インディーズアーティストが全く聴かれない本質を暴露!!
こんにちは、黄島成(きじま なる)です。
革命家として活動しています。また、HIPHOPの分野で楽曲制作を自ら手掛けているインディーズアーティストでもあります。
今回は、インディーズアーティストが全く聴かれない本質についてです。多くのインディーズアーティストが、楽曲をリリースしてもなかなか聴かれないという現実に直面しています。その理由は何だと思いますか?これからインディーズアーティストがリスナーにアピールするために克服すべき課題について、具体的な例や詳細な分析を交えて私の視点から解説します。
1. 楽曲を聴くメリットがない
人間はメリットを感じることで行動を起こす生き物です。例えば、給料が支払われないのにボランティアでバイトや会社員を続ける人はいませんよね。何かしらの対価がなければ、人はまず行動しません。
多くのインディーズアーティストは、自分の経験や考え方を楽曲に反映させています。しかし、メジャーアーティストはファンや特定の視聴者に向けて楽曲を制作しています。この違いが大きな差を生むのです。インディーズアーティストは、聴く相手に対してメリットを提供しきれていないことが多いのです。私自身もこの問題に直面しています。
具体的に言うと、メジャーアーティストはリスナーが求める感情や体験を提供することに長けています。例えば、リスナーが恋愛に悩んでいるなら、その悩みに共感し、解決策や慰めを提供する楽曲を作ります。一方でインディーズアーティストは、自分の感情や経験をそのまま歌にする傾向があり、それがリスナーにとって共感しづらいものになってしまうことがあります。
2. 共感を得るために楽曲を制作している
世の中のヒットコンテンツのほとんどは、共感を呼び起こすものです。賢い人やビジネスマン思考の人は、楽曲がバズって稼ぎやすいように共感を意識しています。例えば恋愛ジャンルは、非常に共感を呼びやすいテーマです。しかし、恋愛ジャンルは競争が激しく、運やタイミング、センスに左右されます。
センスのない恋愛体質のインディーズアーティストが恋愛をテーマにした楽曲を制作しても、メンヘラな楽曲で終わってしまいがちです。また、挫折や困難といった感情も共感を呼びやすいですが、これもセンスがなければメンタルが弱い人の楽曲で終わります。
成功しているアーティストは、共感を得るためにリスナーの視点に立ち、リスナーが感じている悩みや喜びを楽曲に反映させています。例えば、失恋をテーマにした楽曲でも、ただ悲しみを歌うのではなく、リスナーがその悲しみを乗り越える手助けをするようなメッセージを込めています。
3. 何を伝えたいのか分からない
楽曲を聴いていると、どんなメッセージ性なのか全く分からないものがあります。これは致命的な問題です。メッセージ性が分からない楽曲を聴くと、他人のオナニー姿を見ているような感じがしてしまいます。私自身の楽曲もオナニー傾向にあると感じます。
一定のファンがいれば成立するかもしれませんが、初めて聴く視聴者からすると「何が言いたいの?」と思われてしまいます。誰に対して何を伝えたいのか、この楽曲でどのように表現するのかを整理しないと、自己満足の楽曲になりやすく、聴いてもらえない可能性が高まります。
例えば、プロのアーティストは、楽曲制作の初期段階でメッセージを明確にします。この楽曲が伝えたいことは何か、それをどのように表現するかを緻密に計画します。そのため、リスナーは楽曲を聴いている間に自然とメッセージを受け取ることができ、深い共感を得ることができます。
4. 誰かの真似ばかりしている
多くのインディーズアーティストが、憧れるアーティストと同じような雰囲気で楽曲を制作しています。しかし、これは論外です。世の中には無数のアーティストがいるため、楽曲のスタイルや雰囲気が似ることは珍しくありませんが、真似しているかどうかは音楽好きやプロからすればすぐに分かります。
にわかファンやミーハーな視聴者は獲得できるかもしれませんが、本当の音楽好きの視聴者を獲得することは難しいです。真似をしても意味がありません。どうせ真似するなら、誰にもバレないように真似するべきです。
成功しているアーティストは、自分だけの独自のスタイルやサウンドを持っています。彼らは他のアーティストの影響を受けつつも、それを自分なりに消化し、新しいものとして表現しています。これにより、リスナーは新鮮さを感じ、そのアーティストのファンになります。
5. 存在を知られていない
ここまで聴かれない原因を考察しましたが、最大の原因は存在を知られていないことです。例えば、あなたの友達ですごく面白い人がいるとします。その人はその地域では有名ですが、地域の外に出れば誰も知りません。しかし、全く面白くない有名人のことは日本中のほとんどが知っています。
認知されていなければ、楽曲は「知らない」で終わってしまいます。露出を増やし、「知らない→なんか見たことある→知っている→聴いている」となるように努力しなければなりません。
インディーズアーティストが認知されるためには、積極的なプロモーションが必要です。SNSを活用し、自分の楽曲をシェアする、ライブイベントに参加する、他のアーティストとコラボレーションするなど、様々な手段を駆使して認知度を高める必要があります。このように認知度を上げることで、アーティストと楽曲が雪だるま式に認知されていき、人気アーティストやメジャーアーティストになることができると思っています。
ただインディーズアーティストがプロモーションに注力しすぎると、楽曲の完成度が低くなってしまうので、このパワーバランスの調整はかなり難しい部分ですね…。
まとめ
インディーズアーティストが楽曲を聴かれない理由は、聴くメリットがない、共感を得るための工夫が不足している、メッセージが不明瞭、誰かの真似ばかりしている、そして存在を知られていないことです。これらの問題を解決し、リスナーにアピールするための戦略を立てることで、インディーズアーティストとしての成功をつかむことができると私は思っています。
という事で今回はこれで以上です。楽曲制作の過程で思ったことや疑問に思ったこと、私の戦略などは今後もnoteで文章化して共有していきますので、興味ある方はフォローして下さい♪
最後に私事ですが、最新のシングルをまとめたコンスピレーションアルバムを今年の7月に配信しました。少しでも私に興味を持ってくれた方に聞いていただき、評価していただけると嬉しいですん。
では、また次回の記事でお会いしましょう‼︎