#212 ソーラン回想録 U40審査後編(第33回YOSAKOIソーラン祭り)
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ちょっと、死に逝ってくるわ
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連日暑いですが、各地で盛況なイベントの様子が聞こえてきて何よりです。踊りの祭りを取り巻く気候環境は厳しくなる一方ですね( ̄▽ ̄;)
さていよいよU40審査回想後編です!
まだソーランやってんの?って聞こえてきそうが、もうしばらくお付き合い下さい。中々まとめって終われないですね。撮影写真の処理が終わらないカメラマンさんの気持ちが解る様になってきました(笑)
ちなみに前回の回想録はこちらをご参照下さい。
今回もU-40のみ予想企画に「三河のヤングリーダー・T氏」が加わります。併せてお楽しみください。
文末にはU-40の予想結果まとめと解析も記載してあります。併せて読んで頂ければ幸いです。
それではどうぞ!
<U-40④ブロック>
紫仁
公立千歳科学技術大学「光一天」
ミナオ・ドーレくしろ
水戸藩YOSAKOI連
AOMORI花嵐桜組
AJG KIDS
黎舞-Live-
北教大岩見沢校YOSAKOI「迅」
旭川華酔組
舞灯雄武
[Sin]
女満別龍舞隊
夜桜金魚とまこまいJAPAN with風雪太鼓
このブロックも予想ランキングと比べると比較的荒れた結果になったと言えなくもないかな?バッキバキのダンス系よりは、ストーリー変化と構成展開が際立った演出が評価された様にも感じる結果でした。
<公立千歳科学技術大学「光一天」>
インパクトある大幕や旗、冒頭のワントップ構成など、どまつり味を感じるストーリー性のある作品。グラデーションが鮮やかな法被が良く映えていて◎。筆者は個人的にMCの方の声が非常に綺麗でかつ多彩でめちゃくちゃ印象に残りました。ひょっとして声優目指してる方とかですか??
<AOMORI花嵐桜組>
本祭審査編でも語らせて貰いましたが、次々変わる衣装や続々登場する小道具などによってどんどん見栄えが変化し「次はどうなるんだ?」って感じで観客がどんどん引き込まれます。ご当地性も豊かで、ファイナル2番手で登場しても、その楽しい印象が最期まで審査員の心に残っていたのが決め手だったのでは?U-40大賞おめでとうございました!
<水戸藩YOSAKOI連>
いや~めちゃくちゃ渋くてカッコイイですね!重厚なサウンドとシンプルですが力強さを感じる踊り。人数は控えめだったものの、だからこそ感じやすい踊り子一人一人が放つ、鬼気迫る表情とオーラが半端ないです。まさに「不退転」というテーマに相応しい、水戸藩の真骨頂を感じる作品。
<U-40⑤ブロック>
若欅-wakakeyaki-
うふふ
平取義経なるこ会
YOSAKOIソーランチーム傾徒
羽跳天
はるな座
相模祭組&加舞輪奴会
SA:GA-彩雅-
長崎大学「突風」
魅和月
北翔大学~友和~
斬桐舞
灼熱嵐舞
ラストブロックは予想ランキング2・4位の羽跳天と若欅がファイナルへ。ここはどちらかというと踊りの力を感じる作品系が評価された印象。やはり審査ブロック毎に審査傾向の違いをはっきりと感じ取れますね。
<若欅-wakakeyaki->
隊列構成で魅せる美しさや波といった表現はソーランをしっかり体現できており、鳴子に関してもしっかり音色を響かせていて、男性の力強さ、女性の華やかさが溢れた演舞でした。強豪揃いのU-40ファイナルでもしっかり印象を残して見事U-40準大賞に輝きました。おめでとうございます☆
<羽跳天>
カラーバリエーションがありながら統一感のある衣装とデザイン、踊り子達の踊りも力強く表情も豊か、しっかり声も出ており、場面展開の中での静と動、それぞれの見せ方の表現力が凄く良かったです。とにかく全体的にレベルが高く、総合力としての完成度はピカイチだったと思います。
<YOSAKOIソーランチーム傾徒>
演舞を通して一つの物語を見せてくれる様な語りと構成が特徴的な傾徒。今年は流星の物語?人数は少なめですが、表現力豊かな作品力は今年も健在です。ところで後半登場する流星刀、ひょっとして光ってます?また我々の厨二病心をくすぐってくれますね(笑)まさにDX流星刀☆彡
という訳でU-40回想録後編、④~⑤ブロックを振り返りました!
既に⑤ブロックの得点結果で解ってはいますが、U-40予想結果をもう一度ここでまとめておきます。
U-40編に関してはベテランウォッチャー・マニエル氏が約半分を的中させる脅威の読みを見せてくれました!続いてNが4割的中で2位、3位にはこた氏、D氏、T氏が仲良くランクイン、そして4位に工藤氏と赤鬼氏という結果になりました。
ちなみに以前のブロック別予想ランキングで紹介した、予想者の総意によるU-40ファイナリストはこういうラインナップでした。
そして実際の結果はこちら。
Nnote予想参加者全体の的中率は30%・・・まぁこんなもんでしょうね。30%以上の的中率があれば結構読みが鋭いということになりそうでしょうか?
今回は昨年以上に属性バランスが良いというか、クラブ系・市民系・学生系と幅広い年代層が揃っただけではなく、地域がうまくバラけていましたね。4チームが東北エリアからの選出、関東・関西で3チーム、残りが北海道チームですが、それにしても札幌は1チーム、他は千歳と石狩郡のチームという事で、よさこい甲子園?と言わんばかりのバランスの良さでした。もちろんどのチームもファイナルに相応しいクオリティを持ったチームばかりでしたが、これは今年偶然にもこういう結果になったのでしょうか?はてさて・・・。
U-40の予想結果でマニ氏とNが良い結果になったのは、単に東北チームを重点的に推していた結果の副産物だったかもしれません(笑)
U-40回想録は以上になります!
余談ですが、今回のU-40で活躍した東北チームが着実に成長していくと、みちよさコンテストもどんどん見応えの良いものにレベルアップしていくかもしれませんね。そんな未来も見えて来る様なU-40ファイナルでした。
来年はここに登場したチームがどんな進化を見せてくれるのか、また新たなチームの台頭が見れるのか、この審査枠をこれからも応援していきたい所です。
長きに渡ってお送りしてきたソーラン回想録も次回でラストです!
ラストは本祭審査編と合わせて、この回想録のまとめとして審査予想の総合結果、予想傾向と結果の解析記事をお届けしたいと思います。
一般の方にはよほど興味が沸かないマニアックな内容で恐縮ですが( ̄▽ ̄;)よければご覧下さい。
つづく!
まだまだ何かをサポートして頂ける様な大層な書き手じゃないのでサポートなんて恐れ多くてとてもとても…>゜))))彡