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賢者の書

読んでの感想まとめ


生き方を改めるきっかけになった本。自分がどうしたいいか分からず、将来どうしたいのか分からず、どうにか今の状況を変えたいと思って読んだ本がこの本です。

日々の生き方について、意識することが分かったような気がします。

頭で考えているだけではダメで、なんでもいいから行動してみようと思えました。
最近は、新しい出会いも減り、人と話す機会も職場と同棲中の彼のみ。元々、自分の意見がなく自分の思っていることを話す機会はほとんどありませんでしたが、やはり、新しい出会いは日々必要だと思いました。
会う人もできれば選びたい。なにかにチャレンジしている人、人生を楽しんでいる人など、たのしい生き方をしている人にたくさん会いたいと思います。

私は、自己肯定感がとても低く、自分を認めることが苦手。そのため、自分の意見もなく、人に合わせてばかり。別にそれがストレスでもなく、どっちでもいいから相手に決めてもらう。そんな人生です。だけど、そのせいで、自分がこうしたい、と思えた時も、いつものクセで相手に合わせたり、相手に嫌われるんじゃないか。相手に嫌な思いをさせてしまうんじゃないか。それなら、自分が我慢したほうが気が楽だな。と相手に合わせてばかりだった。
これからは、ちゃんと自分がしたいことがあれば、一度気持ちを伝えることをしようと思いました。

それをしていく中で、自分がどんな人生にしたいのか、どんな人になりたいのか少しずつ見えてくるかなと考えています。
今は目標はないけれど、自分と向き合う時間や、自分の気持ちに気づいてあげれるように自分の感情をよく感じるようにしたい。

今日から自分に使う言葉にも気をつけて、自分が成長できるような生きていくのが楽しいと思えるような、プラスのいい言葉をたくさん使うようにしようと思います。
ネガティブワードはなるべく避けて、そんな時は1つでもいいから自分のいいところ、良かったところを探して褒めてあげられる、肯定できるような言葉を使おうと思います。


「賢者の書」は2時間ちょっとで読み終えることができ、もっと読みたい。早く読みたい。と思わせてくれる本でした。
これから日々を過ごしていくなかで大切にしたいと思えることが見つかる本でした。

わたしはAmazon Kindleで読みました。アマゾンプライム会員は無料で読めるので、気になった方は一度読んでみてほしいです。

何度も読みたいと思ったので、本も購入しようと思います。


※ここからは私のメモです。ネタバレを含みますので、注意してください

1.第一の賢者 行動
 行動なくして、失敗も成功もない。
→行動しないとなにも始まらない。失敗と思っていることも実は失敗ではなく経験のひとつ。必ず将来どこかでこの経験が活かされるときがくる

 人間は失敗をしたと思うと次の失敗を恐れるようにできている。そして、失敗を恐れる心が、人間から行動を奪ってしまう

行動を起こすときに何かを期待したり、失敗することを恐れたりすることには、意味がない。
できるだけ多くの行動を起こすこと、そして行動の結果返ってきたものをよく見て、どうやってこれを使うのか考えること
→行動を起こすこと自体が大事。その行動を通して自分の得たものはなにか考えてみる。なにか学びがあれば、それは失敗ではないし。貴重な経験となる


2.第二の賢者 可能性
 人間には不可能と可能にする能力がある

 人間には無限の可能性がある

3.第三の賢者 自尊心と他尊心
 自分がかけがえのない存在であり、無限の可能性をもった唯一無二の存在であると、絶えず自らに言い聞かせる必要がある。

 自尊心と同じ高さまで、他尊心を高める必要がある
→自分以外の人も、唯一無二の存在。相手のこともきちんと尊敬し、認めることが大切。

4.第四の賢者 目標
 これから決める目標は、何になるかではなく、どうなりたいかでなければならない。
 どうなりたいかを追求するから、自ずと何をやるべきかが見えてくる。

