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YouTube複数運営したい方必見!ディレクターなし稼働ほぼ0で動かす仕組みを公開します
こんにちは!なるみです。
最近ディレクター搾取されてる論が界隈を賑わしていますね。「せっかくYouTubeで稼げてもオーナーにぶんどられてしまう…」と嘆くディレクターがいる一方で、「ディレクターに高い割合でレベシェアしたら利益残らない…」と内心ヒヤヒヤのオーナーもいるのではないでしょうか?
あんまりXって見てなくてツイートしたい時にしか開かないんですが、
— みら (@millawill1) August 16, 2024
理由は二つで
①皆んな誰かにマウント取ろうとするし、蹴落としたりしようとする発信が多いから見てて疲れる。
②勘違いする様な人が生まれる様な偏った考え方の発信が多い。
なんですよね。
最近だとディレクターの報酬問題の件。…
月100万稼ぐには
— KEN@銀盾YouTube運営者(副業) (@youtube_ken3104) August 14, 2024
✅ディレクター必要
✅複数チャンネル必要
✅組織化が必要
全部ウソでした。
1chで1人運営でも300万いけます。
必要なのは学びと熱量と仕組み。 pic.twitter.com/7NF6KukBbs
YouTubeのディレクター市場クソすぎないか?
— ヤコ@副業×YouTube (@yako_tera) August 11, 2024
今年200人近い人と話してきたけど...ディレクターを奴隷みたいに扱っているオーナーが多すぎ。
CH設計とか実務全部丸投げして収益の15〜20%しかDにあげないとか。
外注費を全部ディレクターに払わせるが渡す収益は半分ぐらいとか。…
猛者の皆さんのポストを引用させていただきました!
ディレクターの待遇を優先すべきか?
オーナーに残る利益を優先すべきか?
終わりなきこの議論に第3の選択肢を提案させてください!
" ディレクター無しですべて外注する "
いわゆる「ディレクター不要論」です。これなら利益配分で揉めることなく、あなたが立ち上げたチャンネルの収益は外注費を除くとすべて手元に残ります。
そもそも「ディレクター」というポジションをつけてYouTubeを運営しなければならないと誰が決めたのでしょうか?「ディレクター」じゃないと発揮できないバリューって何があるのでしょうか?
このnoteでは、YouTube界隈に存在するディレクターという存在に僕なりの視点でメスを入れ、ディレクターなしでもしっかり運用できることね?という話をしたいと思います。
ここで「ディレクターなしで全部外注で回すって言うのは簡単だけど理想論すぎて無理やろ!」という反論が聞こえてきそうですが、大丈夫です。再現性あります。少なくとも僕と同じような非属人YouTubeが主戦場の方は、大なり小なり取り入れることができるよう、ちゃんと書きます。あと、全部無料で読めます!
これを読むことで、組織に悩むオーナー/ディレクターの方々のお悩み解決の一助になれたらと思います。
※ポジショントークになってしまうので「ディレクターはもう価値ない!不要だ!」みたいに聞こえてしまう点もあるかもしれませんが、そんなことはないです。努力している人はみな等しく尊いです。数多のYouTubeニキの中の1人の意見だと思ってください。
◎このnoteの想定読者
・ディレクターを抱えるすべてのYouTubeオーナー
・オーナーとの関係に悩むディレクター
・もっと稼ぎたいYouTube運営者の皆さん
・これからYouTubeがんばりたいけど、組織束ねるの苦手な方
ここで、簡単に僕の自己紹介をさせてください!
・25歳男性
・愛知県在住
・名古屋大学卒
・2023年8月にYouTube参入
・ゆっくり系長尺で登録者3万人チャンネル所有
・別の長尺チャンネルを登録者1.2万人にしたのち売却
・参入開始から4ヶ月でYouTubeだけでメシ食えるようになった
・ショート動画で登録者6.7万人、ジャンル内で登録者数日本一
・ジャンルトップのリストマーケYouTubeチャンネルの組織責任者
(2024.9.4現在)収益に関する情報は安全を考慮して取り下げました!気になる方は直接聞いてね!
