器用貧乏、「なんでもできるんですね」と言われてダメージを受ける
こんにちは。成邦です。
また「いろいろやってるんですね」「なんでもできるんですね」と言われ、鬱モードに叩き落とされてしまいました。
来ました。器用貧乏へ出がちな感想ランキング一位!! ※自分調べ
なにかすごいと思える点が一つでもあれば、こう曖昧なことは言われないでしょう。器用貧乏が貧乏たる所以よ。
もちろんこのときは、褒め言葉として言ってくださっていたことは承知しております。突出した専門性がないことへのコンプレックスが勝手に爆発してしまってるだけです。すみません。
器用貧乏な自分が嫌いです。
(日本語としてあるからこの言葉も使うけど、器用だとか思ったことは一度もない。その点でもこの言葉が嫌い。)
以前「マルチポテンシャライト」という書籍を読み器用貧乏の生き方が肯定できそうになりましたが、残念ながらそう簡単にコンプレックスはなくなりません。
正直、会社員としては重宝されます。便利屋さんなので。得意分野がはっきりしてる人が「すみません、私その分野できないんです。」と断った分を巻き取れます。得意分野がある人はその経験が溜まってくし、何でもやる人はまんべんなくの経験が溜まっていく。組織に貢献はしているが、自分のためになってるかというとどうでしょうか。
これは自分だけが損な役回りだと言いたいわけではなく、「もしかして同じようなタイプかな……。」と勝手に思う人をちょくちょく見かけます。
こういうタイプはディレクション側を目指してる人には経験としていいのかもしれないけれど、本当は極めたい分野があったり、ある領域で認められるように仕事がしたいと思っているうちはそのギャップに苦しみ続けそう。苦しい。
ただ、同じ「何でもできる」人でもマルチクリエイターとか、オールマイティと称される人種がいるらしいですね。
この違いは自分で肩書きを名乗れるというメンタルの強さなんでしょうか? それとも、実力において完全に器用貧乏の上位互換なんでしょうか?
……どちらもな気がする。自分にはどちらもない。
それぞれのスキルで一定以上のクオリティが出せることが必要? 一定以上ってどこ? それとも「全部自分でやった」が一箇所に集約されていることが大事?
コツコツと努力ができると言ってもらえることもありますが、それでも修練不足なのでしょうか。実を結んだことが思いつきません。なにかが間違っているのでしょう。
マルチクリエイターへの進化の仕方が知りたいです。切実に。。