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#169 第25回にっぽんど真ん中祭り 回想録 U-40大会編

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近隣の街降ろし
禁断の街起こし

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その後疲労を抱えて生き抜いている人も多いのではないでしょうか?筆者は毎日寝床について1分以内に意識を失ってました(笑)
過ぎ去って見ればあっという間の出来事にも感じた3日間でしたが、チームさんは次のイベント、そしてテレどまつりへの準備と切り替えている人も多いのではないでしょうか?祭り人はホントにアクティブですね☆

早や10日程経ってしまいましたが・・・恒例の回想編をやっていきたいと思います。今回は踊り子として参加していたので、ほとんどチームさんの演舞生で見れていません(泣)
なので各チームの感想も比較的ライトに総括していきたいと思います。前夜祭やその他の会場でみた感想メインになるかと。

まずは今年復活し大盛り上がりだったU-40編から。
こちらに関してはM氏やS氏が張り付きで見ていたそうなので、ひょっとしたら観戦レポみたいなコメントが頂けるかも?と期待しつつ、お送りします。

ちなみに以前投稿したU-40審査予想編はこちらの2記事になります。

グループ及び参加チーム名、開催時間などは公益財団法人にっぽんど真ん中祭り文化財団公式HPを参考にしています。

開催前から予想難しいとされていましたが、やはり想像通りにはいかなかったみたいですね・・・( ̄▽ ̄;)
U-40大会1次審査 A~Fグループ、一気にいきます。


<Aグループ>
①北誠の風
②アクティブ大曽根
③折戸悠悠
④Nostyles
⑤せんとれ〜TOKONAME
⑥Well来夢・平田
⑦飃〜FREEDOM〜
⑧みどりっち
⑨梅波冴
⑩四天王寺大学YOSAKOIソーラン部 仏喜踊
⑪GARAN43/35°
⑫豊山町よさこいチーム 仁 ~hito~
⑬常陸國大子連

<N予想>
1位:GARAN43/35°
2位:Nostyles

<D氏予想>
1位:常陸國大子連
2位:飃〜FREEDOM〜

<S氏予想>
1位:GARAN43/35°
2位:飃〜FREEDOM〜

<M氏予想>
1位:GARAN43/35°
2位:Nostyles

<公式結果>
1位:四天王寺大学YOSAKOIソーラン部 仏喜踊
2位:常陸國大子連

<予想得点結果>
N→得点なし
D氏→ニアピン×1(合計1点)
S氏→得点なし
M氏→得点なし

最初から予想大外れ続出(笑)1位に輝いたのは「四天王寺大学YOSAKOIソーラン部 仏喜踊」30人にも満たない人数で各種衣装パートや大幕まで揃えて、しっかりとしたどまつり構成を作り上げてきましたね。結果としては昨年度に引き続き2年連続ファイナルと、実力を発揮した形に。

2位入った「常陸國大子連」こちらに至っては20人足らずの人数での通過。法被・鳴子を基調としたキレのある踊りが特徴で、後半一気に色鮮やかになるのも印象的でした。

「GARAN43/35°」相当異色な作品だったと思いましたが結果にはつながりませんでしたね。ふわふわな衣装とキレキレな踊りのコントラスト、ここから1年でどんな形に進化していくかが楽しみ。

Nostyles」例年と大きく変わっている訳でもないですが、作品全体に色気がありビジュアル的にとても良かったという印象。SNSでの画像が大漁で、ホント写真映えしています。


<Bグループ>
①華★D.M.T.
②零みよし
③緣志
④富有樂猩
⑤よさこい演舞隊~光~
⑥一華-Ikka-
⑦MAIYA
⑧夜さり華-yosaribana-
⑨酔夢譚
⑩いりゃあせ南都
⑪紀州龍神
⑫愛知産業大学三河高等学校 三河乱舞
⑬神~JiN~

