無名アーティストが認知を獲得するために有効な戦略を考察
こんにちは革命家の黄島成 (きじま なる)です。
HIPHOPの分野で楽曲制作を自ら手掛けている The インディーズアーティストの一人です。
今回は、無名のインディーズアーティストが成功するためには、どうすれば認知を獲得できるのか？という部分を考察したいと思います。競争の激しい音楽業界で頭角を現すために、今の時代に最も効果的な戦略を私なりの視点で解説します。
なかなか認知されずイジけちゃってるインディーズアーティストの方は参考にしてみてください。
1.今の時代はショート動画が最適解
現在、個人が認知を得るために最も効果的な方法は、ショート動画でバズることです。その理由は、どんな動画でも運が良ければ爆発的に視聴される可能性が高いからです。
YouTubeで長尺の動画やミュージックビデオを作っても、再生されるのは難しいのが現状です。その理由は、競争が非常に激しいからです。有名人ですら再生回数を稼ぐのに苦労する時代に、無名の素人が同じ舞台で戦うのは非常に馬鹿だと思います。しかし、ショート動画はそのアルゴリズムの特性上、新しいクリエイターでもおすすめに表示されやすく、一定の再生回数を得ることができます。運が良ければ、さらに多くの再生回数を稼ぐことが可能です。
私は音楽を配信する前に顔出しをせず、ショート動画アカウントを複数運営していましたが、1年くらいでTikTok7万人、YouTube10万人のフォロワーを獲得することができました。月間平均再生回数はTikTokで約1000万回で、YouTubeで約2000万回くらいでした。
仮りにその再生回数を獲得できたとして、その中の1%がファンになれば、10万人から20万人のファンが得られる事になります。この数字は、アーティストとしてトップ層に食い込むには十分なファン数と言えます。
そのため、現代のアーティストがショート動画を活用しないのは時代遅れと言えるでしょう。私も今後は、音楽ストリーミングサイトのアルゴリズム攻略とショート動画も活用しながら活動を続けていこうと思っています。
2.またはコラボレーション曲を制作する
コラボレーション曲も今の時代、非常に効果的な戦略です。身近に他のアーティストがいる場合は、ぜひコラボ曲を積極的に制作してみてください。私自身は、周りに一緒に活動するアーティストがいないため一人で活動していますが、正直なところ、単独の曲よりもコラボ曲の方がアーティスト活動を何倍も加速させることができます。
YouTuberやTikTokerがよくコラボを行うのは、この認知拡大の相乗効果が非常に高いからです。両者が無名の場合は効果が薄いかもしれませんが、それぞれにファンがいる場合、ファンのエンゲージメントが高まり、新しい視聴者が自然と集まってきます。同じ属性のファンが多いほど、さらに効果が増すはずです。
つまり、身近に似たようなアーティストがいるインディーズアーティストは、コラボ曲を制作することを強くお勧めします。もし周りにアーティストがいない場合は、自分一人で戦いましょう。
3.それかテレビ企画を利用する
有名なテレビ企画を利用することも、認知を広げる効果的な方法です。特にオーディション番組などがこれに該当します。現代で言えば、Abemaの影響力が非常に強く、Abemaの恋愛バラエティーに出演した若者たちは必ず有名になっています。また、ヒップホップのラップスター選手権に出演したアーティストも多くがバズっています。格闘家の朝倉未来がYouTubeでやっているBreakingDownなんかも代表的な企画ですね。
これは、現代の若者が従来のテレビではなく、ネットテレビのAbemaを主に視聴しているからだと言えます。流行は若者が作り出すものであり、若者のファンを獲得できないジャンルやアーティストは、衰退してしましまいます。テレビ局が衰退したり、音楽で言えば演歌が衰退するのも同じ原理です。
そのため、ショート動画やコラボレーション曲以上に効果が期待できる戦略として、有名なテレビ企画（特にAbema）を活用することをお勧めします。ただ、私のように顔出しをしていないアーティストはこの戦略を有効活用できません。顔出しに抵抗がないインディーズアーティストは、ぜひAbemaを視野に入れて活動を検討してみてください。
まとめ：普通にやっても勝てない
ここで紹介した戦略を実行すれば、インディーズアーティストとしての活動スピードが数倍以上も上がると思います。しかし、他人の真似をするだけでは、結局二番煎じにしかなりません。一発屋には誰でもなれますからね。
また、上記の戦略が主流になれば、差別化が難しくなるので勝つことはできません。自分の強みを最大限に活かし、唯一無二の存在になることが必要です。私が考える無名のアーティストが成功するための方程式は、「時代の流れ × 行動量 × 個性 = 結果」です
これからもnoteを通じて、私の戦略やインディーズアーティストに有益な情報を発信していきます。興味がある方は、ぜひフォローして、一緒に個人からトップアーティストへと共に成長していきましょう。
最後に私事ですが、最新のシングルをまとめたコンスピレーションアルバムを7月に配信しました。まだまだ未熟な作品ですが、少しでも私に興味を持ってくれた方に聞いていただき、評価していただけたら嬉しいです。
ということで、今回はこれで以上です。
また次回の記事でお会いしましょう。