#208 興味の薄い分野の学びは必要か?
場創りと人創りで組織能力の全開を支援する
ナラティブサポートの上村です
さて、昨日の投稿で友人と『社会』について話をしていたという事をお話ししていましたが、人によっては私と同世代の男性を想像していたのではないでしょうか?
投稿の途中で『彼女』という文言が出ている通り、女性の方で年齢も一回り近く年下の方でした。
女子会に紛れても意外と自然と馴染めることができるという事を知っている昔からの友人、知人ならあまり違和感はなかったかもしれません。色々なコミュニティで年齢性別問わず交流をしているのでそれをご存知の方もそんなに違和感なかったかもしれません。
さて、そんな彼女は今仕事の関係で『インパクト投資』の勉強をされているところでした。私はその日は『NLP』の研修を受けていました。私自身はここ数年は組織開発、コミュニケーション、コーチング、そのような学びやインプットが中心でした。
逆を言えばその他の学びはほとんどしていませんでした。なのでこの『インパクト投資』という言葉自体あまり聞いたことありませんでした。『ESG投資』との違いは何なのか?無知でしたが、彼女に色々と教えてもらいました。
得意分野以外の学びについて
中小企業診断士の先輩にも以前『自分が得意な分野ではない分野の研修やセミナーもたくさん受けなさい』と言われたことがあります。
これに関しては一長一短あると思いますし、自分がどうありたいか、どのような提供をお客さんにしたいかだと思います。
総合的な経営支援や伴走支援をするのであれば様々な経営の知識やトレンド、情報を掴んでおいた方が良いかもしれません。
しかし、コミュニケーションの専門家として価値を提供するのであれば『インパクト投資』などの知識はそこまで必要ないかと思います。
もちろん、このような様々な知識や情報を理解することは会話の幅やメタファーの幅も広げることができるメリットもあると思います。メタファーの効果として『新たな創造を生む』ということを過去の記事でも紹介さていただきました。
100万人に1人の価値になるには
もう一つ思い出したことはこの話でした。人は100万人に1人のレベルになると五輪選手のような唯一無二の代表的な存在になれる。しかしそれには元からの才能と多大な努力が必要。しかし、1万人に1人のレベルであればそこまでの時間や才能をかけなくてもなれる。そして1万人に1人のレベルの能力が3つあれば、それを掛け合わせると100万人に1人のレベルになるということです。
そしてそれの1つ1つの距離が遠ければ遠いほど良いという話もあります。喩えるとその3つの点を結んだ時にその一辺が長くなり、出来上がる三角形の面積も大きくなる、そんなイメージです。
私の場合は製造業出身×コーチング×ワークショップデザイナー×中小企業診断士という属性を掛け合わせてその面積を出しています。
ただ、これは単なる肩書きであり、スキルであり、そこまで差別化できるものではないかなとも思います。この面積を立体的にするものがあり方、理念であると思います。
高い視座や、正しい原則にのっとった生き方、あり方をしているとその面の面積も立体になって更に多くの人に価値を提供できるのではと感じています。
因みにこの1万人に1人レベルになるのも10,000時間(5年〜10年)と言われているので決して短い道のりではないですが人生100年時代とも言われているので決して難しいものではないかもしれないですね。
色々と話が散らかりましたが、何を学ぶかもご自身の中でのビジョン、意図、そして戦略、この辺りをしっかりと持っていることが重要だと思います。
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