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インディーズアーティストが使うべき最強の音楽ディストリービューションサービスTOP3【2024年版】

こんにちは、革命家の黄島成(きじま なる)です。

私は現在、ヒップホップの業界でラッパーとして自ら楽曲制作から配信まで行いインディーズアーティストです。今回は、2024年にお勧めするインディーズアーティストが使うべき最強のディストリービューションサービスTOP3を紹介します。

インディーズアーティストにとって、自分が一生懸命制作した楽曲をどのように管理し、どのプラットフォームを通じて配信するかは非常に重要です。信用できるディストリービューションサービスを選ぶことは、成功するための第一歩です。そのため、どうすればよいか悩んでいるアーティストの皆さんはぜひ参考にしてください。

ディストリービューションサービスを選ぶ上で大事な基準

まず、ディストリービューションサービスを選ぶ上で考慮すべき基準についてお話しします。ここでの基準は大きく分けて3つ、「信用性」、「サポート体制」、そして「収益モデル」です。この3つの基準をクリアするサービスを選ぶことが失敗しない鍵です。

1. 信用度はどれほどあるのか?

まずは、サービスの信用度について考えてみましょう。どの業界でもそうですが、その業界でトップを握る企業に依存するのが最も安全です。市場が壊れるかどうかはトップ企業にかかっているため、その市場で覇権を握っている企業を選ぶのがベストです。

例えば、仮想通貨ではビットコインが市場を支配していますが、それ以外の通貨はビットコインに連動しており、ビットコインの需要がなくなると仮想通貨全体の需要も消えてしまいます。同様に、ディストリービューションサービスでもトップ企業を選ぶことで、詐欺や損失のリスクを減らすことができます。これは、どの業界でも当てはまる安全思考の考え方です。

また、倒産するリスクや権力によって潰されるリスクも考慮する必要があります。日本企業は海外からの圧力に弱い傾向があるため、私は海外に本社を持つ企業を信頼しています。グローバルに展開している企業であれば、権力によって潰される可能性も低く、急に配信が停止される心配も極めて少ないです。

2. サポート体制は手厚いのか?

次に、サポート体制の重要性について考えてみます。サポート体制が整っていない企業は、他の部分でもいい加減な運営をしていることが多く、後々大きな問題に発展する可能性があります。特に、問い合わせに対する返信の速さは重要な指標です。

例えば、1週間以上も返信がない企業は、基本的に信用しない方が賢明です。サポート体制がしっかりしている企業は、サービスの質も高く、安心して利用できるはずです。

アーティスト活動を始める段階では、わからないことがかなり多く問題解決するのに時間がかかります。その解決スピードはサポート体制にかかっているのでこの部分は絶対に欠かせません。

3. 収益モデルの分配は100%か?

最後に、収益モデルについてです。アーティストとして楽曲をリリースする以上、収益分配率が100%のサービスを選ぶことを強くお勧めします。無料で利用できるという甘い言葉に惑わされて高い手数料を支払うビジネスモデルは、目先の利益しか考えていない情弱向けです。本気で楽曲を有名にして稼ぎたいと思っているアーティストには、こういったサービスは不向きです。

サブスクリプションモデルで収益分配率が100%のディストリービューションサービスを選べば、基本的に失敗することはありません。私も最近まで複数のサービスを課金して利用してみて、その中で良い点も悪い点も経験しました。そのため、これらの経験を基に、信憑性の高い最強のディストリービューションサービスをこれから紹介していきます。

最強のディストリービューションサービスTOP3

私が実際に使用して感じた、ディストリービューションサービス3強をご紹介します。どれも課金してサポート体制を実際に体験した結果なので、信ぴょう性がかなり高いです。

1. DistroKid

DistroKid

とりあえず、ここを選んでおけば間違い無いです。収益性も信用も申し分ありません。

DistroKidは海外のサービスですが、Webサイトでは日本語対応も可能で、操作画面もシンプルなので非常に使いやすいです。年間費さえ払えば無制限で配信できる可能なのでコスパも最強です。もちろん収益も100%還元されます(音楽ストリーミング以外は別)。

ただし、サポート体制は海外サービスなのであまり期待できない点と、オプション料金が意外と高い点が少し気になるところです。なので、海外向けに配信する方や配信する楽曲数が多い方には最も適したサービスだと言えます。

