面白いアイデアが浮かんだ時に見てほしい記事💡
ターゲット
自分的には面白い!と思ったアイデアを考えた人
アイデアに需要があるのか確認したい人
アイデアを形にしたいと思っている人
敢えてターゲットでない人を言うと
アイデアがまだないけど欲しいと思っている人です。
この記事はアイデアのブラッシュアップにフォーカスしているためアイデアを見つけたいと思っている人はこちらの記事をオススメします。
仮定
これまでたくさんのアイデアマンにインタビューをしてきましたが、最も目立っていた意見は「アイデアをパクられたくない」でした。
個人的にアイデアは早い段階で世の中に出してしまって、需要や反応を測る方が良いです。
確かに、少しでも労力かけて出てきたアイデアはかわいいものですよね。もしそれが誰かにパクられて、もっと面白くされたりしたら悔しくもなりますよね。
すごくわかります。
けど同時にもったいないものがあります。
それは時間と労力。
もし、アイデアをパクられたくないという気持ちが先行して、どこにもアイデアを出さないままだとどうなるでしょう。
ほとんどのパターンは何も起こりません。せっかくのアイデアが妄想で終わってしまうのです。残念ながらほとんどの人が行動に移しません。
行動をした人もほとんどは失敗に終わります。(失敗の定義はそれぞれですが、届けたい人に届かずに終わることが大半。)
僕は個人的に「もったいない」という感情が大嫌いです。
せっかく出てきたアイデアがもったいないことにならないように。
アイデアが日の出を浴びることを後押しできるように記事を書きました。
前提
アイデアに価値はない
と自分には言い聞かせていますが、まだ断定するには主語が大きい気もします。
アイデアには影響力もあれば、欲しい人がいれば価値も生まれる。
しかし、そのほとんどが形にならずにどこにも届かず価値を生んでいない。
誰かの実現したアイデアを見て、同じことを考えていたのに・・・なんて言う人もがいても、実行がなく妄想しただけであり、考えてないのと同じだ。
つまりは、
アイデアは形にならないと意味がない
アイデアはまだ形になっていない仮説であり、妄想である
この前提を忘れてはいけません。
どうしても自分が生み出していて大切にしたいバイアスがかかっているので、他の人も欲しいに違いないと思いがちです。
その仮説が全て正しく、全て思ったように進められることなんてほとんどありません。
(僕がそうだけかもしれませんが、検証前のパッと思いついただけの仮説がほとんどブレないような人がいたらやり方を教えて欲しいです。。)
まだ仮説段階に過ぎず、検証を重ねて磨かれていく、もしくは、大きく中身が変わる可能性があることを踏まえて進んでいくことをオススメします。
その仮説を妄想で終わらせずに、「こうでもないか」「意外とこれが良いんだ」なんて言いながら検証を重ねて形作っていくなんて面白いと思いませんか?
パクられるのが心配
パクられてなんぼです。
パクられるほどのアイデアだったらGOサイン!くらいに思っても良いかもしれません。
中国は文化的にパクリ商業が発達していると思います。そんな中、パクリは悪いこととは捉えられておらず、むしろパクられることは賞賛に値するほどです。もしそっくりそのまま丸パクリされたなら、それだけ完成度の高いサービスやアイデアだったということです。
他の人の目に触れたとしても「面白くなさそう」で終わる。「面白そう!」と思われても実際に使ってくれるとは限らない。「使いたい!」という感情がごく一部の人の中で終わることが多いでしょう。
そんな可能性が高い中で、幸運にも「何このアイデア!パクって形にしたい!」なんて実際に実行に移されることの方が少ないです。
つまり、パクられる確率よりも、そのアイデアが「イケてない」ことの方が確率として高い。パクられるかの心配の前にアイデアを磨いた方が良さそうだという結論に至ります。
パクられるほどの良いアイデアを作っていきましょう。
ブラッシュアップ
前述でアイデアは仮説であり、検証する必要があると述べてきました。
それでは、検証としてブラッシュアップの方法も紹介します。
市場を知る
3C分析やSWOT分析なんて聞いたことがあるかもしれませんが、そんな前にGoogle検索。
競合や類似のサービスがあるかの検索です。
意外と競合がいるかどうかが把握できていないままアイデアを検証して
いる人も見受けます。(僕も調べきれてなかったパターンが多数)
https://support.google.com/websearch/answer/2466433
Google検索で一番上に出てくるサイトはたまたまSEOが強かっただけかもしれません。上記の検索オプションなどをつけて、除外キーワードをつけたり、絶対含まれるキーワードなどを利用することによって、類似しているアイデアやサービスが既にあるかどうかを確認することができます。
どうして最初に簡単な類似サービスの検索なんでしょうか?
