じわじわ感じる、働くことで得られる自分らしさ
こんにちは。LivingAnywhereのなるあやです。
小さい秋、見いつけた!どころか、気付くとかなり秋。そろそろ年末のことを考え出す頃。早い。ニューノーマルな年末とは。
今年という一年ほど、ここまで不思議な一年はなかった。言葉では言い表せないもどかしい時間を、世界中が過ごしたように感じます。色々あった2020年。これで終わってたまるかってな気持ちで、残りの2ヶ月弱、一日一日噛み締めて、プラスな気持ちで締め括りたい。だって、たった一度しかない2020年。いいことも沢山あったよねって、言いたい。
(今日は、不慣れながらも”目次”をつけてみました)
私がLivingAnywhereを日々考える≠ワーケーションや多拠点生活
今年、LivingAnywhere(以下、時々略称:LA)で過ごした時間はすごく意味のある時間でした。noteを書くことになり、毎日LAについて考えることが格段に増え、気付くとLAがただの仕事場ではなく、生活の一部になっていることを感じます。あんなに最初は異質な存在だったのに?笑
しかも私は相変わらず、ワーケーションや多拠点生活を楽しんでいる人でもなんでもない。普通の主婦。
最近、LAにいるおかげでとってもいい習慣が身についてきました!
一つ目は、自分らしさや自由について繰り返し考えるようになったこと。
二つ目は、当たり前を、そうじゃないと思える思考がついてきたこと。
私はカフェラテが大好きで、毎日時間やタスクに追われてくると、決まってどこかでカフェラテを淹れるのですが、一旦時間を作って、大好きなものが体に染み渡ると、自分がリセットされるような気持ちになれます。
LAのことを考えるのも、カフェラテみたいな習慣にちょっと似てます。
何だか苦しかったことを、ふと立ち止まり、LivingAnywhereと重ねて振り返ることで、これからは自分を少しずつリセットしよう(=自分らしさを取り戻そう)という、前向きな気持ちになれる。
自分らしさ、自由、当たり前とは?
私は約7年前くらいに結婚しましたが、その頃から何だか大変な日々を送ってます。笑
結婚当初は仕事が本当に忙しくて、新婚生活どころではない毎日でした。残業が多く、夫にごめんと伝えては自分は社食で早めの夕飯を食べ、夫が先に帰った日には、ごめん私の吉牛も買っておいて!と慌てて職場からLINE送信。帰宅出来ても、夕飯を作り始めるのは大体20時を過ぎていた記憶。仕事帰りの初めての結婚記念日は、残り物のコンビニケーキを何とか2つゲットして深夜にお祝い。(写真残ってた)
毎月生理痛も重く、運動不足からか椎間板ヘルニアまで発症。週2でおじいちゃんおばあちゃんに混ざりながらリハビリ通院する羽目に。笑 そんな時期にまさかの夫転勤により、私はあっさりと退職を決めました。その後、体調を整えるべくゆったりと生きていくはずが、何故だか険しい道を辿っていきます…
何だかずっと心身に余裕がない。仕事もこの通り大変だった。で、妊娠、出産、子育て、主婦業、これも全部ホントに大変。普通に真っ直ぐ、気持ちよく進めた道は、私には何一つない。みんなきっと色々大変だろう。けど…今の女性の苦労ハンパなくね?
しかも転勤族。いいこともあるけど、数年毎に 姿形の見えない ”地名だけが書かれたくじ” を引くのではなく、与えられるような。スリルある人生。毎日楽しくも、何だか生きづらい。葛藤する。仕事、、、?そりゃまた出来るものならしたいけど?そんなヤケクソ思考に陥ってしまっていましたが、LivingAnywhereは私を救ってくれた。
LivingAnywhereは(簡単に説明すると)
あらゆる制約から自分を解放して
テクノロジーの力によって
「自分らしくを、もっと自由に」を実現すること
を目指しているのですが、とりあえず難しいことは考えずに
制約だなぁと感じることを、当たり前として受け止めない、諦めない
この気持ちが大切だな、と実感しています。
働くことで取り戻せる自分らしさがあった
数年前の私は、退職したらもう満足には働けないものと諦めていました。
転勤族だと、長く勤められないが故にスポット的にしか雇ってもらえないだろうな。妊娠したいから今から就職するの気が引けるな。いや全然妊娠しないな…。やっぱり働きたいなと思って、某学習塾で働いたことがあったけど、それも妊娠中のトラブルにより、最後まで完走出来ずに、急遽、里帰り。保活がうまくいかないこともあらゆる人から聞いていたので、転勤族は保活のスタートラインにすら立てる気がしない。今後、頼れるところがない限り、自分が思いっきり仕事をすることは不可能だろうな。やっぱ働きたい!なんて再び思った時にはきっと私に出来る仕事なんてないだろう。
女性の活躍が叫ばれ始めている中、輝け輝けと言われる声に、心底モヤモヤしながら、思いっきり耳を塞いで、世の中に背を向けているような状態でした。ところが、LAでリモートワークをし始めたことで一筋の光を感じられるように。
そういえば、新卒入社した会社の最終面接で、バリバリのキャリアウーマン社長に「何年くらいここで働きたいと思う?」と聞かれて、私は正直過ぎるくらいに「先のことは分からないので何とも言えないんですけど…結婚も出来ないかもしれないし…とりあえず3年くらいは一生懸命やるつもりです」と答えて、笑われながらも採用されました。結局、倍の6年ちょい勤めた!バンザイ!とにかくキャリア志向とは無縁だった。だけど一度仕事を辞めてみてから再び働き出すと、家庭では決して得られない自分らしさが取り戻せることを、想像以上に実感しました。
もともと、仕事をしている自分とプライベートはどこか線引きしたい自分がいた。それが退職や出産により、プライベートだけになり、それが仕事になり、住む場所の選択も出来ないと考えたら、何だか自由を失ってしまった。子供が本当に小さいうちは何かを達成しようにも、自分の用事を済まそうにも、まるで身動きが取れない。日々可愛いけど、思いもなかなか伝わらないし、家庭という世界で何かを変えたい!と思っても、色々と難しい現実。主婦や育児って大変という言葉だけでは何だか済ませられないもどかしさを感じていました。そんな時、ちょっと家事育児と全く異なる世界、さらには制約から解放されよう!なんて言っている世界に身を置いてみると、脳ミソが広がる感覚を得ました。自分の知らない世界にどんどん出会える。想像を超える世界がそこにはある。楽しい!
