#232 第26回にっぽんど真ん中祭り 回想録 総合審査パレード編④
****
現状維持は、衰退の第一歩
****
今年はさくさくと進められている気がしています。総合審査パレード回想録第4弾です。
どうでもいい思い出話なのですが今年のどまつり土曜日、筆者は基本TV塔前パレード会場とオアシス会場をひたすら往復する人間と化してまして(昼ご飯もオアシスのキッチンカーで済ませた)それでもその日だけで2万歩あるいてたらしく、かなりの運動になりましたね。
もちろん踊り子の皆さんはより多くの会場に移動する機会もあったでしょうし、全力で踊っているのでこの比ではないでしょうが、ホント参加する人全てが十分な体力を持って挑まないといけない祭りですね。できたら開催時期をもう少し涼しい時期にずらして頂きたい・・・!
暑さにも耐え、歩くのも相当歩いたというのに、夜の飲み会でほとんど取り返してしまいましたね。これも祭りあるある( ̄▽ ̄;)
ちなみに土曜のウォッチャー飲み会ではどまつりの話をするどころか、半分以上の時間みちよさの話をしていました(笑)まぁ参加者が筆者以外ほぼ東北人だったので無理もない話ですが。
前回の総合審査パレード編③の回想録はこちらの記事をどうぞ。
総合審査は筆者含め8名の方に参加してもらいました!
グループ及び参加チーム名、開催時間などは公益財団法人にっぽんど真ん中祭り文化財団公式HPを参考にしています。
パレード回想編もいよいよ残りは2つ。
総合審査枠 パレード一次審査 4グループです!
<4グループ>
①福井大学よっしゃこい
②京炎そでふれ!輪舞曲
③笑゛
④中部電力よさこいサークル 灯守
⑤どっと
⑥鷹姫ouki
⑦SA:GA-彩雅-
⑧ひなた
⑨達磨-DaLuMa-
⑩中京大学晴地舞
⑪一華 -Ikka-
⑫豊山町よさこいチーム 仁 ~hito~
⑬津凪ーtsunagiー
⑭でらおおぶ
⑮夢色歌留多
事前予想でも唯一満票を獲得していた笑゛が予想撮り上がり、もう一枠をU-40クラスでもあった一華が獲得するという、意外な結果になった4グループのファイナルチーム。セミもファミリー枠のどっと、初出場の東京勢SA:GAが埋めるという、異例尽くしの結果でしたね。
<笑”>
登場して歩いてくるだけでこれだけの「箔」を感じさせられるチームはそうはいないですね。技術的に特段テクニカルな演出はなくとも、これを体現するには尋常ではない努力と時間が必要です。群舞としての団体芸の「美」と個々の踊り子の「圧」この2点だけでも十分楽しめる傑作です。
<一華 -Ikka->
元々ストーリー性のあるアオハル色の強い作風には前作、前々作から定評がありましたが「漫才」をテーマとして扱った今作品(noteにもテーマ原作があります)は更に再度ストーリーも充実して、お客さんを釘付けにした演舞でしたね!今年イチのサプライズとも言える大躍進だったと思います。
<どっと>
単にファミリーチームとしての和やかさだけではなく、テーマとしっかり相乗効果のある小道具や衣装デザインを派手さではなく可愛さでまとめ上げた視覚的統一感。子供達の無邪気さが自然な形で発揮された場面展開はかなりハイレベルな演出手法。筆者のみならず、納得のセミ入賞だと思います。
<SA:GA-彩雅->
ソーランで既に完成されていた『瞬煌』を、どまつりでは更に多くの人数で煌びやかに力強く表現してくれました。物語感を彷彿させる勇壮な楽曲に乗せて展開される演舞は、派手さがウリのどまつりチームとはまた違った優美さを感じさせてくれました。やはり好みですねこのテイスト。
<津凪ーtsunagiー>
ダンススキルの高さは言わずもがなですが、それをスピードやパワーでゴリゴリに見せつけるのではなく、作品の中でサラッと鮮やかに織り込んで見せていくのがカッコイイですね。流暢なラップ調のMCと中盤の観客盛り上げなど、知らない人が見たらどこのアイドルグループ?とか思われるのでは。
<夢色歌留多>
いおり屋グループに共通している作品の世界観や衣装の華やかさを、初心者には入りやすく、練習時間の取れないOBにも無理のないレベルでちょうど良くデフォルトされてるな、という印象。特定世代向けチームの作り方のお見本みたいな感じ。明るく楽しく鳴子踊りの雰囲気を表現できていて〇
このグループも前回同様、ある意味対照的な属性を持つ2チームがファイナルに選ばれたな~という印象がありますね。全員が笑゛を1位予想としていた為、オールストライクGET。逆に一華のファイナル進出を予想できた人はいませんでしたね。結果として多く人がニアピンGETとなることにより、獲得したポイントは同じ様な結果になりました。
予想記事でも言及していましたが、やはりこのグループから初ファイナル勢が出る結果になりました。有力チームが鎬を削るグループも見応えがあって良いですが、チャンスを手にしたこれからのチームが躍進していくのを見るのも非常に面白いですね。こうやってファイナルステージも少しずつ新陳代謝が進んで行くと良いかと思います。
そういう意味ではそんな期待値の高いチームがたくさんいたグループでもありましたね。今回見たチームの中では中部電力よさこいサークル 灯守、ひなた、中京大学晴地舞などが今後更なる注目の的になってくるのでは?と思ったりしています。
つづく!
まだまだ何かをサポートして頂ける様な大層な書き手じゃないのでサポートなんて恐れ多くてとてもとても…>゜))))彡