第56話 ファイザー幹部がおとり取材にひっかり秘密を暴露! 禁断の、Gain of Function(機能獲得)とは何か? 武漢研究所起源説とどう繋がるのか? 地獄のふたが開く!
2023年1月29日(日)9:55
B大学 国際関係学部専用図書館 ホワイトキューブ スタディルーム103
「おはざーっす」
ドアを開けて、トリサキが七色の髪を揺らしながらスタディルームに入ってきた。
「おはよう」
「モーニン!」
初美とレベッカは既に来ていた。
「初美さんがミーティングを招集するなんて、珍しいっすね」
「だって、分かるでしょ? この、ファイザーの大事件について、『マドンナの暗号』に書くべきでしょ? だいたい、今年になってから、新春スペシャル以外、一回も書いてないって、どーいうこと!」
「と、言われても、今の執筆陣が・・・」
「ま、それはいいわ。とりあえず、私たちで議論して、レベッカにそれを『マドンナの暗号』にあげてもらおうと思って」
「なるほど。それはいいっすね。今日は、僕ら3人だけっすか?」
「クリスと麗子も来るはず。もうちょっと待ってね」と初美が言い終わったのと同時に、ドアが開いて麗子とクリスが入ってきた。
「おはよー。お待たせ―」と麗子は言った。クリスはその横で、頭を少し下げた。
「麗子、おはよう」
「モーニン」
「おはーっす」
「はい、これ、みんなにコーヒー買ってきたわ」麗子が言いながら、コーヒーを配った。
「モカね。麗子ありがとう」
「えーと、チーズケーキも買ってきたよ。話が長くなりそうだから」笑いながらクリスが配る。
「最高っす、あーっす」
「でね、さっそくだけど、今日は、今、大さわぎになっている、プロジェクト・ヴェリタスによる、ファイザー動画について議論したいの」
「いいわね。ちょっと情報量が多くて、私、フォローしきれてないから、助かる」と麗子が言った。
「では、私から概要を報告しまーす」レベッカが説明を始めた。
「プロジェクト・ヴェリタスは、ゲリラ的取材活動を継続するために、ジェームズ・オキーフ氏によって、2011年に非営利のジャーナリズム企業として設立されました。この人でーす」レベッカは、下記をスタディルームの正面スクリーンに映し出した。
「結構、若いのね」麗子が言った。
「いま、38歳でーす。プロジェクト・ヴェリタスは、おとり捜査、潜入取材、内部告発のサポートなどを通じて、公的機関や民間機関の不正を調査し、暴露していまーす」レベッカが答える。
「そういう団体なのね」
「ジャームズさんたちは、Qのフォロワーにはとても有名で、これまでも数々の暴露を行ってきましたが、今回のファイザーに関する「おとり取材」は、過去最高の超大ヒットでーす」
「おとり取材?」
「そうでーす。動画は約10分で、楽しそうな笑顔で、自慢げに話してまーす。下記の写真はその時のものですが、笑いながらも「このことは誰にも言うな。いいかい、約束だぞ」と念押ししていまーす。テレビの【ドッキリ番組】に騙された人みたいで、少し気の毒でーす」
「ドッキリ・・・・逆に、この動画全体が、やらせだったってことは?」
「エぐザクトリ―(確かにー)。それが一番気になるところなのでした」
「過去形?」
「そうでーす。動画が公開されたのは1月25日ですが、その直後からデジタルソルジャーたちが、一生懸命、裏トリをしてくれて、今ではほぼ大丈夫と思いまーす。たとえば、これでーす」
「これらの情報は、次々に削除されて、今ではネット上に殆どないそうでーす。ただ、デジタルソルジャーたちが、画像で保存してくれていたので、大丈夫でーす」
「なるほど・・・大丈夫そうね」
「大手メディアは、殆どが無視を決め込んでまーす。けれど、FOXニュースのタッカーが孤軍奮闘でーす」
「FOXニュースだけだけど、テレビで報道されたなら、一応の裏トリはできてるって、ことね」初美が言った。
「さらに、ルビオ上院議員がファイザーに対して、公開の質問状を送っていまーす」
「なるほど、動画の信憑性に問題はなさそうね。それで、肝心の内容は?」
「簡単に言うと、コロナに変異株ってありまーすが、ファイザーが自分で変異株を作っていたっていう、驚きの話でーす」
「え? 変異株って自然界で発生しているんじゃなくて?」
「オフコース。自然界で変異しまーす。ファイザーは実験室でそれを行っていまーす。自分で新しい変異株を作って、それに対するワクチンを開発するのでーす」
「え・・・」
「新しい変異株が生まれてからワクチンを開発するのでは間に合わないので、新しい変異株が流行る前にワクチンを開発すると都合がよいのでーす。というか、大儲けでーす」
「それって・・・マズイんじゃ・・・」トリサキが思わず言った。
「最高にマズイ、でーす。ここで、重要なキーワードがありまーす。英語で、Gain of function(機能獲得)でーす。これは禁止されているのでーす。動画で、非倫理的なことをペラペラ話しているウォーカー氏でさえ、Gain of function(機能獲得)の研究はしないことになっている、と語っています」
(笑いながらやけどな・・・)とトリサキは思った。
「ファイザーは、Gain of function(機能獲得)のことを、Diredted Evolution(誘導進化)と社内で呼び、正当化していまーす」
「テレビのFOXニュースで、タッカーもこの点を指摘してまーす。難しい専門用語ですが、実は同じ意味で使われてまーす。動画を観れば一目瞭然でーす。そういうことがあったので、Gain of function(機能獲得)という言葉がツイッターでトレンドになりましたー」
「ちょっと、いいかな」
「オフコース! クリスさーん、どうぞ」
それまで黙って議論を聞いていたクリスが話し始めた。「もう忘れている人が多いと思うけど、Gain of Function(機能獲得)と言う言葉は、1年半前にかなり話題になった」
(そうだっけ・・・?)
