17日をどう読む?
とある告知ナレーションで「2月17日日曜、◯時」の「17日」を、「じゅうななにち」と言っておりました。
私の馴染み深い言い方は「じゅうしちにち」なのです。
「7(しち)」と「1(いち)」は聞き間違いやすい言葉なので、あえて「7(なな)」と言う場合もあるのです。
しかし、17日を「じゅうななにち」と言うのには、初めて出会いました。
おなじみNHKさんは…
助数詞が続く場合、基本の読みとしては「じゅうしちにち」の方が、(NHKとしては)放送に適しているようです。
(どうでもいい話ですが、引用記事の執筆者の滝島雅子さんは、非常に落ち着いた声でして、好きなNHKアナウンサーの1人でした。ちなみにナンバーワンは畠山知之アナです)
じゅう“なのか”?
今回、さまざま調べている中で、「17日」を「じゅうなのか」と読む方もいらっしゃるようです。Yahoo!知恵袋には、現役アナウンサーでそう言った方もいるとの情報もありました。真偽のほどはわかりませんが…。私は馴染みがありませんが、この言い方は地域性なのでしょうか?非常に興味深いです。
「じゅうしち」でも「じゅうなな」でもない?
そうです。関西方面ではもっと馴染みのある言い方があるのです。「じゅうひちにち」です。
ちなみに「七五三」。これをどう言いますか?私の母(徳島出身)が、ある番組で「関西では「七(しち)」ではなく、「七(ひち)」と言う」と知ったそうで、非常に驚いておりました
『えええー、ずっと「ひちごさん」って言ってた!』と。
「しち」より「ひち」の方が言いやすそうですけどね。
正しいか、聴きやすいか
どちらを選択するのか?という場面に遭遇することも、きっとあると思います。
冒頭に話した「じゅうななにち」も、告知の場合など「聞き間違いて欲しくない、短い時間でちゃんと伝えたい」という場合に、あえて「じゅうななにち」を選択したのかもしれませんね。
少なくとも現場で協議して「そうしよう!」という判断になったと想像します。いや、そうであってほしいかな。