これになれたら成功、幸せなどという職業はない。成功は職業についてくるもではなく、人についてくるもの。
何にかるかを目標にしても成功を収めることはできない。まずは真剣に、どんな人間になりたいのかを考えなければならない。
→自分はどんな人になりたいのか、どんな生き方をしたいのか、しっかり考える時間を作って、自分と向き合いたい

5.第五の賢者 今
 過去はもう戻ってこない。あれこれ思い悩んだり後悔したりしても、これからの人生にプラスなことなど何ひとつない。
今日一日を精一杯に生きる。この心がけが成功者には必要
→過去を悔やんでも仕方ない。今日一日を過去を振り返ったり後悔する時間に使うのではなく、未来の自分のために一日を大切に、今日を大切に過ごそう

大切なのは昨日までの人生と、明日からの人生に心を捉われることなく、今日一日に集中して生きるということ

自分の伝記を読んでいる人が、今日のページを読んでいるときに、「こいつは成功して当然だ、絶対成功する人だ」と確信できる一日にすること
そのためには、行動であり、言動が大切。

今日一日、成功者としてふさわしい過ごし方をする


7.第七の賢者 幸福
 「類は友を呼ぶ」のことわざどおり、思いやりや生き方に惹かれて、その人の所属する世界はでき上がっていく

 人は二極化する。自分を幸せにすることを探す人、他人を幸せにすることを探す人
→自分は他人を幸せにできる人になりたい。それで幸せになったり、お金がもらえたりするなら、その方がよっぽど楽しい人生になりそうだ。

8.第八の賢者 言葉
 人間が日々使っている言葉が、私たちの人生をつくっている。言葉はあらゆるものを導く。

言葉が行動を生み、言葉によってある選択が生じ、決断が生まれる。人は言われたとおりの人間になる。
→自分が自分自身に使う言葉、周りにいる人の言葉。それを選ぼう。いやな言葉しか使わない人のそばには近寄らない。

人間のすべての行動を決めているものが言葉。心は、日々耳にするすべての言葉の影響を受けて作られている。

自分の言葉をいちばん聞いているのは自分。そして、誰の言葉より、自分自身の言葉に強い影響を受けて人生をつくっていく
→自分にとっていい言葉がけをしよう。わたしは自分で自分の人生を決められる。後悔のないように自分が幸せになれる選択ができる。嫌なことは嫌と、他人軸ではなく自分軸で選択できる人生にする。迷いばかりの人生は嫌だ。自分で自分の人生を決める!幸せになる!

今の自分が成功しているとはどうしても信じられなかったり、幸せだと感じることが難しい一日だったとしても、まずは成功している人間なら、そんなときどういう言葉を使って、どういうことを頭の中で考えるのかを考える。
なりたい自分になったと思って言葉を使う。その言葉によって、真の
成功が引き寄せられる。

人生は、言葉によってつくられている

今日自分が使った言葉どおりの人生が待っている。ということは、今日一日思ったり使ったりする言葉は、成功が約束された者がきっと使うだろうと思える言葉でなければならない。

 9. 最後の賢者 感謝、与える、誕生
 人生をより素晴らしいものにするためには、とにかく感謝の言葉を多く口にする毎日を送らなければならない。

 自分と出会うすべての人や出来事に対して、心から「ありがとう」と思わなければならない。そして大切なことは、それを伝えなければならないということ。
そうすれば、毎日が新しい感動の連続になる。


人生において欲しいものを手にいれるためには、手に入れたいと思うものを与える側にならなければならない。

本当に手に入れたいものであればあるほど、どうやって人に与えるかを考えなければならない。


人間は何度だって生まれ変わることができる

自らの人生を素晴らしいものにするために生まれ変わろうとするときに、他人がどう思うかなど全く気にする必要ない。

生まれ変わる前の過去のことをあれこれ考える必要などない。今日から、ゼロから人生とつくっていけばそれでよい。
人間は今日から新しい人生を始めることができる。むしろ、毎日をそうしなければならない。

#読書記録 #賢者の書

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