ペルーで人間スキルがアップした
Hola!
先週から家の給湯装置が壊れ、すでに1週間以上水風呂生活を送っています。こんな時、日本だったら近所の銭湯行くとかできたのになぁ、、、と思いながら、キッチンでお湯を沸かし、ぶるぶるふるえながら水シャワー+あっためたお湯でシャワーを浴びています。
最近、ふと思ったけどこっちに来てから自分の生活力が上がった気がする。
日本にいた頃はずっと実家だったから、いい歳して家事は全部母任せだった。カナダにいた時は、せっかく実家を出たから"自立しよう”と思い、数ヶ月ホームステイしたらシェアハウスに移ろうと思っていた。
しかし、ホームステイ先のファミリーがとてもあったかくて居心地がよくて、結局留学生活ずっとホームステイしてしまった。家事も洗濯、掃除、炊事全てホストマザーがしてくれて、結局実家にいた時と変わらなかった。(むしろ日本にいた時よりしてもらってたかも、、、)
ここペルーでは、当たり前だけど洗濯、掃除、炊事全て自分でやらなければいけない。しかも、洗濯機は日本のようなスイッチ一つ押せば全部やってくれるようなハイテクなものではなく、ダイヤル式でプレ洗いしてから大きなバッグに入った粉洗剤入れないといけないし、外に服が干せないから全部部屋干し。
掃除も土足生活だから家中ほこり、砂だらけでほうきとちりとりで掃除。掃除しても掃除してもほこりと砂だらけ。
こっちではスーパーで売ってる肉、魚の種類が日本と違うし、日本は売られている量や切り方の種類が豊富。こっちでは肉や魚は時には自分で捌かないといけない。(人生で初めてタコさばいた!)
日本料理を作りたくても調味料や材料がこっちには売ってなかったり。料理スキルほぼ0だったのに、日本で料理するというステップを飛ばして、ピョーンとレベルの高い海外での料理に挑戦している私。
こうして、ここ数ヶ月で間違いなく人間としてのスキルはアップした。失敗することもあって、時々自分の無知さとペルーの不便さに嫌気がさして、何もかもが嫌になることがあるけど、そんな時彼が言った一言。
”Good! That's how you learn new thing. People always learn from their mistakes."
失敗さえも前向きに捉えてくれる彼に救われた。
こっち来て1週間目には、トイレのレバーが壊れて水が流れなくなって、用をたすたびにトイレの上の蓋をあけて、そこに手をつっこんで中の紐ひっぱって水を流さないといけなかったこともあった。でも、そこで初めてトイレの水が流れる仕組みを学んだ。
生活する中で、ふいにあうトラブルや失敗はいっぱいあって、その度に日本だったらありえないとか、こうできるのにとかマイナスに捉えがちだけど、そのトラブルから無意識のうちに私は新しいことを学んで、知識を身につけているのだ。当たり前のことだけど。
こうしてこれからも、私はペルーで人間スキルをアップさせていく。(もう、これ以上家電が壊れるのはごめんだけど。笑)
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