仕事は懸命に、誰かが見ている
㉓職場では常に完璧を目指しているであろうか?人のことは言えないが、この元気ノートの文章も注意はしているが、誤字脱字があるかもしれない。ある新聞社では記者の書いた文章に対し、人を変えて4回、5回と目を通し、校正するそうである。新聞記事に誤字脱字があれば、新聞社の信用問題であり、仕事に対する姿勢が問われる。
私たちの設計の仕事も一見ミスがないように作図はするが、その図面によって物を作る訳だから、もし図面にミスがあれば、製作されたときにそのミスが発覚する。
図面に限らず、目に見えないところまで、丁寧に仕上げれば、手掛けた人を尊敬したくなる。ドラッカーは人には気付かない作品の裏の裏でも、もし神が居れば、「きっとその神は見ておられる」と言っている。そういえば「細部に神は宿る」という言葉もある。