あなたにもひとつどうぞ
Pale aqua & Penguinsと申します。
今回開催中のコンテスト#ゆたかさって何だろう
というテーマで記事を投稿させていただきます。
ゆたかさというのは、辞書的な意味でとらえれば
・十分にある状態
という事を指すのだと思います。
絶対的にたくさんある状態であるというわけではなく
不足していない程度あるという事でしょう。
逆に言えば絶対的にたくさんある状態であるとしても、不足していると
感じればゆたかであるとは言えないのだと思います。
ゆたかさとは相対的なものだから、自分の考え方次第でゆたかさを享受できると言えるとは思いますが、実際に経済的に困っている人などにそんなことを言っても話が通じないと思われてしまうだけでしょう。
そう考えていくとゆたかさというのは案外難しいものです。
この機会私なりにゆたかさについて考えてみたところ、他の人に何かを分け与えることができる状態と考えてみると、なんとなく自分の中で納得する答えになりました。一言でいえば余裕。もっと言ってしまえば遊びともいえるのでしょう。
余っているのとは少し違うのでしょう。余っている分は自分のものですが、
分け与える分は他人の分です。
こんなことを書いている私は他人に何かを分け与えることを意識しながら生活しているような、立派な人間ではないです。ある意味今のままではどこまでいってもゆたかさとは遠い人間ともいえると思います。
他人に与えるのはお金とか、食べ物とか、衣類のような、わかりやすいものだけではないと思います。きれいごとかもしれませんが、親切心とか、明るい声とか、ごみを拾うとか、こういう事やってあげたいという精神的な余裕もゆたかさにつながるとおもいます。
音楽を聞く、映画を見る、散歩をする、ゴロゴロする、登山をする。
こういったことからもゆたかさを得ることはできるとおもます。ただ、やはり余裕、遊びの部分が自分の中にないとこういった事も楽しめない気はします。それ自体でなく、そこから楽しさを享受できる状態がゆたかさなのだとおもいます。
余裕や遊びはどこからくるのかといえば、現実的にはやはり安定した収入や人間関係、精神状態などがある程度良好である必要が出てくると思います。たくさんある必要はないけれど、自分の分がなければ分け与えることはできませんから。
とりとめのない話になってしまいましたが、これが私の考えるゆたかさです。