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創業5年。ビジョンの解像度をめきめき上げて霞が晴れてきた話

目指す方向性はずっと変わらないのだけど、解像度は上がるよね、という話をします。


2019年 創業時

そもそも「ビジネスチャンスがあるから!」というよりも「こんな世界がみたいから」とビジョン先行型の起業。どんな言葉でど真ん中を表現するか、は起業前もっとも時間を割いたことかもしれない。


手書き感が絶妙に"これから感"ある。

コーチングをしながらたくさん自分と向き合って言語化した。このあと、「腹の底(はらのそこ)」が可愛くなりすぎると多数の指摘を受け、

お腹から感動する暮らしをつくる。

にビジョンをフィックスした。お腹が大切な基準だから、社名もそれでTUMMY(英語でお腹)にした。


2020年 どうやったら叶う?ビジョン探求の旅へ

お腹からの感動はもちろん「おいっしー!!」も含んでいるのだけど、食だけじゃなくて「素敵ーー!!!」「ときめくー!!」みたいな振れ幅の大きい感動も含んでいた。食どうこうというよりも、最初から「暮らし方、生き方」を探していた

2021年 1年の探求を経て解像度アップ

忘れもしない、大きな確信だったからその時の気持ちは記事に残していた。残っていてよかったと思いながら。
1年のメディアを通じた探求活動から、幸せそうと感じる畑のそばの人の共通点は「いのちへの解像度が高いこと」だと感じた。自分は本当に何がやりたいのか。自分のいのちに耳を澄ましてる。自然、生き物。人間以外のいのちを日々身近に感じている。そのことが、お腹からの感動ある幸せな暮らしに直結していると感じた。

このこともあってメディア「ハタケト」のタグラインを「いのちを愛する暮らし方」に変えた。

ここで解像度が一段上がった感覚があった。おかげでハタケトの新たな取り組みとして一緒にそんな生き方のシフトを目指す「ナエドコ」という生き方シフトプログラムをスタート。事業としてもステップアップした。

2022年 チーム化して解像度アップ

縁が紡がれてきた中で、もう一歩この世界観を広げていきたいと自社でプロダクトの販売事業を始めることにした。お腹から感動する暮らしをつくる「食」とは?その食べ方を提案するようなプロダクトを作りたかった。ただしプロダクトはどうしても一人ではできない。チームになっていく過程でそのコアを言語化する必要が出てきた。その過程で「愛食」という言葉が生まれた。タミーのビジョンも「お腹からいのちに感動する暮らしをつくる」と「いのち」という言葉が加わった。

さらに進んでいくとチームの規模が大きくなってきて、改めて私達がなんで集まっているのか、なぜ進むのかを示す必要が出てきた。それで生まれたのがこの愛本主義の図だ。

これがお腹から感動する暮らしの正体であり、いのちを愛する暮らし方の正体だ。なぜ私達が農に根ざすのか、なぜ愛食が必要なのか、なぜ自分らしさを大事にするのか、まず自分を大切にするの順番・・。大事なことがここに詰め込まれ散らかっていた文脈が繋がったのがこの愛本主義の図だ。

今愛本主義が真ん中にあって、みんなが集っている感覚がある。TUMMYで最終に掲げたビジョンよりも今愛本主義の言葉を伝えることが多い。でもそれは愛本主義にビジョンが変わった、ということではなくて解像度があがったということだと思っている。

2023年 もう1段先へ

今始まった愛食言語化プロジェクトは、この解像度を上げる流れのさらに先に待っていたもののように思う。同時に今組織としてもメンバーが増えてきた中でミッションステートメントも作る必要性を感じています。年内にもう1段、いや数段解像度をあげようと思ってます。

いや〜靄が晴れていくようで楽しいよ。この度はまだ続くよ!

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