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知らない自分に出会うことに心を開く

Ayaさん、こんばんは。
前回のお手紙では、春に向けてワクワクすることをシェアしていただき、ありがとうございました。Ayaさんにとって、春は一番お好きな季節なのですね!文章を読みながら、こちらもほんわかした気持ちになりました。

そして、前回のお手紙でAyaさんの書かれていた「レンズにやさしい色を足していく」というフレーズが、とても印象的でした。素敵な言葉だったので、今も反芻をし、その余韻を味わっています。

(前回いただいたお手紙はこちら)

知らない自分に出会うことに心を開く 

2月から新しいお仕事を始められて、Ayaさんの生活にも変化が起きているようですね。お手紙から、新たな生活の中でAyaさんがいろんな気付きに真剣に向き合われていることが伝わってきました。なかでも、下記の部分が私にとっては新鮮で、良い刺激を与えてくれました。

怖々周りの方にフィードバックを聴くと、意外とちゃんと新しいチームの一員になれていたのかな、とホッとして、やっと緩急つけられるようになってきたこの頃です。

この部分を読んで、“そうか、不安になったら周りにフィードバックを聴いてみればいいのか!”と。実はこの点、私自身の中でも最近、考え方が変化していたことでもありました。

社会人になってからの自分を振り返ると、「どうありたい」が強すぎて、他者から見える自分に興味を持つことができていませんでした。だから、他人から見た自分がどんな風に見えているか、あまり聞いたことがありませんでした。

深堀りをすると、それは”怖さ”の裏返しだったのかもしれません。「こうありたい」と思う自分と外から見える自分の差を見ることや、聞くことにより自分が揺ぐかもしれないことへの怖さ。

ただ、今改めて自分を見つめ直してみると、その怖さは消え、無理に纏うものも背負うものも、こう見せたいというものも、なくなっていることに気付きました。そうしたら、客観的に見えている自分に会いたくなりました。自分で見えることは限られているからこそ。

こんな経緯があり、今は前向きに、周りにフィードバックを尋ねてみたくなっています。私もいよいよ、来月から新しい環境での仕事が始まります。その前にAyaさんの変化のお話を聞くことができ、有難かったです。ありがとうございます。

自分の声を聴く時間を予約する

さて、質問いただいたひとりの時間や自分の声を聴く時間について。

narukkkoさんはひとりの時間をどう作っていますか?…一人で過ごす時間、大切な人と過ごす時間、そのバランスをどう捉えていらっしゃるか、ぜひnarukkkoさんに聴いてみたいなと思っています。

結論からお伝えすると、私はひとりの時間を取りすぎているパターンかもしれません(笑) 度重なる引っ越しで親しい友人と物理的に距離が離れてしまったことで、ひとりの時間が特に増えた気がします。そこに寂しさもあるのですが、土地を転々としてきたこともあり、今はこの状態に心地よさも感じるようになりました。

ただ、ひとり時間が増えたものの、私の場合は【ひとりの時間が増える】=【自分の声を聴く時間を持つ】にはならなかったので、最近は自分の声を聴く時間を意識的に設けるようになりました。

例えば、毎週金曜日に1週間を振り返る時間を持つことや、月初めの1週間(あるいは新月まで)は特に自分と向き合う時間にすることを、ゆるやかなマイルールにしています。

こうして、自分の声を聴く時間をスケジュール上に予約し、視覚化し、習慣化すると、自分の行動と心情に不一致を感じることが少なくなり、心地よく過ごせるようになりました。

その後、自分の声を聴く時間をもつためにAyaさんが取り組まれたことはありましたか?ありましたら、私もぜひお聞きしたいです。

それでは。Ayaさんの大好きな春という季節、日々うつろいながらも、今ここにある美しさを存分に楽しんできましょうね🌸 

今日の飲み物:ホットコーヒー
今日のBGM:「ただいま、おかえり/羊毛とおはな」