ブラッシュアップの順番があり、以下を確認していきます。
アイデア自体を具体的に言語化していく
目的はなんだっけ?
ターゲットは誰なんだっけ?
何を目指しているんだっけ?
そのアイデアの検証をしてみる
他の人に伝わってるんだっけ?
需要あるんだっけ?
当初の目標に近づいてるんだっけ?
上記一番目のように自分のアイデアを具体化しましょう!
そこで、類似サービス。
存在していれば吉です。類似サービスが既にあると、ふわっとしているイメージの言語化が早くなります。むしろ、どんなターゲットに向けたらどんなサービスに需要があるかなどが測ることができます。もちろん、全く同じコンセプトでターゲットもUIもUXも同じようなサービスだとオススメできません。
しかし、成功事例を差別化して売り出すのは業界が盛り上がっている場合追い風になりますよね。
ゲームやマッチングアプリなど、類似しているサービスが多いけども業界が盛り上がっているためコンセプトやターゲットを変えてあげることで充分勝ち筋が作れます。むしろ、ゼロからコンセプトを作っていくよりも、既存のサービスとの差別化を測る方が簡易的に思える程です。
余談ですが、
投資をたくさんしてもらおうと思った時に、成功事例の前例があって、マーケットの大きさが見えている方が圧倒的に投資がされやすい。前例がなくて、市場がどう反応するかがわからないものに対して投資はされにくいものです。
アイデアをブラッシュアップするサービスを作りました。
完全無料のWebアプリ
前述の通りアイデアは形にしないと意味がありません。浮かんできてすぐに実行に移せないと妄想で終わってしまいます。妄想で終わらないためにもコミュニティ設計をアイデアのブラッシュアップにフォーカスしています。
アプリでできること
アウトプットしないとわからない反応がわかる
Google Analyticsと連携して実際のデータが反映され、データとしてアイデアの反応が確認できます。
一番の利点はコメント!
類似サービスを紹介や個人開発だと難しいことを敢えて伝えてあげることで踏みとどまることができた例も。また、ここでブラッシュアップを経てローンチされていったアイデアも多数!
投稿することが既にブラッシュアップになる!
アイデア投稿には「背景」「ゴール」を入力します。
できるだけ簡易的な言語にすることにより対外的に伝わりやすくなります。
また、「さらにブラッシュアップ」機能により以下の深掘りを図ります。
イシュー(カスタマーのペイン)
ターゲット顧客に本当に必要とされていること、求められていることは何かを洞察する。
メイン機能(コアとなるサービス)
ユーザーにとってのわかりやすさ。一言で「何が得られる!」がわからないと使ってくれる人は少なくなる。
数値的な仮説
アイデアは仮説。より具体的で検証をしやすくするための共通言語として数値的な仮説が必要。
ペルソナ
イメージとしての顧客像から、個人レベルにまで具体化した顧客像を設定する。
類似サービス
マーケットを測ったり、差別化を図るための具体例。
これらを確認することにより、変化があります。
自分の単なる妄想から多角的にみた検証中のアイデアに変わります。
前述の類似サービスを検索をしていることによって、これらの言語化は簡単になっているでしょう。
「類似のメイン機能は、〇〇で、このアイデアのメイン機能は△△なので差別化ができている。」や、
「類似のペルソナは、30代のビジネスマン。落ち着いた色や少し堅めの表現が多く、広告をよく打っている。このアイデアのペルソナは10代の学生なのでポップな印象でSNSを活用してマーケティングをしていこう!」などを目指しています。
フレームワークの活用で大きな失敗を避けることができるイメージは付きましたでしょうか?
ぜひ思い付いたアイデアや発想を大切にしながら、妄想で終わらせないで欲しいです。その原石を磨いていくことによってしか、輝くことはできない。しかし、その輝かせ方は体系だって存在しており、正しいブラッシュアップの方法によって価値を産みます!
ぜひアウトプットをしてアイデアの検証を楽しんでみてください!
まとめ
アイデアに価値は無い。
そのアイデアという仮説の精度を上げながら形にしてこそ価値が出る。
Twitterでもアイデアやサービス開発者としてのアウトプットをしてます!
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