#126 どまつり回想録 一次審査⑫グループ(第24回にっぽんど真ん中祭り・市街地開催編)
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それでも、へらへら笑うのだ
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今週末のバサカニに向けてタイムラインも盛り上がっている昨今ですが、その前にずるずると引き延ばしてきた( ̄▽ ̄;)どまつり回想録のゴールテープを切っておきたいと思います。
結局夏も終わり、秋を迎え、本格的な冬を迎える季節になってしまいましたが、何とか年内イベントが終わる前に公開できて良かったな、と。
⑫グループを楽しみにしていらっしゃった方がいましたら、大変長らくお待たせしましたm(_ _)m
どんなnoteだったかすっかり忘れた方も、
前回の⑪グループ回想録はこちらからご覧ください。
市街地開催編審査枠、ラストの⑫グループです。どうぞ!
<⑫グループ> 8/28(日)14:10~15:15
緣志
IRIS
Anjo“北斗”
四天王寺大学YOSAKOIソーラン部仏喜踊
凰
鳴海商工会 猩々
いりゃあせ南都
至学館大学愛楽舞
岡山うらじゃ連 楽鬼
ピンクチャイルドJr.
本命不在かと思われた最後のファイナルチームの枠をGETしたのは四天王寺大学YOSAKOIソーラン部仏喜踊でした!
2位に輝いたのは初出場のキッズチームであるピンクチャイルドJr.という番狂わせ。
3位には前評判はじわじわ届いてましたがこれまた初出場のIRISが入賞。
そして4位になったのはどまつりを代表する市民チームの雄、鳴海商工会 猩々が輝きました。
<四天王寺大学YOSAKOIソーラン部仏喜踊>
今回の予想では完全にノーマークでしたm(_ _)m
筆者は初見でしたが、作品の構成としては関西学生チームのスタンダードな作り方といった感じ。こういう雰囲気ってどまつり的だと思ってましたが、実は関西的なのかもしれませんね。
街に巣食う狐の物語を表現してますがMCの掛け合いが非常に見事でストーリーにどんどん引き込んでいく力がありますね。踊り自体はシンプルですが、衣装の色合いも大幕の感じも、柳とかにも通じる様な良い意味での手作り感と言うか、暖かみのある雰囲気で好感が持てる人も多いのではないかと。
<ピンクチャイルドJr.>
今年の審査で上位に入ってきたキッズチームは果実籠とここだけかな?ジュニア大会で金賞を獲ったピンクチャイルドのさらに姉妹チームなんですね~。身体は小さくとも動きのキレは大人顔負けですし、予備動作無しの前転や全員でのバク転など、とにかく身体能力が高い高い(笑)小学生から中学生までいるということなので体の大きさもバラバラなのですが、皆がしっかり揃った踊りをできているのはさすがの一言。衣装替えや大道具、MCなど一切なしで初出場のキッズチームがセミファイナルというのは快挙なんじゃないでしょうか?
<IRIS>
今年どまつり初出場にして堂々の3位に輝いた新進気鋭のチーム。新舞子で一足お先に見せて頂きましたが、その時も非常に美しい世界観を持っているチームという印象を受けました。アヤメの花言葉をテーマにした「希望」という名前に相応しく全体的にしっとりとした落ち着いた雰囲気から、後半にかけて日差しが差し込む様な厳かな展開を細かいスキルが効いた構成と振り、色鮮やかな紫の衣装で、無駄な華飾がなくストレートに表現されていたと思います。来年以降の進化が非常に楽しみなチーム。
<鳴海商工会 猩々>
入りから子供達がはしゃいでるシーンがあって、そのまま口上→演舞と始まっていくさながら演劇かミュージカルの様な舞台作りが印象的でした。休止期間以前に比べると、かなり人数も大道具の規模も縮小された様な気がしますが、すっかり脳裏に沁みついた鳴海音頭や猩々様の手の形の鳴子を見ると「ああ~鳴海だね」っていう気持ちにさせてくれるのが嬉しいですね。これからも地域に根差した活動と地元PRで市民系どまつりチームの先頭を走ってもらいたいです☆
N個人としては全くと言っていいほど読めなかったこのグループ。それでもD氏がストライク&ビンゴをしっかりGETしてるのはさすがとしか言いようがない・・・M氏も順不同とは言えこのグループで3つ抑えているのは素晴らしい読み。
既に結果は上記の様に出ていますが、こちらの内容はまた別記事でしっかりと振り返りたいと思います。
上記以外にも気になったチームをいくつかコメント!
<緣志>
噂の問題作ですね(笑)『 』という作品タイトルが示す通り、躍り手側の表現の発し方と視聴する側の受け取り方でどんな形にでも見える作品。これほど想いと熱量があってアップテンポではない作品は最近珍しいです。
ある程度形式にハマった作品が多い中で、ここまで自由度が高い作品は同時に難易度が高く、評価ウケするのはかなりハードだと思いますが、同時にいくらでも伸び代を感じます。昨年のテレどま受賞作品から守りに入らず自分達の表現したい作品性を追求している姿勢はすごく好感が持てます。
<いりゃあせ南都>
名古屋市南区のベテランファミリーチーム。三鱗柄のまるで火消しの様な衣装が目を惹きますね。振り付け自体はシンプルでチャキチャキ感が伝わる元気な踊りですが、隊列構成が次々と変わり大人数でないにも関わらずその少なさを感じさせない多彩な見せ方が出来ているのがすごいですね。
ファミリーチームはやはり昨今のご時世で参加人数・活動機会の減少が著しいですが、今年の参加を機にまた盛り上がっていって欲しいですね!
以上、新規・ベテラン入り乱れた⑫グループでした。
どまつりを黎明期から支えてきたチームがいくつかいる中で、審査上位として台頭してきたのは比較的歴史の浅いチームと言うのが、何かどまつりの新しい時代を表しているような、そんなグループでしたね。
ここで決まってからファイナル・セミファイナルと目まぐるしい時間だったと思いますが、ホントお疲れさまでした!
という訳で市街地演舞審査全⑫グループ振り返りました!
予想対決の結果検証も含めて、この回想録の総括はまた別記事でまとめをお送りしたいと思います。
まだもうちょっとだけ・・・
つづくぅぅぅうううウウウォォォオオオ!
まだまだ何かをサポートして頂ける様な大層な書き手じゃないのでサポートなんて恐れ多くてとてもとても…>゜))))彡