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2. TuneCore Japan

TuneCore Japan

日本市場で活動するなら、ここ選んでおけば失敗しないです。サポート体制と信用性において申し分ないサービスです。

海外に本社を持ちTuneCoreとしてサービスを提供していますが、日本に支社があり日本人向けにはTuneCore Japanのサービスが提供されています。グローバル的にも信頼性が高い企業ですし、サポート体制がかなり手厚いのでノンストレスでアーティスト活動を行えます。もちろんちろん収益も100%還元(音楽ストリーミング以外は別)されますし、SNSの収益化やカラオケ配信や著作権管理などほぼ全ての機能が揃っています。

ただし、サブスクリプションモデルではなく、配信ごとに都度課金されるため、固定費が高くなる可能性がある点が懸念点です。そのため、配信楽曲数が少ない方や、ある程度固定ファンがいる方に関しても最も適したサービスだと言えます。

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3. LANDR

LANDR

コスパ重視ならここ選んでおけば間違い無いです。LANDRは収益性と豊富なオプション機能がとても魅力です。

海外のサービスですが、日本語対応が可能です(若干日本語の表現に違和感はあり)。簡単に言えばDistroKidとTuneCore Japanが合体したみたいな感じです。サブスクリプションモデルなので楽曲の配信数も無制限で収益は100%です(音楽ストリーミング以外は別料金)。SNSの収益化にも対応しています。また、LANDRでは楽曲制作を効率化するサンプルやマスタリングサービスなどの配信以外の制作部分のハイクオリティーな機能が充実しているのも強みです。

ただし、サポート体制や対応のスピード感に関してはやや不安があります。私も実際に課金して、配信の審査をしてもらいましたが、審査に1週間くらいかかりましたし、サポートの対応速度も3〜4日後とかなり遅く日本語も違和感があるので、正直なところイライラしました。それ以外の部分は良いのですが、サポートの部分が残念な部分でした。

そのため、コスパ重視の方や楽曲数が少ない方には最も適したサービスだと言えます。

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上記以外にも良いサービスは多くありますが、信用性、収益性、サポート体制のいずれかが不十分なため、私はお勧めしません。

おまけ:私が行っている自己流の配信方法

私が信用性、収益性、サポート体制以外に重視している部分は以下の点です。

固定費の削減:固定費が高くなりがちな楽曲数が多い状況でも、費用を最小限に抑えたい。
SNSの収益化:YouTubeのコンテンツIDシステムなど、SNSでの収益化機能が充実しているサービス。
信用できる企業:サービス停止のリスクを避けるため、信頼性が高く、サポート体制が充実している企業。

私は楽曲数が多く、配信スピードが速いため、この要件を満たすために私は以下の方法で配信を行っています。

まず、DistroKidでシングルを配信し、一定数の楽曲が揃ったらTuneCore Japanでコンピレーションアルバムとしてまとめて配信しています。DistroKidはグローバル的に見ても非常に信頼性が高く、音楽サブスクで最大手のSpotifyも出資しているため、安心して利用できます。収益は100%アーティストに配分され、年間サブスクリプション料金で無制限に楽曲を配信可能です。さらに、審査が非常に迅速で、1日以内に配信が完了することが多いです。ただし、オプション料金が高いため、特に設定せず、無料でどんどん配信しています。

一方、TuneCore Japanで配信済みのシングルをアルバムとしてまとめて配信する理由は、分散管理によるリスク分散と、日本市場での強みを生かすためです。TuneCore Japanでは、アルバム配信によりシングル配信よりも固定費を抑えることができ、さらに自動でコンテンツIDシステムも設定されるため、SNSでの収益化もカバーできます。そしてDistroKidでは配信されないLINE MusicやAWAなど日本市場では欠かせないサイトにも配信されるので、DistroKidでカバーできない部分を補えます。

この方法は私の配信スピードと戦略に最も適しており、今のところ最強の選択肢です。

まとめ:結論上記の3つの企業は最強

インディーズアーティストとして成功するためには、信用性、収益性、サポート体制の3つを基準にディストリービューションサービスを選ぶことが重要です。DistroKid、TuneCore Japan、そしてLANDRは、この3つの基準を満たす最強の選択肢です。それぞれのサービスをうまく活用することで、自分の音楽活動を何十倍も加速できるので、参考にしていただければ幸いです。

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それでは今回はこれで以上です。
また次回の記事でお会いしましょう。

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