YouTube始める前は、
・社内教育用の動画制作を受託する会社をおこして500本以上ディレクションしたり
・ココナラでAIライティングサービス作って内部SEO日本一にしたりしてました
うまいこと組織の中で立ち回って調整役になったり、いろんな仕事を仕組み化するのが得意です。
(2024.9.4追記)
ありがたいことに200名ほどの方から反応をいただきました!
note経由で連絡をいただいた方もいらっしゃり、僕自身も学びをたくさんいただけてとても嬉しかったです。
noteを書いた目的を達成したので、「この方法で〇〇円を稼げたよ!」訴求をnoteから省きました。(引きは強いけど反感を買いやすくてあまり好きじゃないので…)
中身自体はそのまま読めるように残しています!
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最近のYouTubeとディレクター採用
ちょっと話が横道に逸れますが、ディレクターの採用ムズすぎない???と思いませんか?
僕は2023年からしかYouTube界隈のことを知りませんが、古の時代を知る先輩方に話を聞くと、
・20チャンネル運営!
・ディレクター15人!
・爆益!
みたいな時代もあったそうです。2020年くらいの話です。
いわゆるバブルと呼ばれる時代で、市場にはディレクターの素質に溢れた若者たちがあふれ、チャンネルを作れば簡単に儲かるという、それはそれは桃源郷のような時代だったそうです。いいなー。
それに対して今はどうでしょうか?
優秀なディレクターは「XXさんの統括Dやってます!ゾス!」みたいな感じになっており、良いディレクターを採用できなくなってきています。
さらにはチャンネルを当てる難易度も上がってるし、アドセンスの単価も下がってきている。おや、斜陽産業では????と一見思いますよね。
もはやチャンネルいっぱい作ってディレクター入れまくって勝つ世界ではなくなっているなと感じます。一方で、クソおもろい動画をバコバコ作って視聴者を満足させられるなら、まだアドセンス市場は旨味があるなと思います。
つまり、今までのような「ディレクターめっちゃ囲って組織化する」体制がワークしづらい状態になってきているのではないでしょうか?
シンプルに儲からないので利益配分で揉めるわけです。
そもそも「YouTube当てる」能力と「ディレクターにうまいこと働いてもらう」能力は全くの別物です。
1人のスモールビジネスオーナーとしてYouTubeを当ててメシを食っていかねばならないのに、違う筋肉を使いながらディレクターにメシを食わしていくのは至難の業です。大事な脳みそはYouTubeの収益アップに直結するところに全投資したいものです。
しかも良いチャンネルは星の数ほどあるオンラインサロンで速攻シェアされパクられる始末。もはやフロンティアなどないのではないか…。そんな魑魅魍魎の世界では、クソおもろい動画を作ることが唯一にして最大の参入障壁になるのではないでしょうか。
そのため僕はYouTubeをはじめるときに、クソおもろい動画を作れるジャンルに張り、ディレクターなしで運用して、月100万稼げて利益が8割残るチャンネルを3つだけ保有するという作戦にしました。
これから説明する運用方法で20チャンネル運用することも理論上可能ですが、いま話したように、現在のYouTubeランドで20チャンネル運用は悪手じゃね?と思うので、その点は先におことわりします。
ディレクターなしで運用する方法
だらだらと前置き話しててすみません。そろそろ書きます。
結論、「企画とサムネの良し悪しだけチェックして、あとの作業を全外注する」という方法がうまくいっています。企画出しも1本X円という単価制でやっていて、台本とか編集のチェックも外注しています。
一般的な業務フローと比べるとこんな感じの差があります。
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これはあくまでも僕のチャンネルの場合の話なので、自分で責任持って見るべき部分はチャンネルによって異なると思います。
センターピンは何?
