#05 リーダーはポジティブに
個人と組織の能力を最大化し、物語を共に創る伴走者、ナラティブサポートの上村です。
ブログを書いている本日は人を大事をモットーに経営をされている企業様のベンチマークに岡山に来ております。
今日のタイトルにもありますが、経営者のみならず全人類にこの言葉は伝えたいと思っています。
本日、岡山県で経営者様の講演を聞く機会があったのですが、不動産やリフォーム事業をされている企業様がコアコンピタンス(その企業の核となる強み)を活かして介護業界に多角化経営をされたお話をされていました。
その際に度重なる苦境に直面されたのですがその言葉がポジティブで聞いているこちらが深刻なシチュエーションにも関わらず思わずくすっと笑ってしまいました。
2018年にデイサービスの店舗を立ち上げられたのですが、その当月に大豪雨にあって店が水没したにも関わらず、「水没日が休日でその翌日に皆で一緒に水掃きができたんですよ!」と明るくお話をされ、二店舗目がオープンがしたのが2020年の1月で「この時期と言えば何が起こったか分かりますよね?そうなんです!コロナが大賑わいしたんです!」と明るくお話をされていました。そして2024年8月に新店舗をオープンされるのですが、「さて8月には何が起こるのでしょうか!?」とユーモアたっぷりに話をされ、会場は笑いに包まれていました。
もちろん、経営者としてはこのような想定外の外的要因に直面しないにこしたことはないでしょうが、起こってしまった事にいちいちネガティブな反応や怒りを表面化せずに、未来を見据えたポジティブな発言をする事は素晴らしいと思いました。
ポジティブなイメージは脳科学的にも効果的ですが、何よりも会社全体の雰囲気を明るくしますし、従業員も過去ではなく未来を見る事が出来るという効果があるので、例えパフォーマンスだとしても経営者は常に悲観的に保守的にリスクを考えながらもポジティブな言葉を発信するべきだと感じたベンチマークでした。
このようなご縁をいただけた事に感謝です。