<N予想>
1位:紀州龍神
2位:緣志

<D氏予想>
1位:紀州龍神
2位:一華-Ikka-

<S氏予想>
1位:緣志
2位:一華-Ikka-

<M氏予想>
1位:緣志
2位:富有樂猩

<公式結果>
1位:緣志
2位:富有樂猩

<予想得点結果>
N→ニアピン×1(合計1点)
D氏→得点なし
S氏→ストライク×1(合計5点)
M氏→ストライク×1、ビンゴ×1(合計9点)

大賞チームも排出した激戦グループでした。
今年比較的見る機会が多かった「緣志」回を重ねる毎に見応えが増していきました。U-40規格でのどまつりの目指すべき形を体現した作品として、文句のないアッツアツの出来だったと思います。U-40大賞チームとしてここからどう進化していくのか非常に楽しみ。推していて良かった(笑)

「富有樂猩」この作品見たら「柿むきロングロング大会」という一発で覚えますね。着ぐるみはU-40には必ず1体以上見かけますが倒れないかマジで心配(笑)地域性をエンタメに昇華させる天才チームだと思いますホントに。

人生最大のお祭りでもある「結婚式」とそのプランナーをモチーフにした印象的な作品で注目を集めた「一華-Ikka-」センターでカラー分けした衣装って中々見なかったですが演舞に取り込むと面白い見栄えになりますね☆

ソーランスタイルで今回も豪華な見栄えだった「紀州龍神」作品クオリティとしては申し分かったと思いますが、どまつり性の部分でこのグループは他に際立つチームが多く、苦戦したのかもしれませんね。

あと今年もインパクト大だった「華★D.M.T.」、大昔のドコモを思わせるアメリカングラフィティ感とお馴染みの高速MC。某市長より多くの名古屋弁が聞けます。要チェック(笑)


<Cグループ>
①傾起
②桐ヶ丘どっこいしょ
③彩ya
④滋賀大学よさこいサークル椛
⑤ダンスチーム凛
⑥あぐい騰
⑦Anjo"北斗"
⑧SPICE!
⑨ユズリハ
⑩紫陽花〜しょうか〜
⑪彩ノ京
⑫御握り団。

<N予想>
1位:彩ノ京
2位:ダンスチーム凛

<D氏予想>
1位:ダンスチーム凛
2位:Anjo"北斗"

<S氏予想>
1位:傾起
2位:ユズリハ

<M氏予想>
1位:傾起
2位:彩ノ京

<公式結果>
1位:彩ノ京
2位:Anjo"北斗"

<予想得点結果>
N→ストライク×1(合計5点)
D氏→ビンゴ×1(合計4点)
S氏→得点なし
M氏→ニアピン×1(合計1点)

外縁から中心に向ける高低差や矩形・円形の見せ方が非常に上手で、それを大道具に頼らず踊りと移動だけで表現している「彩ノ京」これは圧巻ですね。相当な練習量か全員天才(笑)じゃなきゃ出来ないと思います。あとMCさんが芸達者すぎる。

25周年連続出場を果たした「Anjo"北斗"」昔から観客をノリノリにさせるキャッチーな曲が印象的でしたが、今年も思わず手拍子してしまう楽しい作品です。イントロで色んな世代の人が幕前に登場する演出は市民チームならではですね。

ジュニア大会金賞に輝いた「ダンスチーム凛」今回筆者がU-40演舞を唯一生で見れたチーム。上から見ててもそのダンススキルの高さと練習量、思いの強さが伝わってくるインパクトある踊りでした。「KEEPOUT」テープの演出シャレてますね☆

前田慶次と所縁のある前田利家所縁の地、荒子で拝見した「傾起」踊りが他の若手チームとは少し毛色の違う印象的な振付でした。個人的には結構好みです。この先の進化が楽しみなチームがまた一つ。

昨年の3倍近くに増員した(笑)「ユズリハ」既存のチームにも被らない、独自路線をメンバーが楽しく踊って突き進んでいるのがすごく良き。このチームがいずれ高知でどんな踊りを踊るのか全く想像がつかなくて、今から楽しみです。

