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イギリス配偶者ビザ申請
このページは、個人でUK Spouse Visaを申請した際の情報を記録したものです。当記事では、できる限り正確な情報を記載するよう努めておりますが、正確性・安全性を保証するものではありません。当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任は負いませんこと、ご了承ください。また、以下情報はこのページを作成している時点(2023年3月)のものです。Visa申請の際は、GOV.UKサイトのUK Spouse Visa情報をご確認ください。
Visa申請するにあたって
UK Spouse Visa申請での悩みと言えば、GOV.UK上で必要書類、申請手順の詳細な記載がないため、「これで良いのかな?」と不安になりながら手探り状態で進めていかなければならないことでした。
例えば、「オンラインで参考資料をアップロードすること」については、実際にオンラインで申請をして、Visa費用・IHS料金を払った上で表示された画面に行くまで、どのような画面でアップロードするのか分からず、書類集めの計画を立てるのが難しく感じました。
また、必要書類について「Proof of relationship to your partner - for example, marriage or civil partnership certificates」と記載されており、他にも関係性の参考に必要な資料があるものの、GOV.UK上では明記されていなかったため、これまで申請された方々の記録を参考にさせてもらいながら進めていました。
UK Spouse Visa申請で実施したことと所要日数
書類収集・作成(1カ月)
書類の翻訳(2週間)
オンライン申請(夫と画面共有して約5時間で完了)
ビザ申請料・IHS料金支払い(3.オンライン申請に含む)
VFSで予約を取る(5と6は逆でも可能)
オンラインで参考資料のアップロード(VFSでのスキャンサービスを希望の場合は追加料金で対応可)(約2時間)
VFSに持参する資料を確認し、プリントアウトする。
VFSでの指紋と写真の撮影(約20分)
結果を受け取る。(30営業日で受領)
詳細
書類準備時
スケジュールを確認しながら、それぞれの項目で必要な資料を収集する。資料をアップロードする際のオンラインページで表示されている順番は以下の通り。
Accomodation
Educational Evidence
Financial Evidence
Additional Documents / Others
Appendix 2
Consent Letters and Proof of Relationship
Employment Evidence
Sponsor Evidence
Tuberculosis(TB) Certificate
Accomodationについては、夫に取り寄せを依頼。Land RegistryやCouncil Taxの書類と、何部屋あるのか2人で住むには問題ないことをレターで記載。
Educational Evidenceについては、IELTS Life Skillsを受験。UK Spouse Visaを申請することになったら、早目に合格しておくと安心。
Financial Evidenceについては、申請日から28日前より古いものはいけないルールのため、銀行の取引明細書等を取り寄せる日は申請日を考慮して実施。
今回私が利用した銀行は、残高証明書は英語表記対応可だが、取引明細書は日本語のみだったため、翻訳会社に依頼を実施した。
取引明細書依頼書を郵送して取引明細書が自宅に届くまでに4営業日(土日を挟んでいたため6日)、PDF化して翻訳会社に取引明細書の翻訳を依頼して翻訳を受け取るまでに要した日数は8日(翻訳で誤字があったため再依頼が必要だった)。計14日かかり、28日ルールを守るためには残り14日間でオンライン申請を完了&Visa申請料とIHS料金を支払わなければならなかった。
Declarationについては、どのくらいの期間でどのくらいの金額をどのように貯めたのか詳細をまとめて記載。
Additional Documents / Othersには、Cover Letter、申請料・IHSの支払いConfirmationメール等の申請関連の書類、申請者のパスポートのスタンプページ等をアップロードした。
Appendix2というドキュメントは質問票のようなものなのだが、FacebookのUK Spouse Visaグループで不要と言っている方が多かったことと、ドキュメントの内容を確認したところ、既にオンライン申請で入力した内容と、その他補足資料で説明している内容と同じ内容だったため、アップロードしなかった。(しかし、弁護士によっては添付を勧めている方もいるようだ。)
Consent Letters and Proof of Relationshipには、以下をアップロードした。
「婚姻受理証明書(翻訳付き)」
「二人の関係を時系列でまとめたドキュメント(2ページ)」
「写真集(約20枚の写真とそれぞれの写真の説明)」
「チャットのスクショを集めたもの」
「イギリスで共同名義で契約していた賃貸契約書」
「イギリスの共同口座の取引明細書」
「日本の住民票(翻訳付き)同世帯であったこと証明のため」
それぞれの資料をなぜ提出するのか、また、それぞれの資料は断片的な情報になるので、資料のつながりを補足するためにCover Letter、Sponser Letterなどで説明した。
Employment Evidenceについては、今回の申請は貯金ルートで行ったため、空欄のままにした。Sponserの収入ルートで申請する場合は、雇用証明書や雇用者からのレター、毎月のPayslip等が必要なようだ。
Sponser Evidenceには、Sponserである夫のパスポートとSponser Letterをアップロードした。
Tuberculosis(TB) Certificateは日本は非該当のため、アップロードなし。
オンライン申請時、過去10年間の海外渡航情報(国・期間)や取得ビザの入力が必要になるため、パスポートや航空会社からのメールなどを用意しておくとスムーズである。また、一緒に住んだり会ったりした期間についても説明が必要なため、情報をまとめておくと良い。
Evidence資料は少なすぎず多すぎずを気をつけること。
何の資料を提出するべきかを、これまでの体験者の方々のブログや法律事務所のYouTubeを参考にしつつリストを作成した。
まずは重要そうな情報を全て書き出し、後から使う情報を厳選した。
私たちは付き合いを始めてVisa申請するまで10年の記録があったため、Relationship Evidenceのデータを減らすのが大変だった。最初に写真集やチャット・通話履歴、カードや手紙のやり取りのファイルを作成すると20ページほどになり、そこから厳選して、写真集とチャット歴で6ページに収めた。
オンラインで資料をアップロードする際
アップロードできるファイルはPDF等に限られているため、ファイルの保存方法を確認する。
ファイルの名前に特殊文字(ハイフンやアンダーバーなど)が含まれていると、エラーになりアップロードできないため、特殊文字を含まないで表示するよう統一する。
ファイルのサイズが5MB以下でアップロードするよう記載されているが、4MBを超えた場合もエラーになってアップロードできなかったことがあった。ファイルのサイズを調整しながら調整しながら行うことが大切。