どんぐり企画の自己紹介
こんばんは。どんぐり企画の鳴海です。
随分久しぶりのnoteですね。
最近、妹と「よりみちかえりみち」という音声配信を始めまして、口で話したことをそのまま発信できることの楽さに気がついてしまいました。
文字を書くことが億劫で、久しぶりのnoteになってしまった。
今日はですね、どんぐり企画という団体について少し話したいと思っています。
第4回公演、ギャラクティック・パーソナリティーが終演しまして、 ご来場いただいた皆さん、そして関わってくださった座組の皆さん、神戸市三宮シアター・エートーの皆さん、本当にありがとうございました。
で、ちょっと区切りということもありまして、 どんぐり企画のコンセプトとかについて、話したいと思います。
1. どんぐり企画とは?
2022年2月に兄•鳴海遥真と妹•菜歩が立ち上げた演劇企画。演劇を、生活の中でふとした時に見つかるどんぐりのような存在にしたい。いつもそこにある〝大切〟を紡ぎ、演劇をいつもそこにある存在に。会話劇制作を中心に、現在は9人のコアメンバーで活動中。
2. どんぐり企画のコンセプト
「いつもそこにある存在に」というコンセプトには3つの意味があります。
①演劇関係者にとって
演劇公演を打つには、気力体力共にパワーが必要で、続けていくのは大変なこと。
学生から社会人まで、何かと両立をしながら、いかなるライフステージ、ライフスタイルでも演劇を続けていける場所をつくりたい。
生活も仕事も演劇も。
何かを疎かにすることなく、
演劇をいつもそこにある存在に。
②観客にとって
演劇を観に行くのはハードルが高い。
なんか難しそう。お金もかかる。
どんぐり企画は、より多くの演劇を観たことがない人、観劇慣れしていない人にも演劇を楽しんでもらいたいと考えています。
わかりやすく、質の高いお芝居を届ける。
良心的な価格設定をする。
導入に映像作品をつくる。
そして、演劇をいつもそこにある存在に。
③作品の指針
身近にある大切なことを拾い上げるような、物語を紡ぎます。
そしてそれを、繊細で丁寧な会話劇で表現。
いつもそこにある存在を、大切に。
団体運営、脚本演出から各スタッフのクリエイティブ、役者の演技、当日運営まで。
枝葉末節まで、コンセプトの行き届いた活動をしたいと思っています。
どんぐり企画が、劇団員ではなくコアメンバーという言い方をしているのも、こだわりがあります。
劇団員という言葉を使うと、どうしても「所属」の意が強くなってしまい、活動の幅を狭めてしまうのではないかという印象がある。
その点、コアメンバーは、公演企画のコア(核)を共につくる。そして企画はコア(核)からさらに広がり、舞台作品となります。
どんぐり企画の居心地の良さ、考え方、つくりたいものに共感する人が集まって、年に何回か舞台作品をつくる。ただそれだけ。