唯一見れたダンスチーム凛のU40審査

<Dグループ>
①Meetiα
②かごしま新世界
③凰
④しなの大和
⑤焉
⑥踊華三好
⑦春日井疾風
⑧宴屋
⑨東京農業大学YOSAKOIソーラン部大黒天
⑩酔3
⑪鷹姫ouki
⑫刈谷魁
⑬IRIS〜虹華〜

<N予想>
1位:IRIS〜虹華〜
2位:焉

<D氏予想>
1位:IRIS〜虹華〜
2位:しなの大和

<S氏予想>
1位:宴屋
2位:IRIS〜虹華〜

<M氏予想>
1位:IRIS〜虹華〜
2位:しなの大和

<公式結果>
1位:しなの大和
2位:東京農業大学YOSAKOIソーラン部大黒天

<予想得点結果>
N→得点なし
D氏→ニアピン×1(合計1点)
S氏→得点なし
M氏→ニアピン×1(合計1点)

「その土地へ行ってみたくなる」という点で、完成形に近いどまつり性を披露してくれた「しなの大和」演舞として見せる部分と地域アピールとのバランスが絶妙でした。あとMCのお二方が上手すぎる(笑)

縁のストームくらい名古屋で浸透している大根踊りを引っ提げて今年もどまつりにやってきた「東京農業大学YOSAKOIソーラン部大黒天」作風はオーソドックスですが終始ノリの良い、元気一杯の踊りで楽しくなる一幕でした。

作品全体の色鮮やかさや空気感が他のチームとは一線を画した印象を受けた「IRIS〜虹華〜」今回の審査員からは評価が高くなかったかもしれませんが、個人的にはこの路線を突き進んで昇華していって欲しいですね。

「刈谷魁」登場しただけでこれ最後まで見ちゃうでしょ!?とにかくクセになるミディアムテンポのダンス楽曲。会場で一緒に「フー♪」って声上げたくなりますね☆


<Eグループ>
①チーム覇王ー
②信衆
③どっと
④ちゃわん娘
⑤波・流・道
⑥歓喜団
⑦デンソーグループ結仁
⑧破天荒
⑨豊明乱舞
⑩半布里Jr.
⑪九十九
⑫歓・感 G.A.S
⑬江南よさこい連〜kohga〜

<N予想>
1位:半布里Jr.
2位:歓喜団

<D氏予想>
1位:信衆
2位:破天荒

<S氏予想>
1位:どっと
2位:破天荒

<M氏予想>
1位:半布里Jr.
2位:豊明乱舞

<公式結果>
1位:半布里Jr.
2位:破天荒

<予想得点結果>
N→ストライク×1(合計5点)
D氏→ビンゴ×1(合計4点)
S氏→ビンゴ×1(合計4点)
M氏→ストライク×1(合計5点)

「半布里Jr.」過去の作品をリメイクしてキッズ達が引き継いで踊るという光景は、親御さん的にはそうとうグッと来るかと思います。ジュニア金賞連覇とはなりませんでしたがUー40ファイナルは立派な結果。

最初で最後のどまつり出演となった「破天荒」爪痕はしっかり残しましたね。振付・衣装・作曲全てトータルセルフプロデュース(確か)した横浜開拓鐵道の歴史が、4分間の中にしっかり表現されてました。

今年も全体的にポップでキュートな踊りと楽曲が作品を彩る中、主軸は2人の覆面男の戦いという奇跡的な演出が話題の「歓喜団」これでいてしっかり地域性もキッズの可愛さも出してるのだから色々神懸ってますよね(笑)

総踊り曲?と言っても過言ではない程の巻き込み力を持ったチーム「どっと」デジタルカラーのビジュアルと「なもじめ」というレトロ感との奇妙な融合は、すっかり名古屋の名物チームとして定着した感があります。


<Fグループ>
①関東どまつりチーム轟
②日本福祉大学夢人党
③あさぎ
④長野県看護大学よさこいサークル鼓魂
⑤心笑
⑥魂響
⑦達磨-DaLuMa-
⑧名古屋SPIDERS
⑨日進市商工会FEST
⑩でらおおぶ
⑪一絆一結
⑫AAA瑞穂
⑬cobo勝川

