはベンチに「カラマネロ」などを置かないといけないので,手札を増やす方法を工夫する必要があります.(「オドリドリGX」はいいかも.)
・回復系アイテム
「すごいきずぐすり」や「怪しいカンズメ」などですね.こういうデッキにたくさん入れると事故要因になってしまうカードを使い回せるのはいいですね.
・エレキパワー
先程,ダメ出しをしてしまいましたが,相手が負けにつながらない場面ではワンチャンあると思います.とはいえゲームの序盤中盤になってしまいますし,相手のポケモンが倒されるとわかっていると,負けなくても選ばれないかもしれません.
・ポケモンをデッキに戻す系
「ふつうのつりざお」「スイレンのつりざお」とかですね.ポケモン達をぐるぐるできます.ただ,勝ちにはつながらないので気をつけましょう.
スタジアム
ぶっちゃけ,何を拾っても強いと思います(笑) 相手のスタジアムをトラッシュできればそれだけでアドバンテージになりますし,そもそも「ルザミーネ」がなくなってからは数少ないトラッシュからスタジアムに触るための手段です.とはいえ,何も紹介しないのは味気ないのでいくつか紹介します.
・「ローズタワー」
直接カードアドバンテージになるので強いです.ただし,手札が0枚だと拾わせてくれないでしょう.
・サーチ系
「ターフスタジアム」や「ウルトラスペース」などです.「アーゴヨンGX」みたいなカードと組み合わせれば,さらなるアドバンテージにつながります.
・「プレイヤーズセレモニー」
相性のいいカードを探しているときに「Dレギュでも再録されてたんだ!」って驚きました(笑) 直接カードアドバンテージになるので強いです.「ザシアンV」と違ってサイドを取られないのが売りでしたがソッドとシルディで回収できるのも売りになりますね(笑)
おまけ
・マチスの作戦
回収する側のカードではありません.ソッドとシルディを使う前に使いましょう.回収するカードにサポートも選択肢に入ってきます.特性「じならし」でデッキトップに置くカードもサポートでもよくなります.「ミュウツー」の特性を使うのもめちゃくちゃ強くなりますね.とてもソッドとシルディの可能性を広げてくれるカードです.ただし,サポートを回収するだけなら「ワタシラガ」「エネコロロ」などがあります.このカードを使うなら,ベンチに「ワタシラガ」「エネコロロ」などを置かなくて良いことやサポート以外のカードを回収するときに,「じならし」などでドローの牽制をする際に選択肢にサポートが入ってくることで,牽制の価値をあげられることに注目しましょう.
デッキ紹介
お待たせしました!この記事で考察したことの総まとめです!では,さっそく!
マルヤクデエンニュートを改良しました.有志による非公式なイベントである,日米交流戦で使われていたデッキを参考にしています.
デッキ選択理由
まず,「じならし」は絶対デッキに入れることを前提としました.そして,「じならし」を「ソッドとシルディ」がない場面でも強く使うためにドロー系の特性をもったポケモンを採用したデッキを探したところ,このデッキに出会いました.「ソッドとシルディ」で「炎の結晶」を選びつつ,回収した炎エネルギーで「エンニュート」の特性を使うことで「じならし」したカードを引き込むコンボもあります(見え見えなので,エンニュートは進化させずに手札に持っておく必要がありますが).ほかにも,先程あげた「ソッドとシルディ」と相性の良いカードをたくさん採用されていることも理由の一つです.
重要なカードの説明
・ムサシとコジロウ
もともとのデッキ案のコンセプトから引き継いだものです.不利マッチや負けてるときにリセットスタンプから相手の手札をしぼって1ターン稼ぎます.
いれかえカード候補
・チラチーノ
ドローできる枚数はエンニュートより少ないですが汎用性が上がります.ワザも強いです.今回はムサコジを採用してる関係で手札を減らさないようにするため不採用です.
・げんきのハチマキ
VMAXポケモンへの確定数が変わったり,「ボルケニオン」で「ズガドーン」が倒せるようになります.枠がキツキツですし,大会用に組んでいるわけではないので諦めました.
おわりに
「ソッドとシルディ」を使うときは,デッキトップ操作で圧力をかけていくことを意識しましょう!
ここまでいろんな考察をしてきましたが,残念ながらネタの域を出ないカードだと思いました.大抵の人は3ドローを選んでくるでしょうし,僕も使われたら3ドローを選ぶと思います...
でも,相手と駆け引できるのはホップにないとても面白い要素だと思います!!
何か分かったことがあったら追記していきます!
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長くなっちゃったけど読んでくれてありがとうございました!
それでは,カンムリ雪原に行ってきます!!!(この記事を書いたのがポケモン剣盾の冠の雪原配信日)
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