2022年国税専門官受験のレポ

なるです。
今回は片手間で2022年の国税専門官を受けてしまったがために、情報不足で敗戦しかけた自分の体験を元に思い出せることを書きだしていこうと思います。気が付いたら2023年の6月半ば(最終更新時期)で読んでいただいた時には何かしら変わっている部分もあるかもしれませんがご参考までに。
また片手間であった理由は法科大学院進学がメインであったためということだけ付記しておきます。

1.出願
特段言及することはない気がしますが、受けるなら最低限出願締め切りだけは確認して、スケジュールにぶちこんでおきましょう。
近年公務員採用強化のため日程を早めていますので、昨年度の情報はあまりあてにせずSNSなどで確認を。

2.一次試験(筆記試験)
科目ごとに記載。
勉強法は簡単ですが別記事で書いています。
試験時間(忘れてますが許してください)
①基礎能力試験:9:00~11:45
②専門試験(多肢選択式):12:35~
③専門試験(多肢選択式):~17:00

①基礎能力試験(素点21点、標準点109点)
分からない問題は飛ばして最後まで解き終えてから戻ってくるのがいいかと。数的処理では計算量でごり押しできる問題もあるので。
②専門試験(素点18点、標準点146点)
自分は法学と英語に全振りして後は分かりそうな科目を解きましたが、まともな出題がされた場合分かるわけがありません。ただ予備試験対策も兼ねて行列はできてもいいかもしれません(近年行列出がち、たしか)。
③記述試験(素点65点、標準点139点)
何出たかも覚えてないです……。

お前ら!絶対に試験心得だけはなくすなよ!!!
二次試験のときに提出する住民票記載事項証明書がついてるからな!!!

3.二次試験(面接)
面接は完全に時系列で書いていきます。
準備段階では完全にゴロゴロしていたため、準備がぎりぎりとなりました。
準備物は①第一次試験合格通知書②住民票記載事項証明書③面接カード④採用面接登録書⑤志望カード⑥学歴等に関する証明書類、の6つです。4年次や早期卒業する場合は⑥は不要でした(準備したものの不要となりました)。
①第一次試験合格通知書
古いYahoo知恵袋などでは送付されてくるなどありますが、現代なので普通にパーソナルレコードからダウンロードし印刷です。
②住民票記載事項証明書
一次試験の受験心得に記載されているので切り取り・記入を行った後に地方自治体にて確認印をもらう必要があります。今年度は一日目が月曜日だったので土日まで突入すると詰みかもしれません。早めの準備を。
③面接カード
早めに書きましょう。何文字程度書けばいい、などは調べたらゴロゴロ出てくるので各種サイトのボーダーを見つつ、事前に書き始めてもいいかもしれません。
書き方などは予備校、大学の就職指導、ハローワークなどで添削してもらうといいかと思います。頼れる友人がいるなら形式面だけでも添削をお願いしましょう。
また提出は原本*1、コピー*2ですが、コピーは余分にとっておいて、面接の待ち時間に確認できるといいかもしれません。
④採用面接登録書
併願状況などは面接で聞かれる可能性があるので何を書いたかくらいは頭に置いておきましょう。自分は志望カードと志望順位が矛盾したので書き直しになりました。慎重に。
⑤志望カード
上記の通り、
⑥学歴等に関する証明書類
配布資料の文言では一意でなかったため一応用意しましたが、面接会場では①~⑤しか回収されませんでした。院の出願に使います。

そして実際の面接についてです。先に言っておきますが、D判定で落ちました。理由は後述。
自分はまさかの1番であったため作ってきた資料を再確認する時間もなく、面接室に通されました。ただ待機室では職員もいるものの紙媒体であれば確認できそうな感じでした。
面接室まで行く間にも誘導の職員が「緊張してる?」「ハキハキとね!」などと声をかけてくれました。この時点から面接は始まってるかもしれません。
面接室の前に着くと「自分のタイミングでドアノックして入っていいよ」とのことでした。深呼吸2回くらいした記憶が。
そしてマナー通りに面接室に入ります。
問題はここからです。

緊張して記憶がないです。
ただただ緊張していて平衡感覚を失っていました。
そりゃD判定にもなるでしょう。おそらく真っ直ぐ座っていなかったのですから。

4.身体検査
健康体であれば問題はないはずです。
大学の健康診断でグレーゾーンをたたき出した僕ですがセーフだったので。
ただ尿検査があるので、水分補給やお手洗いのタイミングをミスると少々待機時間ができます。

5.総括
他の公務員試験にも共通することですが、一次試験である程度の点数を取って、面接はそつなくこなすのが一番かと思います。
また大学受験にも言えることですが、「周りと比してどれほどさぼらずに素直に勉強ができるか」というところが大事になるかと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?