
#283 自分が会いたかった人だ
さいこうの物語を紡ぐ。
幸せな”はたらく”を個と組織に。
ナラティブサポートの上村です。
TV番組でのBUMP OF CHICKENでのインタビュー
2001年に「天体観測」で一躍有名になったバンド”BUMP OF CHICKEN” 2023年4月3日の夜に”関ジャム”というTV番組で特集されていました。
何となく見ていたのですが、ボーカルの藤原基央さんのインタビューの一節が非常に心に残りました。
BUMP OF CHICKENは2023年で結成して27年になるようです。ヒットしたのが2001年ですが近年でも2021年にはNHK連続テレビ小説の主題歌になったり、天体観測が2022年に車のCMに採用されたりと長年に渡り、聴衆を魅了しています。
さてその関ジャムの中でのインタビューでこのような質問がありました。
「長年に渡って楽曲を創作し続ける理由や根源となるエネルギーは?」
その際に藤原さんはこのように話をされていました。
(記憶の中で書いているので一言一句一緒ではありませんのでご了承ください)
結成したばかりの時はコピーバンドでGreen DayやNirvanaのコピーをしていて、そこからデタラメな英語の歌詞を当てて、「っぽい曲」を作って仲の良い友達に聴いてもらった。
そしたら「いいじゃん!」という感想をくれて嬉しかった。
初めてオリジナル曲を作ったのは16歳、17歳の頃。
その曲が「ガラスのブルース」 それをまた友達に聴いてもらった。
無言でじっくりと聴いてくれた。その後に「巻き戻してくれない?」と言われた。(当時はカセットだった) いつもは「いいじゃん」って言ってくれるのに言ってくれなかったのであんまりだったのかなと不安になった。
でもその後6分くらいある長い曲なのに無言で目を瞑りながら聴いてくれていた。
そして聴き終わった後に「お前ってこんな事考えてたんだな」と一言発したのち、彼が将来の夢とか自分の事を語りだした。
その時、「あっ、これが伝わるってことなのか」と思い、その感覚がとても嬉しくて今でもそれが原動力なのかもしれません。」
そしてその後スタジオに映像は戻り、スタジオにいる緑黄色社会のギターの小林壱誓さんがこうお話されました。
「デビューして藤原さんに会う機会があった。その時に絶対に伝えたい事があった。自分は1996年2月11日生まれで、実はその日がBUMPの結成日だった。その事を伝えたかった。そして伝えた時、藤原さんが「僕が一番会いたかった人だ」と言われた。それから考えていたけど、彼は自分が良い影響(夢や何かのきっかけ)を与えられることに喜びを感じて、そんな人に会えることが喜びなんだなと思った。
誰かの「かいほう」に繋がった40祭
ここで私の話になって恐縮ですが、先日40祭というイベントを開きました。何度もこちらで発信してるので、もう分かってるよという方もおられると思いますが、お付き合いくださってありがとうございます。古典落語と思って聞いてやってください。
大人になって常識や社会の荒波に揉まれて諦めの感情や、何かに縛られた感情になっている人に『かいほう(開放と解放)』を感じてもらい、大人の青春を発見する場が創りたいと思って開催しました。
そこに参加してくれた40歳の彼がこんなnoteを書いてくれました。
自分が一番会いたかった人
まさに私にとっての『一番会いたかった人』がここにいてくれました。
このたった3時間という時間を通して誰かの何かのきっかけとなる。そしてそのエネルギーがまた誰かにエネルギーを与えていく。こうやって1人でも多くのカッコいい、縛られていない、青春をしている大人が増えていくと社会ももっと明るくなって、若者も未来に期待が持てる。その小さな一歩の芽が咲いた気持ちにさせてくれるnoteでした。
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