#230 第26回にっぽんど真ん中祭り 回想録 総合審査パレード編②
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自由に、囚われている
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どんどん進めていきます、総合審査パレード回想録第2弾です。
時計もてっぺんを回り、この辺から暑さもいよいよ本領発揮という感じになってきてましたね。さすがに全パレード見届けるのは自殺行為だったので直接は観れていないですが、別会場のステージ演舞の感想など織り交ぜた形でお届けしたいと思います。
そういう意味では無料のサイド席も程々のタイミングで循環していくというか、お目当てのチームを見たら移動…って感じで、限りある客席を結果としてうまく共有できてたんじゃないかな?と思ってます。まぁもちろん暑くない方が踊り子も観客もありがたいといえばありがたいんですけどね(笑)
前回の総合審査パレード編①の回想録はこちらの記事をどうぞ。
総合審査は筆者含め8名の方に参加してもらいました!
グループ及び参加チーム名、開催時間などは公益財団法人にっぽんど真ん中祭り文化財団公式HPを参考にしています。
それでは振り返っていきます。
総合審査枠 パレード一次審査 2グループです!
<総合審査 2グループ>
①静岡大学よさこいサークルお茶ノ子祭々
②百華夢想
③岩倉鳴子おどりの会 五条川桜
④和凛ーKARINー
⑤京炎そでふれ!おどりっつ
⑥岐阜聖徳学園大学 柳
⑦神戸学生よさこいチーム湊
⑧常磐
⑨中京高校保育class『love kids』
⑩近畿大学 洗心
⑪音羽華炎
⑫よつ葉庄内ハッピーダンスクラブ
⑬鳴海商工会 猩々
⑭嘉們-KAMON-
⑮関学よさこい連 炎流
事前の予想通り、シード抜けの嘉們も含め、上位陣を関西のチームが多く埋める結果となりましたね~。予想人気ランキングの上位5つまでと公式結果も順位の違いはあれどほぼ一致してました。どちらかといえばステージの方が魅せ方が上手いチームが多かったと思いましたが、結局強いチームはパレードでも遜色なかったという証左ですね。
<嘉們-KAMON->
後述のファイナル回想録でも触れますが、昨年の総合大賞として臨んだ今年の嘉門は金曜早々に一抜け、パレードは気負いなく自分達と観客を沸かせながら盛り上げ、最終日のファイナルまで無双状態で駆け抜けた気がします。いつでもテンションMAX!パレードは特にライブ感が高くて嘉門の真骨頂を楽しめた気がしますね。
<京炎そでふれ!おどりっつ>
すっかり代名詞とも言える傘イリュージョンは初見、お馴染みの方区別なく歓声があがる演出ですね。すごいと解っていても、実際見るとやっぱり美しい。中盤の展開が一番アガってくる印象ですね、そこから後半に向けての爆発力は見ていて気持ちよく、このグループではピカイチの出来でした。
<関学よさこい連 炎流>
関西学生チームのエンタメ系パイオニアとしてすっかりお馴染みになった炎流。ここ数年型と展開が定まってきた展開に、今回の百人一首は少しハマってない?感もありましたが、パレードで無数の札が後から後から迫ってくる演出は、ステージとはまた違った印象を受ける面白い構成でした☆
<常磐>
長年変わらず常磐が纏っている重厚感のある世界観は、どまつりのトレンドとは違えど相対的に際立っていると思います。パレードではそれが如何なく発揮されており、鳴子踊りとしてのダンス性、渋さの中にある鮮やかさは多くの人を魅了しています。固定ファンが多いのも頷けますね。
<近畿大学 洗心>
個人的にとても楽しみにしていた怪盗テーマの作品。ストーリー展開を幕で隠しながら次々とキャラが登場し、アッと言わせる演出が主流になる為、ステージ向きの演出であったかな?と思うものの、パレードでも十分面白かったです。どうしても怪盗〇ッドが頭によぎって仕方なかったですが(笑)
<岐阜聖徳学園大学 柳>
毎年和風ベースのコミカル感も交えたストーリー展開がお馴染みの柳。パレード中盤の「だーるまさんが転んだ!」の展開は観ていて楽しかったですね。子供達にもウケそう。恒例のバスケットパスも歓声があがっていましたね。会場脇のミストがいい感じに敵キャラ登場シーンを箔付けてました☆
<和凛ーKARINー>
U-40でも準大賞という成績を残した和凛ですが、総合パレードでも20人そこそこの人数で上位に食い込んできたのはすごいですね!ステージでも観れた変化の豊かな場面展開や、毛皮パートの踊り子達の跳躍力など(笑)客席が近いパレードでこそ楽しめる景色が多かったかと思います。
筆者が嘉們のシード抜けからファイナル2チームまで読み切れた結果になったのは個人的に嬉しい所(笑)M氏も順位こそ一致してませんが予想6チームが全て上位入賞しているという驚異的な読みを見せています。そんなに解り易いグループでも無かった気がしますが、それぞれの審美眼と読みが発揮されていて面白いですね。
やはり関西チームの躍進が目覚ましいという結果になりました。来年以降もこの勢いはしばらく収まる気配は無さそうですね。地元も遠隔地も切磋琢磨して盛り上げて欲しいですね。
今回のグループ上位には残っては来ませんでしたが、地元地域のチームとしてまた人数が戻ってきた鳴海商工会 猩々や、個性的で艶のある演舞を魅せる音羽華炎、アオハル感全開の中京高校保育class『love kids』なども、今度の活躍に注目している所です。
つづく!
まだまだ何かをサポートして頂ける様な大層な書き手じゃないのでサポートなんて恐れ多くてとてもとても…>゜))))彡