#117 どまつり回想録 一次審査⑥グループ(第24回にっぽんど真ん中祭り・市街地開催編)
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友達の友達、すなわち敵
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少し間が空いてる内に一気に冷えてきましたね~。なんとか本格的な秋の入り前に回想録、半分はこなすことができました。
週末は各地で大きいお祭りが目白押しでリアルもネットも盛り上がりそうですね。台風なども来なさそうなので一安心です。皆様、秋も楽しんでいきましょう☆
それでは前半戦ラストやっていきましょう。
前回の⑤グループ回想録はこちらからご覧ください。
今回最も激戦だったと感じた⑥グループです。それではどうぞ!
<⑥グループ> 8/27(土)15:25~16:20
夜宵
よさこいチームかざみどり
神戸学生よさこいチーム湊
零みよし
癸-mizunoto-
酔夢譚
近畿大学 洗心
神~JIN~
宵あさ
倭奏
津凪-tsunagi
出場辞退などもあって波乱含みのグループでしたが、結果的には前年大賞の夜宵がしっかりとトップ通過。
そんな夜宵OBも数多い倭奏が2位につけ、勢いそのままにセミファイナルを勝ち抜きファイナルまで進みました。
大所帯の強豪チームに相手に津凪-tsunagi-が少人数ながらも3位入賞。
そして遠く福岡から遠征の宵あさがしっかり結果を出して4位に入りました。
<夜宵>
昨年度テレどま大賞チームが満を持して登場。さすがにこのグループのトップ演舞は厳しいのではと思いましたが、他の強豪をねじ伏せて1位抜けしてきましたね。
どまつりのスタンダード豪華絢爛構成ではあるものの、kaguraや半布里と違うのは地域性より物語性が強く推し出されている、和製ミュージカル感の強さといった所でしょうか?昼間より夜の方が圧倒的に映える色使いはやはり「ファイナルを目指すチーム」と「大賞を目指すチーム」の決定的な違いでしょうか。ファイナル5位は立派な成績。お見事でした!
<倭奏>
今回常笑と並んで最もドラマのあったチームの一つ。ソーランから見ていますが、どまつりの倭奏は同じ作品とはいえ大分雰囲気というか、テイストが違う様な迫力を感じましたね。グラフィックさんの有り無しの差でしょうか(笑)ライブ系にはデメリットの声禁止ルールですが、多くの和楽器の音色で十分カバー出来てました。逆にこれに挟むMCは結構テクニックを必要としますね。
このクオリティでの2位はもはや審査員の好みの差になると思いますが、結果としてはセミファイナル1位の末、ファイナル進出という激アツ展開で最高のどまつりだったと思います。
<津凪-tsunagi->
今回どまつりで見たチームの中でもトップクラスにダンススキルが高かったチーム。Sさんも言ってましたが、ホントにアイドルユニットが参加してるんじゃないかと思ってしまうくらいのバッキバキの踊りとエモーショナルな楽曲、そしてめちゃくちゃ饒舌でノリまくりのMCと、ダンス的にカッコいい要素が目白押し。この強豪集まるグループで、この人数での3位は誇るべき結果だと思います。さらに人気が高まってもっと人数が増えてこれば、この先の時代のどまつりの顔になっていくと思います。
<宵あさ>
今回筆者は初見のチームさんでしたが「踊りでストーリーを表現する」という、どまつりでは基本になる要素がしっかり体現されていたと思いました。選抜隊とその他という対比はよくありますが、それがストーリーの進行としっかりマッチして上手く構成されていたと思います。大幕の動きは少しもったいなかったですが( ̄▽ ̄;)遠征でこの人数で4位は素晴らしい結果です。
あと男女MCの声がホント良く通りますね☆嘉們を彷彿させる様な気合とパワーを感じる声出しでした。余談ですがこのグループでは「よるの宵」と「あさの宵」が戦ってたんですね(笑)
①~⑥までの前半戦を振り返ると、言い出しっぺのNが現在TOP。ストライク以外に結構ビンゴで点を稼ぎました。
そして2点差でM氏が次点につけてます。結構予想傾向が近かったかな?
そして少し点差を空けてD氏•H氏が同率、S氏がそれに続くといった状況ですね。後半戦でひっくり返る可能性は十分にあります!
上記以外にも気になったチームをいくつかコメント。
<よさこいチームかざみどり>
我々の知る神戸の空気がそのままどまつりにやってきた様な、まさにK・O・B・E推し推しな作品(笑)思い浮かべる街のイメージそのままに港の汽笛の音、モダンジャズな楽曲、男女パートで和風・洋風と全く風合いの違う衣装で、全てが「オシャレな街・神戸」の雰囲気を表現していました。
男衣装は某ル〇ン三世を彷彿させましたけど(笑)せっかく和洋折衷させた色合いなので、それを活かした他にはないオリジナルな演出があっても良かったですね。
<癸-mizunoto->
作品自体は地域性やテーマ性というより演舞そのもののカッコ良さを追求している感じの作風。踊り手の練習量が見えると同時に、踊ることそのものを楽しんでる雰囲気が伝わってきますね。扇子捌きが非常に上手い!
小道具や衣装の細かいところまでデザインにこだわってる感じがあって、クリエイターの気骨を感じますね。衣装や大旗といったチーム全体の見栄えが総じてカッコイイ側に振り切っている、ビジュアル系チームという印象。
この先メンバーが増えるなら更に演出の可能性が無限に広がって、いつか大化けする気がしています☆
というわけで見応え十分!迫力満点の⑥グループでした。
どのチームも素晴らしかったですが、やはり直前の出場辞退でどまつりに参加できなかったチームがいくつかあったのが悔やまれるところですね。タラレバの話になってしまいますがこれがなければやはり大きく結果は変わっていたのではないかと思います。
結果は結果ですし、それも含めて今年のどまつりなんですが、来年は全てのチームがそういう無念を感じなくてよくなる事を願ってやまないですね。
つづくぅぅぅううウ!
まだまだ何かをサポートして頂ける様な大層な書き手じゃないのでサポートなんて恐れ多くてとてもとても…>゜))))彡