コロナ禍もあってリモートワークが世の中に浸透してきたことで、私の頭の中に、意外にも働けるのでは?いう選択肢が再び浮かんできた。世の中も段々と変わってきているならば、私もちょっと、かつての意識を変えてみよう。
もう満足には働けない?
私の中である意味 ”当たり前” だったこんな気持ちをちょっと崩すことが出来たのも、LivingAnywhereで踏み出せた一歩の影響がとても大きい。これがなかったら、私は相変わらず自分はもう働けないと強く思っていたかもしれないし、勇気も何一つ出ていないと思う。今は、何が出来るか分からないけど、とりあえずコツコツやってみよう。機会がある限り、働き続けてみよう。そんな気持ち。また何か変わるかもしれない。
離れられないLivingAnywhere
実はつい数ヶ月前に、私のLivingAnywhereでの役目がもう終わったのではないかな?と感じて、別の可能性を探り出した時期がありました。最初、仕事を始めた頃はイベント開催や各所とのやりとりも多く、収支管理や契約関係が煩雑になっていたりして、その辺りを整理する日々が続きましたが、2年も経つと状況も変わってきてとってもキレイになりました。そして、システム導入したこともあり、私の業務は見事に効率化!
・・・楽だな?しかもコロナときてイベント開催も難しいし仕事少ない?
家では子供と一緒にいては仕事にならないことを改めて痛感する日々でもありました。幸い幼稚園が始まったので、働ける時間を徐々に確保出来るようになったけど。うーん。この先どうしていこうかなぁ?ちょっと先の未来を想像し、とりあえず別の可能性を探るべく勉強を始めてみた。しかし今、勉強の時間が十分に取れないくらいにLAのことを真剣に考えて、noteを書いている。
・・・あれ?何だかLivingAnywhereと離れられない日々だぞ?
(決して離れたいわけではありません笑)
冒頭でも書いたのですが、最初は仕事場でしかなかったLivingAnywhereなんですが、オンラインながらもメンバーと沢山コミュニケーションを重ねてきたことで、LAに対する共通認識がメンバー間でも改めて醸成されてきました。そんな中、自分も意見する機会が出来て、これまた正直過ぎる発言をしてしまうわけですが、意外にもそれがLAに受け入れられたり、良い反応をもらえたりすることで、何だか自分のLAとの関わり方が変わってきた。
まず、LivingAnywhereというのは
独身もしくは自由人の趣味が興じて発足した
イケイケプロジェクトなんかじゃないんだな?笑
話を重ねていくほどに
LivingAnywhereがあらゆる人に受け入れられるものであって欲しいな
そんなことを思うように。そして
私のような一般人の視点でも、活動要素の一部になれる
ということを教えていただきました。
そうか、こんな形でなら、少し社会に貢献することが出来るのかな?こんな自由気ままにnoteを綴るのを仕事だというのは、ちょっと違うような感覚が正直あるけど、今はあまり細かいことを気にせず、とにかく退職や出産により、社会との関わりを断絶されたような状況を味わったからこそ、このわずかな活動も、自分にとってはとても意味のあるものに感じます。
Living Anywhereとは??
「自分らしくを、もっと自由に」をテーマに、様々なテクノロジーによって水、電気、食料、通信、医療、教育、仕事など、人にとって必要不可欠なものが地球上どこにいても手に入る世界へアップデートし、ライフラインの限界から解放された本当の意味での自由な生き方の実現を目指すプロジェクト
ようやく今日も一つ、話をまとめることが出来ました。ふー。
また読みにきてくれたら嬉しいです。