男の娘(ボクっ娘)とロボットとあとセドリ
今回紹介させていただきますのは
『徒歩ゼロ分の異世界日誌~家の勝手口が異世界に繋がったら、なんか勇者の孫の(実は男装ボクっ娘の)性別不明子との甘々イチャラブ生活が始まったので、俺はその新生活を守るために、一緒に戦闘メカで戦います~』です。
あらすじ
どこにでもいる普通のニート、祐太は母に壊れた勝手口の修理を依頼される。面倒だなと思いつつも勝手口の修理に向かうがその勝手口はなんと異世界に繋がっていた!!
好奇心に負けた主人公裕太はその勝手口を潜って異世界へ!!
そこで見たものは…えっ!ショタ!?
なんだかんだあって男装ボクっ娘少女ヒロインと友達になった雄太に待ち受ける運命やいかに!?
ギルマスレポート1(物語について)
この小説ははっきり言って新しいジャンル開拓の一歩目となる作品だと感じました。
セドリ、つまり、異世界に現実の道具を持って行って商売するというのはもう既になろう市場に溢れているけれど、今回の作品の主に目玉なロボットに絡ませるというのは斬新でした。
あるものとあるものを融合させることで新しい作品を生むというのはよくあることだとは思うけど、絡ませる対象がとにかく斬新だなと思った。
魔法やらと絡ませることはあってもこうやって現地の世界に訪問する系の小説では本当に新しいなと思う作品です。
ギルマスレポート2(世界観について)
主人公は最初ものすごい邪悪な、あるいは天国のようなところに繋がっていると受け継がれてきた扉(勝手口)からやってきた、ある種危険な存在(神々しくもある)だと思われていた、という描写があります。
これがなんだかリアルだなと思いました。
また、男装ボクっ娘少女ヒロインの家が貧乏でひもじく、おいしくない食事をしてい流のにも関わらず、貴族としての全時代的な慣習を必死に受け継ごうとするショタ??など細部にわたって工夫がなされていてよかったなと思いました!
ギルマスレポート3(キャラクターについて)
これもまたニッチなところを攻めたなぁという印象でした。意外と男装ボクっ娘少女ヒロイン以外のキャラクターは落ち着いていて、極貧の使用人と誇り高い孫思いの老人といった印象ですが、とにかく男装ボクっ娘少女ヒロインにすごく属性を詰め込んだ印象です。
まず、男装キャラ、幼子、加えて男装をしなければいけないという家の命令、そして、ボクっ娘。4属性を組み込まれているし、主人公も男の子と思っているというベタベタな設定。好きな人はたまらなく好きだろーなぁという属性が詰め込まれています。すごくニッチなところを攻めているので、他の作品と比べてすごい差別化ができると思いました。
最後に
やっぱり設定が多いだけにロボットによる戦争の描写にたどり着くまでに話数がかかってしまっていて、実際現在はセドリにもたどり着けていない現状ではありますが、その点は最後に少し未来のお話を載せる工夫がされていていいなと思います!
話の閑話として、ロボット描写が描かれていますがすごくSFチックで読み応えがあり、ロボット好きの冒険者(読者の方)にはたまらない作品で、どんどん続きが木になること間違いなし!
本当にロボットの戦闘描写が綺麗なので、早くロボットで戦ってよ!と期待値が絶対高まります!
以上、ギルマスレポートを終わります!
今回は「もにもに+マウンテンヘッド」さんの
『徒歩ゼロ分の異世界日誌~家の勝手口が異世界に繋がったら、なんか勇者の孫の(実は男装ボクっ娘の)性別不明子との甘々イチャラブ生活が始まったので、俺はその新生活を守るために、一緒に戦闘メカで戦います~』でした!
是非皆さんご一読を!
世の中にたくさんの素晴らしい冒険が広まることを願って!