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こころが苦しい夜とアイスキューブ

消えてしまいたい、人生を終わらせたい…。
そんな風に考えてしまうほど
こころが苦しくてしかたのない夜…

アイスキューブがあれば、こころが少し楽になるかもしれません。

セルフ・コンパッションのエクササイズで氷を使ったエクササイズ(『アイスキューブ・チャレンジ』)があります。
これはマインドフル・セルフ・コンパッションの開発者であるクリスティン・ネフが、自己判断を和らげ、苦しみを優しく受け入れる実践の一環として紹介しているものです。

アイスキューブの冷たさという身体的な苦痛を利用して、その瞬間に自己批判ではなく、自己への優しさや理解を促すことを学びます。


やり方
1.アイスキューブを1つ手に持つ
2.  その冷たさや不快感に意識を向け、自分が今体験している苦痛を認識します。
3.  痛みに抵抗しようとする自分に向けて優しい言葉をかけたり、落ち着いた呼吸を通してその苦痛を和らげるよう努めます。
4.  自分がどのように苦痛に反応するか、またどのようにセルフ・コンパッションを発揮できるかを観察します。

参考図書「マインドフル・セルフ・コンパッション」(クリスティン・ネフ、クリストファー・ガーマー著)星和書店 


ここでは簡単にご紹介するにとどめますが、ご興味のある方は書籍などでご覧ください。

この体験を通して、私たちが普段の苦しみにどう反応しているか、そしてセルフ・コンパッション(自分への思いやり)がどのように役立つかを意識するようになるかもしれません。


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