ただ、ここから説明をしていくにあたって大事なのは「何がセンターピンなのか?」という点です。
僕のチャンネルの場合は「サムネイルのクリック率」と「平均再生率」でした。この2つが良いスコアであればわりと良い再生数がとれます。
この辺は長尺とショートで違うと思いますし、属人と非属人でも違いますし、YouTube以外のSNSでも同じことが言えます。
というわけで、センターピンとなる2つの数値から逆算して以下のように運用体制を決めました。
「サムネイルのクリック率」について
この図で言うところの企画づくり、サムネイル作りに影響する部分ですね。
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要は、単なる外注で引きのある企画とサムネ作れんの?という話です。
これ、作れるんです。
サムネイルづくり、もとい企画作り、は最も自由度の高い作業だと思われています。YouTubeの広い海から無数の動画を漁って唯一無二の企画を作り上げるのは、非常に知的で高等テクニックが必要なのではないか、、、、
僕はそんなわけないと思います。
全ての知能労働にはフレームワークが存在します。巷にあふれるロジカルシンキングに「演繹・帰納法」だとか「PREP法」みたいなルールブックがあるように、企画作りにもルールブックを作ってしまえばよいのです。
ざっくり言うと企画・サムネ作りは
1) 他の人が作った良さげな企画を持ってくる
2) 伸びた要素を見極めて自分なりにアレンジする
3) その企画をサムネに落とし込む
という作業で成り立っています。
ここをうまくワークさせるために
1)にて確認すべきチャンネルを限定する
2)にて見極める方法、アレンジする方法をマニュアルに落とし込む
3)にてサムネイルをフォーマット化してだれでも編集できるようにしています。
ここまで仕組みを設計すれば、100%の企画は無理だと来ても、70%の企画は安定して作れます。
逆に、70%を100%にするのは無限のリサーチと知識量がないと無理です。
そこをオーナーである僕自身が請け負っています。
正直70%を100%にするために必要な要素はありすぎて自分でもあまり言語化できません。ほぼ直感です。ただ、直感で当てられているのでこの仕組みがハマっているのもありますし、直感ってデカすぎる参入障壁になりますしね。
そのため僕の業務は、上がってくる企画とサムネに対して「いいね!」か「うーん微妙だね(+フィードバック)」と言うだけです。
1回につき5秒で終わります。毎日投稿してるので5秒×30日=2分半が1ヶ月あたりの実働時間です。(と書いてるけど常にYouTube見てリサーチしたり考えてるから正確には違います!ラクして稼げるものはこの世にはありません!)
あとは企画&サムネイル担当をみんな同じ部屋に集めて提出してもらい、フィードバックをしています。こうすることで他の人のフィードバックを自分なりの企画に反映させてほしいという意図があります。
また週1回、自チャンネルと競合チャンネルを見ながら、最近の当たる企画の傾向とか、作るべき企画の方向性などをべらべら喋ったアーカイブ動画をシェアしています。
あと、こういう形の仕事に適している人と適していない人がいます。基本的に、クラウドワークスでサムネ作れるデザイナーにこのフォーマットを渡しても、あんまりうまくワークしません。どちらかというとサムネ作りより企画作りの方が重要なためです。
僕の場合は、大企業に勤めていて地頭が良いけど、そこまで時間取れないからチャンネル運営は手が出ない。でもYouTubeの伸ばし方を知りたい、みたいな方に満足してもらえている傾向があります。
ポジションに対して人をはめ込むのではなく、適切な人を見つけてきてポジションを与えるほうが良いなという学びでした。
「平均再生率」について
さて、続いて「平均再生率」についての話です。
僕のチャンネルの場合は台本の良し悪しがここに直結するので、今回は台本に絞って話を進めますね。
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基本的に再生率のグラフはこんな感じの形になると思いますが、再生率が悪いとこの曲線が変な形になってしまいます。
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大きく分けると、
1) 冒頭で離脱されてないか(=最初の曲線の落差が大きくなっていないか)
2) 最後まで見てくれるか(=曲線の途中でガタッと落ちてないか)
という2つの観点があります。
1)について意識すべきポイントは、多くても3〜4個くらいしかないと思います。
・サムネで書かれた問いに対してちゃんと端的に答えが書かれているか
・具体的なワードを入れているか
・ネガティブな訴求を入れているか等々…
ポイントを限定してあげれば、冒頭のチェックは誰でもできます。僕は「アシスタント」という役職を設けてこの点のチェックを任せています。
こうすれば冒頭の60字くらいだけをチェックすればいいので、ジャンルに対する専門知識も基本的には不要です。他の部分はチェックしないの!?という疑問には次で答えます。
2)について、「ストーリー作りの方法を事前に教育する」という方法を取り入れることで、誰が作っても良い台本になるようにしています。
ここで話は少し逸れますが、この前ディレクターをしているとある方から「いま全部自分で台本書いてるのですが、台本の外注難しいんですよね…」という相談を受けました。理由を聞くと、自分くらい情報密度が高く詳細に台本を書ける外注さんが見つからないからとのことです。
この悩み、クリエイター気質の高いディレクターに多いと思います。しかし本当に視聴者は「情報密度が高くて詳細」な台本を求めているでしょうか?僕は違うと思います。
これは、昔学校で受けた授業を思い出すと共感してもらえる方も多いと思います。
学校の先生には「おもろい授業をしてくれる」先生と「つまらなくてすぐ眠くなる授業をする」先生がいたと思います。この差はなんでしょうか?
