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舞台の稽古がはじまります𓅿𓅿𓅿

このところ続けて出演させていただいている あひるなんちゃら さんという劇団にまたしても出演させてもらいます。ありがてえです。

公演情報とか

今回は、舞台の宣伝んんん!とかじゃなくて、「あひるなんちゃら出演のよさみ」をあくまで私目線で語りたいと思います。

若い時から長らく観客として見ていた劇団ですが、ひょんなことから出演させていただけることになり……振り返ると、初めはかなり緊張してましたが、最近では私なりにだいぶ馴染んできました。

こちらの劇団独特のゆるやかさが心地よく、かと思うと、こうして外部から参加する私のことをふと気にかけてくださる劇団員さんや共演者の皆さんの心遣いにほっこり。
稽古中~本番まで、とても楽しく過ごさせてもらってます。

あと、本番が下北沢なのも、イイ!
下北沢は近年メキメキ新しくなっており、駅前とかやたらピカピカさせてますが、変わらず馴染みのサブカルタウン。どこになにがあるかもわかってるし、空き時間も劇場に閉じ込められることなく、気楽に過ごしてます。
(今後もし下北沢での公演じゃなくなったらどうしよう)

あひるなんちゃら の劇団員さんや共演者の方々って、まぁ若い方もいるにはいるんだが、同年代とかそれより上の年頃の方が主なんです。
つまり、私も40代のおばさんですが、周りもおじさんとおばさんです。私が20代の頃から「すてき~」と思っていた諸先輩方なので、そりゃそうですよね。

俳優って、良くも悪くも年齢不詳。
私も年齢不詳代表みたいな見た目ですが、「若く見えりゃいいってもんじゃねえのよ……」と、吐き捨てる時もありまして。つまり「年相応のリアル(主婦とか、母親とか、中年ぽさとか)」を醸せない自分は、俳優としては圧倒的に「足りてないなー」と思ったりもするんです。
それでも、舞台に立つ機会はとてもかけがえなく、手放したくないもの。声のお仕事があっても、その気持ちは変わりません。

あひるなんちゃら にご出演の俳優さん方も、どなたも不思議に年齢不詳なんですけど、みなさま絶妙な魅力が迸ってます。
リアリティの有無とかを超越する、その人にしかない珍味感でお客様を楽しませられる方たちばかり。そうした方たちに紛れてお芝居ができるって、めっちゃ幸せ。
外見的年齢感で悩むことはこれからも時々あるかもしれないけど、私、あひるなんちゃら さんでなら「異世界から転生したスミスという名前のカフェ店主」(前回の役どころ)など、世の中のリアリティとやらでは如何ともし難い設定を軽やかにねじ伏せていける。いけたい。

そんな あひるなんちゃら さんの稽古がまもなく始まるというわけです。わくわくです。


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