ペルーで学ぶスペイン語
Hola! 今日は今オンラインで受けているスペイン語の語学学校のFinal Examの日でした!といっても私は一番下のレベルBásico1を受けているので、ほんと基礎の基礎から学んでいます。
日本でも1年くらい、2週間に1回、仕事終わりに駅のカルチャーセンターで開講されていたスペイン語の授業をとっていたからある程度知識はあったけれど、この1ヶ月でその1年間分をすべて網羅した気がする。笑
カルチャーセンターの授業はとにかく授業の進むスピードが遅かったのです。
授業の最初に先週と今週何してましたか?って日本語で10~15分会話する謎の時間があったり、先生が厳しすぎて(私たちがちゃんと復習してなかったのも悪いけど)、1Unit終わらせるのに2~3ヶ月かかったりとか。
これについてはまだまだ書きたいことはたくさんありますが、それはいつかまた別の機会に。
そんなこんなで、今回は約1ヶ月ペルーでスペイン語を学んでみて、自分が感じたことをまとめたいと思います!
1. 授業料が安い!
私の今通っている学校では月曜から金曜まで毎日10:20~11:50の90分授業、大体3週間で390ソル(10,900円くらい)。1回あたりなんと600円!(カルチャーセンターは1回70分で約2,200円でした。)
これに教科書代も別途つきますが、複数のレベルで同じ教科書を使うので、教科書代も1ヶ月で1,500円くらい?これでも日本でスペイン語学ぶより断然安いです!私の語学学校はこれでも値段は高い方みたいなので、もっと安いところ探せばたくさんあります。
スペインの語学学校だとまた値段が高くなるイメージですが、中南米だとスペイン語の授業は割と安く受けられるみたいです。
2. スペイン語/英語で授業が受けられる。
日本のカルチャーセンターで授業を受けていたときはAll 日本語でした。今は初歩レベルのクラスということもあり、先生は割と英語多めに喋ってくれてるけれど、説明や指示出しなどほぼすべてスペイン語。
最初は質問されても何聞かれてるんだろう?ってなって、先生に英語で説明してもらわないとわからないことも多かったけど、毎日毎日同じフレーズを聞いている中で、「あ、こういう意味か!」って自然と新しい表現や単語を学んだ気がする。
先生が何気なく話す言葉を繰り返し聞くことで、身近に使えるスペイン語単語が増えました。
あと、授業での共通語はスペイン語と英語なので、英語も勉強したい私にとっては英語にも触れられて一石二鳥です。
3. 様々な国の人たちと一緒に学べる
これは、ペルーに限ったことではないのでどこの国でも同じですが、外国で言語を学ぶ際は、いろんな国からの受講生と一緒に学べます。
ちなみに今一緒に授業を受けているのは、インド人(牧師さん)、ロシア人(高校生)、ベルギー人(ビジネスマン)の3人。みんな来た時期はちがうけれど、全員現在ペルーに住んでいます。
みんなそれぞれ違う理由・目的があって、ここペルーで同じ言語を学ぶっておもしろい。スペイン語だけではなくて、授業の中でそれぞれの国の文化を学べる機会もあって、これも一石二鳥。
日本で勉強していたらやはり受講生は日本人の方ばかりになりますもんね。
さて、ほぼ挙げたのはメリットばかりになってしまいましたが、唯一デメリットをあげるとしたら、学ぶベースとなるのはペルーで話されているスペイン語になるということ。
例えば、スペインのスペイン語だと、「あなたたち」という主語はVosotrosが使われているけれど、中南米ではVosotrosは使わず、Ustedesという「彼ら、彼女ら」を表す主語と同じになります。
また、単語もスペインではコンピューターは「Ordenador」だけど、ペルーでは「carro」、ボールペン(bolígrafo)は「lapízero」になったり。
一応教科書はスペインで話されるスペイン語に対応したものなので、先生も教えてはくれますが、たまに頭がごっちゃになります。私もまだまだ学び始めなので、もしかしたらさらに多くの違いが出てくるかもしれませんね。
今はコロナ渦で語学学校での対面授業も停止されているので、授業はすべてオンライン。オンラインになったからこそ、今までは現地に行かないと受けられなかった授業が世界中どこでも受けられるように!、これってすごいことですよね。
日本でも時間が合えば受講はもちろん可能なので、スペイン語を学びたい方はぜひ日本で学ぶ以外にも選択肢に入れてもいいんじゃないかなと思います。