僕はストーリーの差だと思います。人は知りたくもない情報を見続けてくれるほど暇ではありません。逆に「ストーリー」という順序に沿って話すから面白がって聞いてくれるのです。だから授業における「脱線」は必要だし、そういう要素こそ記憶に残りやすいのだと思います。
話を戻すと、再生率を維持する良い台本にはストーリーが必要です。そしてストーリーには型があります。
世の中にはありがたいことにストーリーの型をうまいこと言語化して本にまとめてくれている人もいます。僕はこの本がお気に入りなので、うちのチームではこの人が教えてくれた型を共通言語にしています。
この型を覚えれば、台本を書いていてストーリー作りを大外しすることはありません。そのため台本を書いてくれる外注さんには「ストーリーの型を守れているか?」という点で最初の数本は僕自身が添削します。
逆に、このストーリーラインに載せておけば、それ以外の細かい情報の誤りは無視して良いものだと思っています。
そのため、台本ライターさんがストーリーの作り方を理解してきたら、先述した冒頭以外はチェックをしていません。たまに大きなミスをしてコメント欄で指摘されることもありますが、その度にライターさんにフィードバックして2回以上同じミスをしないよう伝えています。
性善説的な運用ですが、これで今のところはうまくワークしています。
ちなみに、よりストーリーラインの質を安定させるために、タイトルを入れたらストーリーの型に沿って構成を出してくれるAIのプロンプトも持っています。台本ライターの方々にヒアリングすると、構成作りに時間の半分くらい取られているという方が多いため、AIによって時短できるポイントだと思います。
ディレクターの価値とは
ここまでの話をまとめると、サムネのチェック以外は全て外注さんたちに任せているということになります。もちろん、編集後のチェックや動画投稿もアシスタントさんにお任せしています。
あと諸々のスケジューラー機能はスプレッドシートをフル活用して自動的に各メンバーに共有されるようにしています。
スキル面だけを見ると「ディレクター」じゃないとできないことはほぼ無いのでは?と思います。
もちろんディレクターがいたほうが良いケースもあり、一概に否定するわけではありません。一気に展開かけるときとか必要だし、長期的に見たら優秀な人間と組むのは大事なことです。ただ、「ディレクター採用しないと物理的に回らない」フェーズに自分がいるのかどうか、自問自答が必要な人はいるはずです。
逆にディレクター目線になると、ディレクターじゃないとできない「何か」を価値として発揮できないと徐々にジリ貧になりオーナーと共倒れになる人が増えそうだなと思います。
ちなみに以前この話をチロルの猛者コミュで話したときに、猛者の方々から「俺もそう思う!」的な反応もらったので、あながち間違ってはないと思います。たぶん。
普段から考えている・意識していること
ここまでどういう仕組みで運営しているかをお伝えしてきましたが、もちろん形だけ真似してもうまくいかない人もいるかと思います。そこで、この運営方法を編み出した根底として、どういうことを意識しているか書きます。
まず全部自分でやってみて、人に任せるのは自分ができたことだけ
「自分ができないことを人に任せよう!」論もありますが、非属人YouTubeの場合は僕はそう思いません。
運営のワークフローの中で自分にできないことがあるというのは大きなリスクです。再生数が伸びないときに、なぜ伸びないかを自分で考えることができないからです。
それでも自分は〇〇のスキルがないから…と言う方もいますが、現代社会はとても便利でカネさえ払えば何でも学べますし、Googleという無料情報収集畑も使い放題です。
こうして全部自分で運用できるようにしてから、徐々にマニュアル化して外注していけば良いです。「非属人」という名前に踊らされて最初から外注しないほうがいいと思います。
自分の属人性で小さな市場をガッツリ制圧してから、制圧する方法をマニュアルに落とし込んで人を巻き込んでいくとうまく回りやすくなりますし、リスクをコントロールしやすくなります。
とはいえ自分の価値観を狭めちゃだめだと思い、最近ディレクターポジションを作り、2ヶ月だけディレクションをやってもらったのですが、やはり上述のリスクをビビるほど感じました。先方の都合でその方はディレクターからは離れてしまったのですが、改めてディレクターの価値について考え直すきっかけにもなりました。
そもそもガッツリ教育が必要な外注さんを入れない
質の良い動画を作るためには、外注さんへの教育が必要です。(個人的には教育っていう言い方そんな好きじゃないのですが、ここは便宜上教育と呼びます)
ただ、できることなら教育が少なくて良い外注さんに協力してもらったほうがラクです。
