新社長に期待すること
会長になってから2か月が経過した。世にいう「会長」とはどういう立場なのか正確には承知していないが、自分では細かいことは目をつむり、大所高所から経営が大きく逸れた時、社会に反する行為があった時のみ警告する立場だと思っている。
親子と言えでも人格が違うし、時代も違うので、まずは「思う通りやってみなさい。(ただし、今は会長がオーナーであるからポイント、ポイントでは報告すること)」と言っている。今のところ、社員のみなさんの面倒見も良いし、勉強もしているようなので、欲を出さず、このままがんばってほしいと思っている。
先日、新聞で企業には「パーパス」が重要視されていて、求職者はこのパーパスが明確である企業を選ぶという記事があった。「パーパス」とは企業の存在意義すなわち「何のために自社は社会に存在するか」という問いが明確である企業のことである、という視点である。
当社ではすでに気付いていると思うが、社是の後に(存在意義)という言葉が入っている。
「絵にかいた餅」にせず、ぜひ当社のパーパスである「心ある技術」を取引先および社会に提供し続けてほしい。
2022.6.1(初回記事)