見出し画像

ラジオ

ラジオやポッドキャストは、私の生活に染み込んだものです。家事や散歩をしながら。ただぼーっとしているとき。気まぐれなタイミングで再生ボタンを押しています。

そしてここ数カ月、ラジオを聴くことが増えました。トーク番組ばかりですが、色々な人のラジオを聴く中で思ったことをつらつらと書きます。

▼どれだけ再生されなかろうとポッドキャストは続けています。

重さと軽さのバランス。

オードリーのオールナイトニッポンがとにかく好きです。13年目に突入した彼らのラジオは飽きがきません。

本当に13年目なの?という点については、前々回くらいにオードリー自身が番組内で話してました。定かではない情報なので、先にお詫びを申し上げておきましょう。

「よくそんなとこ見ていたな!」と思うような話を、若林がずっとしているのが基本。オチの想像がつかないことも多く、つい聞き入ってしまいます。

彼らはお笑い芸人として有名ではあります。ただ、そこに甘えたコンテンツではないな、と一般人ながら思います。

日常生活でなんとなくこころに引っかかること。彼ら自身がお笑い芸人として芽を出す前のエピソード。誰でもやってしまいがちな小さなミス。

そんなことを話のネタにしてくれるので、どこか親近感を感じられます。明言こそしていませんが、なんだか安心させてくれる。明言してないからこそ、押しつけがましくもない。

重さと軽さのバランスが絶妙なんです。そういう意味でいえば、星野源や佐久間宜行のラジオも同様だと思っています。

「一般人」のはずだけど。

オールナイトニッポン以外で好きな番組が「チャポンと行こう!」。

北欧雑貨を中心に取り扱うECサイト「北欧、暮らしの道具店」の店長と編集部員がパーソナリティーを務める番組です。Spotifyなど様々なプラットフォームで楽しめます。

ECサイトの店長と、編集部員の中でも中心人物の二人なので線引きが難しいですが、一般人といえば一般人。少なくともオールナイトニッポンとは違う世界線です。

番組では、リスナーからのお手紙を3通ほど紹介した後、メインテーマについて、これまたお手紙をもとにトークします。

二人ともママさんなので家事トークが多め。その他、お店にかかわること、進路や生き方、お洋服のこと、と話のテーマが幅広いことが特徴の一つ。

どう生きてきたか。

それぞれのラジオを聴きながら思うのは、重要なのは知名度じゃないんだなということ。

知名度があっても、普段何も考えずにいたら出てこないことばって、きっとあります。アンテナを張っている人にしか拾えない発見が、日常に転がっています。

それをうまく表現できるかについては訓練が必要です。とはいえ、そこのインプットなしで愛されるラジオは生まれないんだろう。そんな気がします。

ちょっとした想像力と、好奇心と、勇気をもち合わせた人間に、私はなりたい。

ラジオの話をするはずが、よく分からないところに着地してしまいました、とさ。

20211013 Written by NARUKURU

いいなと思ったら応援しよう!