<N予想>
1位:心笑
2位:AAA瑞穂

<D氏予想>
1位:心笑
2位:名古屋SPIDERS

<S氏予想>
1位:心笑
2位:日進市商工会FEST

<M氏予想>
1位:関東どまつりチーム轟
2位:あさぎ

<公式結果>
1位:名古屋SPIDERS
2位:心笑

<予想得点結果>
N→ニアピン×1(合計1点)
D氏→ニアピン×2(合計2点)
S氏→ニアピン×1(合計1点)
M氏→得点なし

昨年の参加ですっかり認知度も高まった男子チアチーム「名古屋SPIDERS」どまつり性は解りませんが、インパクトとしては文句なしの1位だった思います。現状、身体一つで縦軸演舞構成を広げられる唯一のチーム。皆がこれをやり出したらいよいよ競技が変わる(笑)

心笑」U-40では比較的ポピュラーな構成と人数規模感でしたが、他のチームより俄然、踊り子のパワーと楽曲のノリが良かったですね。見ている側も沸く感じです。花札・博打というテーマ性とうまくリンクしていたかと。

瑞穂区の美しい桜をイメージした色鮮やかな法被が印象的だった「AAA瑞穂」大人も子供もそれぞれの魅力を存分にアピールできており、ファミリー賞受賞も納得の演出でした。MCの背中がものすごく華やか☆

高知県知事賞を受賞した「日進市商工会FEST」今やどまつりでは希少な存在になった高知よさこい系チーム。前後左右へのムーヴが思ってた以上に激しくて躍動感がすごい。1人体幹がエグい人がおる(笑)

前夜祭の一華-Ikka-

<U-40予想得点合計>
N→ストライク×2、ニアピン×2(合計12点)
D氏→ビンゴ×2、ニアピン×4(合計12点)
S氏→ストライク×1、ビンゴ×1、ニアピン×1(合計10点)
M氏→ストライク×2、ビンゴ×1、ニアピン×2(合計16点)

とりあえずU-40審査編での予想得点差はほぼなかったですね。Bグループを完全正解させたM氏がわずかにリード。D氏はFグループ順序逆で当ててるにも関わらず、配点上では2点しか入ってないのしんどい(笑)
次回の総合審査編で結果が出ると思います。


以上、どまつり回想録U-40大会編お送りしました!

結果だけみれば、どまつり性と呼ばれる地域色の作品への織り込み度とエンタメ作品として全体的な演舞のクオリティやインパクトがバランス良く表現されたチームを中心に、かつ地域・学生・社会人と色んな属性チームがバランス良くファイナルに選出されたという印象を受けました。

恐らく各グループ毎に審査員が違うので(ある程度の共通方針はあれど)その時の審査員が重視した評価ポイントによって、上位に選ばれたチームの傾向はかなり違った様に感じました。この辺りはチームの方向性と審査員との相性、運要素による箇所もあったと思います。

U-40に関しては審査順に速報的なスタイルで審査結果がSNSで発信されていたので、ファイナル出場チームの全体バランス調整というものは無かったのかもしれません。
今回の各審査の中では、事前に公開されている評価基準と結果が一番アジャストしていたかな?というのが個人的な感想です。

U-40に関しては評価される云々よりも、新しい方向性を持ったチームが注目を受ける機会の一つと思いますので「どんな作品がウケるのだろうか?」という事に固執することよりも、自分達がやりたい作品を追求して業界に新しい風を吹き込んで欲しい!というのが個人的には感じる所です。
結果として、そういうチームは結果に関わらずどんどん注目されていくと思います。

次回は賛否両論あった(とかなかったとか?)総合審査編をお送りしたいと思います。気長にお待ちください(笑)

つづく!

まだまだ何かをサポートして頂ける様な大層な書き手じゃないのでサポートなんて恐れ多くてとてもとても…>゜))))彡