教育が少なくて良いかどうがの判断ラインは「人間として当たり前のことができるか」という点で判断しています。
・ランサーズでのやり取りが適当ではないか
・マニュアルで書かれていることを守れるか
・提出期限を守れるか
これらを守れているかどうかを初回のアウトプットまでの一連の流れを見てチェックします。
意外と最初の提出物のクオリティが高いかどうかはその後のパフォーマンスと相関しないなというのが僕の考えです。むしろ、きちんと人間として当たり前のことができていれば、その後のフィードバックをきちんと取り入れて改善してくれる傾向にあります。
クオリティは7割でOK!戦いながら経験値を上げる
基本的に制作をすべて外注しているので、もちろん僕1人で作っているときと比べてクオリティは落ちます。ディレクターさんをガッツリ入れて教育したほうがクオリティも上がると思っています。
しかし、クオリティは7割でOKだと割り切っています。クリエイターあるあるで、最高品質にこだわらないと出せないという人も結構いると思うのですが、実はそんな必要はありません。
むしろ数をガンガンこなして外部からの評価を得るうちに「ここまではサボってもいいな」「ここは全力で最高クオリティ出さねば」と線引がわかるようになってきます。
マーク・ザッカーバーグも「done is better than perfect」と言っているのであながち間違ってないんだろうなと思います。
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事業の生殺与奪の権を人に握らせない
僕は昔ベンチャー企業をつくったことがあるのですが、そのときに創業メンバー3名で立ち上げました。
仲間がいると心強いですが、責任がどこなのか明確になりづらいというデメリットもあります。結果的に創業してからしばらくしてエグい組織崩壊を起こしてしまいました。それが当時はデカすぎる挫折として心に残っていて、組織づくりに関しては非常に慎重に考えるようになりました。
結局事業が成長するかどうかは運営する人間の熱量による部分が大きいと思います。特にYouTubeの場合は、成長の肝となる企画作りが圧倒的に重要です。オーナーがやってくれるから…ディレクターに任せたから…誰かと一緒にやるということは、そういう言い訳が見つかりやすいんです。
圧倒的当事者意識、マジ大事です。
最も重要な部分、つまり生殺与奪の権は人に握らせず、しっかり自分でグリップすべきという価値観がこの運営体制に反映されているのかなと思います。
なぜこのnoteを書いたか
ここまでで話の本筋は伝えられましたが、せっかくなのでなぜ僕が今回こんなnoteを書いたのか、少しだけ思いを聞いてください。
ディレクターなしでここまでYouTubeチャンネルを複数運営してきて順風満帆だったはずが、なぜか虚無ったんです。だいたい今年の1~2月くらいからずっとやる気が湧かないままでした。ほとんどやることがなく暇しているのに収益は上がり続けるという超最高な環境なはずなのに、だんだんつまらないなと感じるようになっていました。
なんとなく孤独感があり、このまま事業規模だけ大きくなっても面白くないだろうなという感覚がありました。お金についても正直あまり物欲がなく、何も持っていない頃のギラついた感覚が失われていくような気がして、心のどこかに焦りがありました。
実は最近この虚無から脱しつつあるのですが、そのきっかけは実は母の日でした。毎年カーネーションをプレゼントして終わりくらいなのですが、今年はふと思い立ってドラム式洗濯機を買ってプレゼントしました。
いつも洗濯物を干すのが億劫だったようで、乾燥機能もついているドラム式洗濯機が導入され、とても喜んでくれました。
このときに「おや、人のために何かするの大事かもしれんな」と気づきました。
そこから一緒に作業してくれている外注さんを連れて一緒にメシに行ったり作業会をしたりするうちに、自分のモチベの色が変わってきました。
もともとは自分自身のために事業を作って金を稼ぐことにモチベを感じていました。だからディレクターを入れない選択を取っていたのかもしれません。それが少し変化し、自分の周りにいる人たちのために努力しようというモチベに変わってきました。
そう考えると今の自分の水準ではまだまだ周りのみんなが満足するレベルには達していないなと思えるようになり、頑張ろうという前向きな気持ちが戻ってきました。
自分と同じような志を持つ方の力になれたら良いなと思い、今回はこういったnoteを書いてみました。少しでも参考になれたら嬉しいです。
最後にお願い
これで終わりますと言いたいところですが、せっかくガッツリ記事書いたので2つだけお願いを聞いてください!!
