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#163 私の会社と思う当事者意識

場創りと人創りで組織能力の全開を支援する
ナラティブサポートの上村です。


「私の会社」と言えているか?

先日、組織内で風土改革をされているリーダーの方と対話する機会がありました。
そこで、プロジェクトメンバーでまず決めた目標として「会社を自分事として捉えることができるようになる」というものでした。そしてそれを更に具体化して「従業員が私の会社と言える」ことというものでした。

つまり「私は〇〇会社の一員です」と心から言える状態。つまり自分達がこの会社で働いている事にどういう角度でもいいから誇りを持っている状態ということなのかなと私は感じました。

結果の質からではなく、内省の質から

最初は「勝つ組織」というようなキーワードも出たようですが、その言葉が目標にならなくて良かったとおっしゃっていました。

「勝つ組織」となるとダニエルキムの成功循環モデルでいうと、まさに結果の質から始まる失敗循環にハマってしまったのではないでしょうか。しかし、「私の会社」という「それぞれのあり方・動機」から入るというのは、まさに先日、私が勝手に考えたシン・成功循環モデルの「内省の質」から始めるところではないかと感じました。

私も色々な活動に参画させていただきますが、申し訳ないですがしっかりとコミットして参加できなかった活動もありました。それはやはり「誰かがやってくれる」「自分にはあまり関係ない話だな」と思ってしまっていたからだと反省です。

改めて関わる活動に対しては「当事者意識」をもつこと、場合によっては「しっかりと断ること」も大切だと感じます。

組織活動においてリーダーの方は、断れると辛いので、この「当事者意識」をいかに持ってもらうかについて考えるのが重要ではないでしょうか。そしてそのためには「私の会社」と感じてもらうにはどうすればいいかを考えていくことが大切です。

その辺りについては今後の記事で改めて紹介していきます。

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