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#114 感謝はするものではなく…

個人と組織の能力を最大化し、
物語を共に創る伴走者、
ナラティブサポートの上村です。

114は何の数字?

114回目の投稿ということで、私の誕生日が1月14日なので、それに合わせた内容を本日は発信したいと思います。

小さい頃は誕生日というものはワクワクするものでした。
周囲からお祝いしてもらい、親からの誕生日プレゼントを期待して、ケーキを食べて、と自分が主役になれる日でした。
そして1つ年を重ねることも成長している、大人になっているという実感があって嬉しかったですね。

40歳にもなると、年を重ねる喜びは薄れています。
「あぁ。とうとう30代も終わったか…」と少し切ない気持ちになりますが、心持ちとして、大人になる事、年を重ねる事は楽しいと思って生きています。

「青春とはある年齢を指すのではなく、心の持ち方を言う。理想を失う時に初めて老いる」という言葉が好きなので、今も年を重ねる事にネガティブな思いはありません。

誕生日を祝う意味

誕生日を祝う習慣は世界共通ではなく、国によってはそういう文化がないところもあるみたいですね。国によって違いがあると思いますが、誕生日を祝う意味として「家族や友人とのつながりや1年を無事に過ごせたことへの感謝を表現する日」と意味づけている国が多いです。

感謝の効果

伝える側の効果

感謝の気持ちを口に出すことで、幸せホルモンと呼ばれている「オキシトシン」の分泌が活発になるようです。このホルモンが分泌されるとポジティブ感情の高まりという心理的効果のみならず、免疫力の向上、血圧の低下など身体的な効能もあるようです。

伝えられる側の効果

もちろん感謝を伝えられた方も自分が受け止められた、認められているという承認感から自尊心や自身の向上につながり、モチベーションが高まります。

組織・チーム全体での効果

そして組織やチーム内、家族内で「ありがとう」を伝えあう事は帰属意識、社会的なつながりを感じ、孤独感の減少や絆の深まり、雰囲気の向上など、たくさんの効果があります。

一番効果の恩恵を受けているのは実は…

しかし、実は「言われた側」よりも「言った側」の効果の方が大きいと言われています。脳は一人称と二人称を区別できません。皆さんが口に出している言葉はあなたの耳、脳も聞いていて、それを自分への「ありがとう」とも勘違いしてしまっているのです。そのため、「ありがとう」という感謝の言葉を伝えることは自分の自信や自尊心の向上にも繋がります。

寝る前に感謝を口にする

寝る前に今日1日の自分に「感謝」をするということも有効です。寝る15分前が一番潜在意識にアクセスしやすいタイミングのようで、効果が高いようです。寝る前に良いイメージを描くことで自身の身体に良いイメージが染みつき、そして先ほどのような幸せホルモンの効果が得ることが出来ます。

感謝は伝えよう

ただ感謝は他人に対しては「する」のではなく「伝える」ことをしないと意味がありません。「あの人いつも助けてくれているよな。ありがとう」と心の中で思う事はあなたの身体には良いかもしれませんが、相手には何も伝わっていませんし、先ほどの相手が受け取る効果、チームが受け取る効果は発揮できません。

是非とも、ご自身のため、相手のため、組織・チームのためにも「ありがとう」と感謝を伝えてみませんか?

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