「この、NEWSWEEKの記事にちゃんと書いてある。あとで、全訳を資料として載せておくけど、記事の概要は、Gain of Function(機能獲得)とは何か、そして何が問題なのか? ということだ」
「確かに、興味深いわね」と初美が同意した。
「興味深いどころじゃないぜ。これは、【コロナ・パンデミック疑惑の核心】に繋がるんだ。だから、大騒動になっているんだ」
(!)
「えーと、ごめん。ちょっと、私、理解してない」初美が言った。
「ここは、超重要だから、経緯を振り返ってみるとさ、コロナ武漢起源説というのがあるだろ?」
「ええ、でも、陰謀論だってことに・・・」
「いや。当初は大手メディアが陰謀論と言っていたのだが、2021年の半ば頃から、陰謀論ではないかもしれないと大手メディアが言い出して、話題になった。例えば、下記をみてくれ」
「あ、そうだった・・・でも結論は出ていないんじゃ・・・」
「その通り、武漢起源説が有力になりつつあるし、米国は調査団を送ったが今のところ、公式には結論はでていない。しかし、もはやそれを陰謀論という人はいない」
「分かった。それで?」
「ここからが核心だよ。武漢研究所で何を行っていたかと言うと・・・」
「コウモリの実験よね」
「そうそう。でね、下記の木村太郎の記事に分かりやすく書かれている」
「木村太郎なら、まあまあ信じてもいいかな」
「だね。それにこれは、デジタルソルジャーの間では有名な話なんだ」
「で、なんて書いてあるの?」
「少し引用するよ。『ネイチャー(2015年11月12日号)』という一流の科学雑誌に掲載された記事を紹介している」
その記事によると、以下の通り。
***引用開始***
2002年前後に中国を中心に猛威を振るった重症急性呼吸器症候群(SARS)のウイルスを研究するために、武漢ウイルス研究所でコウモリのウイルスと結合させた「人工ウイルス」を造った。本来コウモリのウイルスが直接ヒトに感染しないものだったのが、このウイルスはヒトに感染する疑いが濃くなり、こうした「機能獲得実験」は許されるべきかという議論が高まったというものだった。
***引用終わり***
「あ、機能獲得実験!」
「そうそう、Gain of Function(機能獲得)だよ」
「面白くなってきたわね! それで?」
「えーと、ポイントは、①武漢研究所はコウモリで機能獲得実験を行っていた、②この機能獲得実験によって、もともと人間には感染しないコウモリの病気が人間に感染するようなって危険である、ってこと」
「えええっ。ってことは、深読みすると、人間に感染するように実験していた可能性もあるってこと?」初美が、クリスと麗子のやり取りに割り込んできた。
「そうなんだ。簡単にいうとバイオ兵器だよ」
(そっか、生物兵器に繋がるんだ! Gain of Function(機能獲得)って!!)トリサキは、血がたぎってくるのを感じた。
「うわー、超陰謀論ね」
「だろ? だからヤバいのさ」
「それでまだ、続きがあるの?」
「もちろん、むしろ、ここからが核心だよ」
「ファウチとの関係?」
「その通り。まずね、このGain of Function(機能獲得)の実験は危険だから、2014年に米国では禁止された。しかし、米国は、武漢研究所に資金援助することで、この研究を続けていた。その後、意図的か事故かはともかく、その、武漢研究所から危険なウィルスが外に出て、世界的なパンデミックを引き起こした。そして、その資金援助を推進していたのが・・・」
「ファウチ博士ね!」
「エグザクトリー!」
「そっか、だからか!」
(ん・・・?)
