5/17雑記 〜engy、空を飛ぶ〜
予約しておいたsora tob sakanaの「alight ep」を迎えに行った。
そのついでに何かひとつでも刺激を持って帰ろうと、ceroの新譜を試聴した。
初回版にはライブ映像かインスト音源が付属する2タイプがあって、「それはどっちも欲しなるやつやん」と思った。
私は、そこでお金を落とす客ではなかったので、「魚の骨 鳥の羽根」を、良い曲だなぁ、と思いながら素知らぬ顔で聴いていた。
試聴中の視線を所在なげにさ迷わせていると、シンプルなアナログジャケットが目に入った。
「耳の速いバイヤーが」「限定生産なのでお早めに!」などの言葉が並んでいた。(「チルなブラックミュージック」「カウンターになるアッパーな」云々とあった気がするけれどよくわからない)
限定に弱い日本人なので、さっそく試聴を切り替えて聴いてみると、シンプルに声が良いな、と思った。
決して速くはない、むしろすごくタメる、けれどノれて気持ちが良いので、たぶんチルでアッパーなのだろう。浮わついたところのないリズムに信頼感がある。
ということで、そのアナログ7inchを持ち帰ることにした。
the engyの「Say it」。
DLコードがついているので安心だったけれど、どちらにせよ、すみぺのレコード発売記念イベントに参戦した勢いで買ったプレーヤーが我が家には鎮座していたので、特に問題はなかった。
針を落とす、ひっくり返す、の動きがあるだけで、無限に聴けてしまう魔力があるのはなんでだろう。
ともあれ、良い買い物だったと思う。
オサカナちゃんの「alight ep」は中央で線対象になりそうなミニアルバムらしい構成で、M-1とM-6でしっかりかき回しつつ、ところどころで青春の煌めきと、見え隠れする不穏さを行ったり来たりしていた。
そういや、「Lightpool」は生で聴いたのだったな。