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#17 ワークショップデザイナーとしての役割

個人と組織の能力を最大化する伴走者
ナラティブサポートの上村です。

今回はワークショップデザイナーについての側面をお話させていただきます。


ワークショップデザイナーとは

私が通っていた大学のビジネスコースではこのように定義されていました。

ワークショップデザイナーとは、「コミュニケーションの場づくりの専門家」です。
「コミュニケーション」とは、身近なコミュニケーションから
地域・社会のコミュニティなど広い範囲を考えています。
「場づくり」とはコミュニケーションが促進される
コンテンツ(内容)、スペース(空間)、チャンス(出会い)をデザインしていくことだと考えています。

青山学院大学 ワークショップデザイナー育成プログラムHPより https://wsd.si.aoyama.ac.jp/about/

人と人、コミュニティとコミュニティの「結び目」の機能を果たしていける、「コミュニケーションの場づくりの専門家」

青山学院大学 ワークショップデザイナー育成プログラムHPより https://wsd.si.aoyama.ac.jp/about/

ワークショップが必要となっている背景

働き方、キャリアも多様になってきている社会の中
そしてイノベーションや組織のマネジメントスタイルの
潮流の変化も激しい中
において、画一的な方法では
組織のマネジメント、個人の教育などが難しくなっています。
ワークショップとよく比較されるものにセミナーがありますが
セミナーとワークショップの違いは次のようになります。

セミナーとワークショップの違い

より不確実な時代において与えられた「正解」ではなく
自分自身で新たに発見する力や発想する力を発揮して
自分自身で導き出した「正解」を創り出すことが必要になり、
ワークショップはそれを提供することができます。

ワークショップには
「自己理解」と「他者理解」からの「合意形成」
をおこなう力があります。
またワークショップの特徴を3つの言葉で表すと
「参加」「体験」「相互作用」があります。
ワークショップ型の研修や教育により
自らが参加し体験することで
自分自身で気付きや学びを主体的に感じる事ができ
セミナーよりも当事者意識を持つ事ができます。
ラーニングピラミッドというフレームがありますが
こちらでもグループ討議や自分で体験することは
講義を聞くこと等の受動的な学びと比べて
学習定着度が大きく上がります。

ラーニングピラミッド

またワークショップによる対話で
自分以外の人の考え、アイデアも
取り入れる事が出来るため、
1人で学び実践するよりも豊富なインプットを
得る事が出来るのも特徴です

ワークショップデザイナーとしての実践

ワークショップについて先ほどお伝えさせていただきましたが、
もう少し具体的な中身の話をしますと、
ワークショップにはプログラム設計、当日の進行、振り返り
という3つのステップがあります。
この3つに関して体系的に学び、
実践で活かすための知識を持っている専門家です。
この辺りの詳細については後日別の機会に
お伝えさせていただきたいと考えています。

2023年の夏に修了してからは
自身の研修に活かして活用しております。
クライアント様の依頼に基づいてプログラムを設計し、
受講される方が参加しやすい場創り、
コーチングやNLPを活かした当日の進行や問いかけを行い
効果的な研修を提供させていただきます。
https://www.narrativesupport.jp/servicecontents/


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