「そうそう! だから、イーロン・マスクが、ファウチを起訴せよ! ってツイートしたんだよ」
「だよねー。なんか、繋がった感じがする」
「実際、動画の中で、ジョーダン・ウォーカーは武漢起源説を支持する発言をしている」
「それと、衝撃的だったのは、おとり取材だったことが分かったあとの、ジョーダン・ウォーカーの半狂乱ぶりね」
「ほんとね」
「その半狂乱の様子はFOXニュースでも、バッチリ放映されている」
(終わってる・・・)
「ファイザーから、コメント出たわよね」
「なかなか出ませーんでしたが、1月27日(金)の夜8時に、やっと出たのでーす」
「動画は、1月25日だから、だいぶ間があいた・・・」
「ファイザーのコメントは、Gain of function(機能獲得)も、Diredted Evolution(誘導進化)も、両方ともやっていない、というものでしたー。ところが!」
(ところが、なんや!)
「このリリースをよく読むと、実は、Gain of function(機能獲得)をやっています、と読めるそうなのでーす」
(ぼろぼろ、やなー)
「少し、経緯を説明しておきたい」とクリスが言った。
「実は、新年早々、1月2日に、米国でショッキングなことが起きた」
(あ、あれでーすねー)
「アメリカンフットボールの注目の試合が、年明け早々、1月2日に行われた。全米が注目するような試合で、TVを観ていた人も多かったらしい。ところが、試合開始して間もなく、一人の選手が突然倒れて、そのまま病院送りになり、試合が延期になった」
「それで?」
「デジタルソルジャーたちによると、この試合を観ていた米国人は、口に出すかどうかはともかく、「ワクチンの影響にちがいない」と思った、という」クリスが言った。
「この試合は注目のカードでテレビ中継していたから、大さわぎとなりましたー。けれど、このような事件は、世界で多発してまーす。例えば、下記の記事を参考にしてくださーい(翻訳、ありがとうございましたー。感謝しまーす^^)」レベッカが補足した。
https://note.com/kininaruhonyaku/n/nd32aaa2d5e3e
「先日のダボス会議でも、ファイザーのCEO(下記写真で赤丸)が記者(青丸)から執拗な質問攻めにあいながら、無言で歩き続ける、というニュースが報道された」
「どんな質問だったの?」
「例えば、ファイザーのワクチンは、感染症予防効果がないのを知っていたのに、なぜ隠していたのか、というような質問でーす」
「・・・」
「今年のダボス会議は、ちょっと異様だったことも付け加えておきたい」
「あ、そうなんだ。世界のリーダーが集まる会議だと思っていたけど・・・」
「そうなんだ。異例なんだ。主要国の首脳が参加しないことに加えて、やたら、報道が多かったのも今年の特徴だ」
「どういう意味なのかしら?」
「まだ、わからないが、我田引水で解釈すると、これまでダボス会議には世界中の権力者が集まるがあまり報道されなかった。それが、正反対になった。つまり、ダボス会議の神秘さや権威、そして影響力が喪失したって、ことかな」
「つまり?」
「ディープステート、落日、ってとこかな」
「コロナに関しては、日本でも反動が起きている」
「愛知県知事選ね?」
「そう!」
「コロナが連休明けに「5類」になるという。つまり、インフルエンザと同じ扱いになる。では、これまでの騒ぎは、なんだったのか? ほんとに、ワクチンは必要だったのか? 言論統制や隠ぺいは、なかったのか? ワクチンを打って具合の悪い人は・・・?」
「いままで、大人しくしてきた日本人が多かったが、ついに、爆発が始まった!」
(そう、コロナ・ナラティブの崩壊! そして、大いなる目覚め!!が始まった!!)
■プロジェクト・ヴェリタスの和訳付き動画は、下記からどうぞ(和訳された方に感謝^^)。
https://twitter.com/ShortShort_News/status/1618533012605636611?s=20&t=DNhaPlHqM8HtDiXXOCtR9w
***以下次号***
■YOUTUBEは、プロジェクト・ヴェリタスの動画を削除!
■グーグルは、検閲!
■しかし、一方で、大手メディアも認め始めている
■日本の本屋さんの様子。隠ぺい工作や、検閲しても・・・もはや、隠しきれない。
■日本の雑誌も、ワクチン問題について掲載!!