おすすめの漫画「左利きのエレン」
今回のテーマは「おすすめ」ということで、前回やったような気もしないでもないですが自分の好きなものをおすすめしていきます!
今回紹介するのは漫画です!その名前は「左利きのエレン」
これだけでは出てくるエレンさん左利きなんだくらいの情報しかないので、自分なりに興味を持ってくれるように導入をお伝えします。
「左利きのエレン」は天才アーティスト「エレン」と広告代理店社員「光一」
この二人を中心に描かれています。
二人が高校生のとき、光一は絵の天才であるエレンに対抗しようとして絵を(グラフィティなのですが)描きます。それをみたエレンに「夢見てんじゃねぇ!」と言われぶん殴られます。
それに光一は
「オレは何かになりたいんだよ!」
という言い放ちます。「何か」という表現があまりに抽象的なのに何を指すか分かってしまう印象的なシーンです。
光一は「特別になりたいんだ!」や「アーティストになりたいんだ!」と言わず「何かになりたいんだ!」と言っているあたりが一般人らしいと感じました。
というのも、本当になりたいのは「天才」であるはずだから。天才にはなれない、でも天才になりたい。
「天才ではないけど天才っぽいもの」になりたい光一はそれを咄嗟に「何か」と言ってしまった。
光一は「何かにならなきゃ退屈で生きていけない」と続けます。
一方その「何か」に限りなく近い存在であるエレンは「だから、何かってなんだよ!」と光一に詰め寄ります。
家の事情によって自らの絵の才能に蓋をしようとしているエレンは、絵の才能を持たないが自由に絵を描ける光一に苛立ちを感じているんですね
天才であるエレンは普通になれないことに苦悩します。
誰しも普通じゃないことって持ってて、それに振り回されることも多いですよね。
このあたりに天才の苦悩、一般人の苦悩があり、いずれも人としての苦悩ゆえ共感できてしまいます。
そして大学へ進み、就職を経て会社で光一はなりたい「何か」を見つけ、またもがきながら成長していく・・・
と思いきや。
というがあらすじになります!
敢えて本当の冒頭を書かなかったのですが、のっけから掴んでくるので是非一話読んでみてください!
個人的には原作が推しですが、絵がきれいなリメイク版もおすすめです
そして最後に一つ、
この漫画、読むとめっちゃ仕事したくなります!
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