#29 Present for you&I
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真実に間違いはない
人が信じる視点の数だけ真実は実存する
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【2002年「partytime!?」】
前回の続き、というかその翌年の話になります。
2001年の話はコチラから↓↓
去年、地元チーム以外で唯一(恐らく)2日間バサカニを楽しんで味をしめた我々は、この年も当然の様に企画チームを結成する事にしました。
・演舞作品
バサカニといえば12月開催、12月といえばクリスマス。という事でかつてyosakoiソーランで見てひとめぼれ、その後みちよさZEPP夜会でもBOTCHメンバーが踊っている姿を見て、いつか踊ってみたいと憧れた作品・・・
藤・北大&麻生自動車学校 2000年度作品「真夏のサンタクロース」
を、瑞浪用の特別編成で踊る企画チーム「partytime!?」を立ち上げました。
まずはこの作品をお借りする為に、現役藤北スタッフにコンタクトを取り、更に当時の代表様の了解を頂いた上で、その1か月前によさこい沼津遠征に来ていた藤北の当日スタッフをさせて頂いて(ただ好きで行っただけという説もあるw)しっかりとチームの皆様と懇意を深めた上で、大いなるリスペクトを持った上で踊らせて頂くご理解を得る事ができました。
・チーム運営
てなわけでチーム運営自体もたった1回の演舞の為に、しっかりとした作り込みを行いました。具体的には・・・
・運営スタッフ制の導入、チームコンセプト設定、会員規約の策定
・チーム説明会の開催、親睦会、前日合宿等、各種イベントの開催
・チームオリジナルグッズ、当日のしおり作成
などなど。
普通に大きいお祭りに遠征するか、もしくは通年活動するチームがやるくらいの内容ですね(笑)
今だったら企画ユニットでもこのくらい当たり前なのかもしれませんが、当時としてはかなり組織から作り込んでいたんじゃないかと自負しています。
例えばしおり。
クリスマスイメージの赤台紙の装丁で合計44Pの超大作!
内容はコンセプト紹介、瑞浪の紹介、メンバーの所属チーム紹介などなど・・・今読み返しても中々の読み応えがあります(笑)
メンバー内の絵師にチームロゴをデザインして貰いまして、解散式(という名の打ち上げ)では、このロゴ入りのマフラーをメンバー全員にプレゼントしました。たしか発注数間違えて主催者の分だけ無かったはず(笑)
・メンバー構成と演出作戦
今でこそ色んなチームの人が合同で企画したり、通年チームにバサカニ限定参加メンバーを募集したりするスタイルは一般的になりましたが、これも当時はそんなに多くなかったです。よくて2、3チーム合同くらい。しかしpartytime!?メンバーの出身チームのバリエーションの多さは、他とは一線を画していました。
ありがとさん、大須笑店街☆21、樂京乱舞、歓喜団、祭人、THE!!駆波”乱、蒼天爛華&富士建材(当時)、太閤キッズ、team葵、越中夢創隊、名古屋学生チーム鯱、名みそ連、なるっこ西春、浜松DANCE OR DIE、舞都、夢源風人、夢道源人、室蘭鯨翔舞、もっ'Z‥‥合計19団体☆
東海を中心に北海道、東北、北陸、関西と、ホントに全国各地からのメンバーで構成されました。中にはそれぞれのチームのスタッフや顔役の様なメンバーもたくさんいて、今でも現役のメンバーもいますね。
主催者が一番無名というサプライズ(笑)
余談ですがこの中でまだ存続してるチームっていうともう数少ないですね…逆に20年近く続いてるチームは、それはそれで驚異的ですが。
そして「瑞浪では仮装」という流れが出来上がってきたバサカニ3年目。ここで企画チームとしてインパクトを持たせる為に「仮装に対して正装(フォーマル)」という戦法を取りました。
これは結果として大成功☆様々な法被、チーム衣装、仮装が混在する中で、「黒のフォーマルスーツ&ドレス集団」は異彩を放っていました(笑)まさに「パーティタイム」というチーム名を体で表した集団だったと思います。
・チームコンセプト「Present for you&I」
「真夏のサンタクロース」という作品を最大限に、この瑞浪バサラカーニバルという祭りで皆様に届ける為に「Present for you&I」というチームコンセプトを掲げて臨みました。
たくさんの人に幸せを届ける、と同時に自分も最大限楽しむ!自分が楽しんでなきゃ誰も楽しくならないよ!という想いを体現するチームでありたいと。
そして演舞前にはメンバーには秘密で集めたメンバーの所属チーム関係者、知人友人からのサプライズ応援メッセージを伝えて士気を高めたりと、色々な仕込みをしました☆
これはメンバーには相当喜んで貰えたのですが、その準備として全く知らない人にいきなりコンタクトを取って「応援メッセージを下さい」とお願いするのは、今思えば中々ハードルが高いお仕事だった様に思います(笑)
今はもうできないな・・・
・そして、パーティは続く
ここまで色々企画を詰め込んだ成果か、集まったメンバーのおかげか、partytime!?はたった1回の演舞にも関わらず、自分自身は元よりメンバーにも大変思い出深い企画となりました。
このチームは自身のよさこい人生の中でもトップクラスのゴールデンメンツだったと思っています。これだけのメンバーはもう2度と集まることはないだろうな~と。演舞1回きりだからこそ実現した奇跡だったのかもしれません。だからこそ、この思い出は今でもキラキラしています(笑)
そんなキラキラした思い出を、時代を感じる荒画像でどうぞ(笑)
※限定公開動画です。’22/11/23修正しました。