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modo16でおでん制作01(モデリング)

おでんの制作

modo16.1v6公開されたとういことで触りつつ簡単なモデルをつくってみようと思いますー
モデリングするものはおでん、三角のこんにゃくにたまご、ちくわ
シンプルな形状の組み合わせのものです。
制作を通して簡単にですがモデリング→質感→ライティング→レンダリングまで一通り紹介できたらと思います。

モデリング

こんにゃく


初期の画面では上部にあるタグが「modo」となっていたので「モデル」タグに変更して進めていきます。いくつか機能が隠れてモデリングをするためのシンプルな画面になるのかな?



さっそくこんにゃくをモデリングするためのツールを選択します。
左のメニューからモデル>作成>立方体をクリック。


作業画面をドラッグしてボックスを作成します。

位置はXYZそれぞれ0で中心に
セグメントはXYZそれぞれ1にします。
できたら確定します。

以前は「スペース」キーで確定していたのですが、15以降は「q」で確確定、スペースを押すとプロパティが開きます。・・・が全然慣れないので従来のキーに戻しました。


こんにゃくは上部とがった形状をしているので上部の頂点を中心に結合します。

上部メニューのエッジをクリックするかキーボードの「2」を押してエッジ選択モードにします。

かつては「スペース」で頂点→エッジ→ポリゴンと切り替えができてたのですがこちらも慣れないので従来のものにもどしました。


上部のエッジ2つを選択します。


左のメニューからモデル>エッジ>折り畳みをクリック。


折り畳みをすると図のように選択したエッジのそれぞれの頂点を平均値で融合することができます。


とがってる部分が少し高いのでエッジを選択して移動ですこし下げておきます。
移動ツール


ざっくりと形状ができたのでこれからエッジの面取りをしていきます。
まずはエッジを全選択「Shift」+「Alt」+「a」


左のメニューからモデル>エッジ>ベベルをクリック。


作業画面をドラッグ
そのままだと丸みが足りないので「丸めレベル」に3を入力します。


一通りこんにゃくの形状が完成しました。
こんにゃくをワールド座標の中心に配置いたしので左のメニューからモデル>編集>センタリングの全てをクリック。


こんにゃくがワールド座標の中心に移動しました。


一通りこんにゃくのモデリングが完成しましたのでアイテムリストの「Mesh」を「konnyaku」に変えておきます。



一旦保存しておきます。
「Ctrl」+「s」で保存しておきます。


たまご

こんにゃくにつづいてたまごのモデリングを進めていきます。
こんにゃくとは別のMeshでモデリングしていきたいので「n」を押して新しいMeshを用意します。


konnyakuメッシュはバックグラウンドになり黒いワイヤーフレームで表示されます。


アイテムリストのkonnyakuメッシュの目のアイコンをクリックしてこんにゃくのメッシュを隠しておきます。


実際にたまごをモデリングしていきます。
左のメニューからモデル>作成>球をクリック。
球体をつくる機能です。


作業画面をドラッグして球体を作成します。


Ctrlを押しながらドラッグすると真球をつくることができるので一旦真球をつくります。
位置はXYZそれぞれ0で中心に
サイドは24
セグメントは12
できたら確定します。



ここから一般的なたまごの形に変更していくのですが今回は簡単に調整していこうと思います。
まずは正面図から見て上部のポリゴンを選択します。


左のメニューからスケールツールを選択
ショートカットはrです


正面画面で選択しているポリゴンの少し下をクリックしてから緑のスケールハンドルを上にドラッグして変形させます。


パース画面を見ると少しポリゴンが角ついています。


モデル>編集>SDS細分割をクリックしてポリゴンを細かく変更します。


一通りたまごのモデリングが終わりました。
アイテムリストのメッシュ名をtamagoに変更しておきます。


ちくわ

つづいてちくわの制作を進めていきます。
nキーを押してアイテムリストに新しいメッシュを用意します。
またmamagoメッシュは目のマークをクリックして隠しておきます。


左のメニューからモデル>作成>円柱をクリック。
円柱をつくる機能です。


作業画面をドラッグして円柱を作成します。

位置はXYZそれぞれ0で中心に
サイドは24
セグメントは1
できたら確定します。


ちくわの穴をあけていきます。
円柱の左右のポリゴンを選択します。
テンキーの7を押してワイヤーフレーム表示にして確認してみます。


ベベルとブリッジを利用して穴をあけます。
まずは左のメニューからモデル>ポリゴン>ベベルをクリック。
Shift+bでもOKです。


緑ハンドルをドラッグして内側にベベルします。
ちょうどいいところで確定します。


左のメニューからモデル>ポリゴン>ブリッジをクリック。
そのあと作業画面をクリックすることで先ほど選択したポリゴン通しをつないで穴をあけることができます。


以上の選択したエッジの面取りをしていきます。
エッジ選択モードで一つのエッジをダブルクリックするとラインでつながるエッジをまとめて選択してくれます。
Shiftを押しながら選択していくと追加でエッジを選択することができるので、利用して上図のように選択します。


こんにゃくの面取りした時に使ったベベルを使います。
丸めレベルは1


表面の焼き目を表現するためにポリゴンを荒そうと思います。
そのためにまずはポリゴンを増やしたいです。
正面画面で横になってるエッジをドラッグ選択します。


モデル>編集>ループスライスをクリック
カウントは20
すると選択したエッジに対して交差するかたちでエッジが追加されます。


表面のポリゴンを選択します。


モデル>変形>スムーズを長押ししてジッターを選択します。


作業画面をドラッグしてちくわの表面を凸凹にします。


選択を解除してちくわ全体にたまごでも使ったSDS細分割をクリックしてポリゴンを細かく変更します。


以上でちくわのモデリング完了です。
アイテムリストの名前をchikuwaとつけておきます。


以上でおでんの具材3種のモデリングができました。

次回これらのオブジェクトに質感をつけていきます。

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