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モデルでも被写体でもなく【表現者】という言葉
リアルポートレート名古屋
ポートレート撮影をする方なら
ご存じな方は多いはず
今回は在廊中に思ったことを
綴ろうかと☺︎
そもそもリアルポートレート名古屋とは
写真家、HASEOさん主催
年に1度開催される日本で1番大きなポートレートの展示
(通称リアポ)
ポートレートは、もっと自由になる。
この言葉の通り、プロ・アマチュア関係なく
カメラマンさんやモデルさんが自由に作品を出展する場
(今年のリアポ名古屋2023は10月25日〜10月29日まで開催)
去年初めてリアポの展示モデルに選んでいただき、ありがたいことに今年も別のカメラマンさんによって展示モデルとして作品を発表することに
在廊中はたくさんの方が見てくださり、作品解説をする中、作品のことだけでなくいろんなことを考えていた
私は【表現者】でありたい
リアポ2日目、作品のことを話してて思ったこと
今回のリアポ作品は【コンプレックス】をテーマにしたもの
(作品についての詳細はリアポ終了後に)
2021年12月から被写体を始めてもうすぐ2年
もともとは諸事情により顔出しNGで活動をしていました
未だにコンプレックスと戦い続ける中
初めから顔出しでやっていたら続いていなかったんじゃないかと・・・
約1年ぶりに被写体を始めた頃に撮っていただいたカメラマンさんに再会した
お話しする中で私のことを【表現者】と呼んでくれた
モデルとか被写体という言葉はピンとこなくて
InstagramやTwitter(X)で2年目が始まった最初の投稿でも使った【表現者】という言葉
自分にはこの言葉の方がしっくりきていた
これには自分が持つコンプレックスも理由の1つだと思う
ポートレートを撮る方達はその人の表情などをメインで撮る方が多く、顔出しNGの自分は撮りにくいだろうな、と思っていた
顔出しNGの自分にできることはポージングなのだろう、と
そしてやっていくうちに表現は私の得意分野なのだと思うように
【表現者】というものは顔出しNGだった頃の撮影があったからこそのものだと思っている
初めから顔出しで撮影をしていたら表現することを怠っていたかもしれない
そもそも自分に嫌気がさして撮影自体辞めていたかもしれない
そう考えたら撮影を続けることもそうだが、どの撮影が欠けても今の自分にはなっていなかったんだろう・・・
自分が展示するにもカメラマンさんに展示してもらうにしろ
在廊することによってその作品に対しての想いを伝えるだけでなく、いろんな気づきができるんだな、と
そんな風に思えた貴重なリアポ2日目でした
展示を考えてるけど一歩踏み出せない
そんなあなたへ
SNSでは表現できない魅せ方や
作品の想いを直接伝えられる素敵な場
この記事によって少しでも
展示の良さが伝わりますように。
Narumi