仮想通貨の仕組み(Bitcoin編)
去年、とても話題になった仮想通貨。
コインチェックのNEMの流出や中国からの大型規制など、保有者からすると絶望するニュースが続き案の定、大暴落しました。
それにしても、仮想通貨とはビットコインとは一体どのような物なのか？
それを今回は簡単に書いていきたいと思います。
Bitcoin
ビットコインとは、ブロックチェーンといわれる技術を用いて出来た副産物です。
ブロックチェーンとは、従来はスーパーコンピュータ等で一括管理していた情報を、多数のPCの処理能力を用いて管理するシステムの事です。
こうすることで、従来はひとつのコンピュータに情報がまとめられていたのでウイルスなどに汚染された場合、情報が完全に紛失する可能性がありました。
しかし、ブロックチェーン技術は多数のコンピュータに情報を繋げていますので、ひとつのコンピュータが汚染されても別のコンピュータにデータが残ります。
これにより、データが紛失する危険性がかなり低くなりました。
１つのコンピューターに情報をまとめることを中央集権システム
多数のコンピューターに情報を分散させることがブロックチェーンシステム
https://blog.btrax.com/jp/affected-by-blockchain/ 引用
ブロックチェーンについて詳しく知りたい方は以下のリンクが詳しく記載されているので、参考にして下さい。
そして、処理能力をお借りするお礼としてビットコインが供給される。この仕組みのことをマイニングと言います。
現在は、取引所で簡単に仮想通貨を購入することが出来ますが従来はマイニングでしか手に入れる方法がありませんでした。
マイニングについて詳しく知りたい方は、以下のリンクに記載されていますので参考にしてください。
以上のことが簡略化していますが、ビットコインの仕組みになっています。
では、なぜビットコインがここまで反響が大きかったのかを説明していきたいと思います。
結論から言うと非中央集権という魅力があるからです。
現在の通貨制度では、国が供給量を決め経済をコントロールしています。
ですが、ビットコインには2100万枚という当初に定められたルールが存在します。
この事から、国が管理することが出来ない通貨だということがわかります。
このため、多くの国では規制をかけビットコイン並びアルトコインと言われる仮想通貨を取り締まっています。
それだけ、通貨の供給量をコントロールする事は国にとって死守すべき事柄なのです。
ビットコインが、最近注目されたのは単純に数ヶ月で何十倍と高騰したことが理由ですが本当はこのような背景があり、それに共感するユーザーがビットコインを持っていました。
[まとめ]
ブロックチェーンといわれる技術で成り立っている。
非中央集権という魅力がある。
通貨の枚数がすでに2100万枚と決まられている。
大きく分け、以上のことがビットコインの魅力です。
ビットコインは株などの証券と同じものだと勘違いをしている人が多いですが、実際は全くの別物です。
お金儲けのため仮想通貨を購入するのも楽しいですが、こういった魅力もあることを認知してくだされば嬉しいです。
ビットコインの価格が上がり続けることを願っています。
（実は、ビットコインは持っていません笑）
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