#229 第26回にっぽんど真ん中祭り 回想録 総合審査パレード編①
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運命とは、皆で作るもの
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引き続き総合審査パレード編の回想録をお届けします!
昨年から行われてるどまつりのTV塔前パレード、まともに席に座って観覧できたのは今年が初めてでしたが、サイド席の踊り子の距離の近さはいいですね!あの間隔での迫力を日中は無料で観れるのはとても嬉しいと思います。
有料の正面席は席数は少ないものの常時満席!という事もありませんでしたし(夜はいっぱいだったのかな?)高知やソーランだったらチーム関係者や地方車の上からしか見られない様な画角で一般の観客が演舞を観れるという特別感☆
カメラマンや動画撮影の方からしたらこれ以上ないロケーションだったのでは?顧客満足度は高い会場だったのかな〜と思います。暑さだけはどうにもなりませんでしたが(笑)
前回のU-40編回想録後編はこちらの記事をどうぞ。
まずは総合審査パレード編の予想企画ルールのおさらいです。
やはりファイナル・セミ内でのグループ順位は発表されなかった為、それぞれ順逆可としました。5・6位についても同様としました。
こちらの予想結果も総合審査のみで一度集計させて頂き、最後の記事にて最終得点結果を発表させて頂きたいと思います。参加者以外、誰が期待してるか解りませんが(笑)お楽しみに☆
総合審査は筆者含め8名の方に参加してもらいました!
グループ及び参加チーム名、開催時間などは公益財団法人にっぽんど真ん中祭り文化財団公式HPを参考にしています。
それでは振り返っていきます。
総合審査枠 パレード一次審査 1グループです!
<総合審査 1グループ>
①煌☆
②傾起
③大阪大学お祭りダンスサークル祭楽人
④勝山組
⑤天狗ぅ
⑥肥後真狗舞〜九州がっ祭
⑦コンコン豊川
⑧龍谷大学 華舞龍
⑨kagura
⑩半布里
⑪凰
⑫京炎 そでふれ!志舞踊
⑬夜宵
⑭侍前田利家ONDO・舞人
⑮浜松学生連鰻陀羅
⑯神~JiN~
kagura、夜宵、半布里のどれかをファイナル予想としていた人がほとんどだった為、結果として誰もがストライク2本GETした形になりました。それ以降も非常にレベルの高い演舞が目白押しだったグループだと感じました。
<半布里>
ド派手な衣装・イリュージョンな大道具と、後述するkaguraとの類似点が挙げられる所はありますが、特別大所帯の人数でもないにも関わらず、非常に力強さに特化した印象を受ける作品であったと感じました。このパレードでは1抜けしたかな?と思いましたが、まさかシードで抜けるとは(笑)
<kagura>
絢爛豪華でお馴染みのkaguraですが、やはり優美さ・荘厳さと言った点では随一の完成度。派手なパッケージの中でも抑える所は抑え、出す所では惜しみなく、という緩急がつけられており、特にパレードという形式では大名行列か花魁道中を思わせる演出で、観る者を飽きさせない3分半。お見事。
<夜宵>
昨年の反省を活かしてか、パレードという形式にしっかり向き合って作られたんだな、と感じられる作品。清須会議からの秀吉の一連の物語をしっかり縦の深みを活かした流れで表現できており、それでいて定番のフレーズ、ラストの夜宵らしい激しさも好印象。ファンの期待に応えた作品でした。
<天狗ぅ>
昨年のF-1からガラッと雰囲気変わりました…というか、ほぼ別のチーム?と思うくらいの方向転換、それも非常にソーラン風味な作風に。随所に天神、北昴、天舞の影が見えました(笑)とはいえ踊りのキレ、衣装・道具の華やかさ、構成のクオリティは素晴らし出来で見応えは十分☆
<京炎 そでふれ!志舞踊>
扇子の使い方と表現の美しさに定評がある志舞踊。作品テーマとも相まって「ファンベールが筆に見える!」と感じる箇所がいくつもありました。中盤の扇子を使ったマスゲームみたいな表現も、作り手や踊る側としては練習が大変な演出ですが、観る側としては思わず歓声が上がる美しさでした。
<大阪大学お祭りダンスサークル祭楽人>
「美術館」という珍しいテーマ。演出方向としてもステージ向けではありますが、両方見た感想としてはパレードの方が迫力もあって印象に残りました。前半の展開が表現と一致しないかな?という感じもありましたが、絵画の辺りからドーン!っとぶち上がっていく展開が気持ち良かったです。
<肥後真狗舞〜九州がっ祭>
昨年のソーランからずっと好きですが、どまつりでも相変わらず止まらない勢い!とにかく煽る!盛り上げる!観ている側も思わず手拍子を打ちたくなりますね。派手な演出が多かったこのグループでは、リバーシブル法被と扇子一つのシンプル構成が相対的に印象強く残ったのかもしれませんね。
ファイナル常連チーム、それもいわゆるどまつり的な作風を代表するチームkagura・半布里・夜宵を中心に予想を組み立てた方も多かったですし、結果もそれに応える形だったので、皆さんコンスタントにポイントを獲得してましたね。セミ以降のチームも今までの他のグループだったら十分ファイナルを狙える出来栄えの演舞ばかりでした。
それにしても1グループ目から豪華なラインナップでしたね。審査グループが5つしかないので強豪がバッティングするのは仕方ない事ですが、ホント見る側天国、演る側地獄といったシステムと言えますね(笑)
当然ですが上位入賞できなかったチームにも素晴らしい演舞をしたところはたくさんいました!個人的には傾起、コンコン豊川、侍前田利家ONDO・舞人、辺りもかなりツボでしたね。また別のお祭りでもぜひ見てみたいです。
つづく!
まだまだ何かをサポートして頂ける様な大層な書き手じゃないのでサポートなんて恐れ多くてとてもとても…>゜))))彡