1)「note書いたよ」というXの投稿をリポストしてください!
たった2秒で終わります、心優しい方ぜひお願いします。
【YouTube複数運営したい方必見!】
— narumi (@informa000) September 4, 2024
・ディレクターなし
・稼働ほぼ0
で動かす仕組みを公開します
無料で全部読めます!
リポスト・いいね・コメント待ってます👍https://t.co/WQ0EW9ePbD
※ここから先は2025年1月に加筆修正した内容です。
2)一緒にYouTubeを伸ばしていく仲間に出会いたい
ここまでの僕のnoteを読んでいただいた方は多かれ少なかれ「YouTubeの組織化が得意そうなやつだな」と感じていただけたと思います。
僕は今まで「ゆっくり解説」的な属人性のないチャンネルを伸ばすことに力を注いできましたが、ビジネスとしてYouTubeで成功をおさめている直近数年のプレーヤーは、みんな顔出しをしてファンを集めて成功しているんです。「ヒカル」とかその典型例ですよね。
なので僕も属人的にファンを集められるYouTubeにチャレンジすることにしました。ただ普通に戦っても勝てません。なるべくライバルが少ない道を選んで効率的に勝ちたいと考えていました。
そこで選んだのが「属人YouTubeで伸びている」×「組織化が課題」というチームに入ることです。自分で立ち上げないの?と思うかもしれませんが自分がトップであるかどうかはめちゃくちゃ短期視点であまり意味はありません。長期で伸びていける環境を選ぶことが何よりも大事です。
とはいえすでに剛腕すぎるドンキーコングが月4500万、つまり年4億をたった1人で作り上げているチームです。こわい。YouTubeに興味のある全人間が読むべきYouTube攻略note出してるのでよければぜひ。
現在はまなと(ドンキーコング)が0→1で立ち上げた複数のYouTubeを、僕が1→10で全部伸ばしていくというパワープレーをしています。すでに他社では見たことのない数字が出てきていて、今ジョインすると一番おいしい時期です。
部活の強豪校みたいなヒリヒリしつつも面白い空気感でやっているので、興味がある方は「まずは話だけ聞いてみたい」でも全然OKなので、気になる方はこちらからどうぞ。
繋がりたい方
・非属人YouTube登録者3万人(長尺) or 10万人(ショート)以上の運営者
・属人YouTube登録者1万人以上のコンテンツホルダーの方
・担当メディアの登録者1万人以上のSNSプロモーター
・年間経常利益3倍以上and売却額5000万円以上で売却経験ある方
・YouTube関係なく登録者10万人超のSNS運営者
・年商5000万円以上の20代起業家
・大手企業に勤務経験のある20代の方
・旧帝早慶以上卒でYouTubeがんばりたい20代の方
・何かで日本一になったことがある方
ここまで読んでもらえて嬉しいです、ありがとうございました!記事の感想待ってます!(ディスは傷つくからやめてください!)
また今後も楽しくYouTubeやってきます!