MZDAOの目指す姿の実現に向けて感じた課題
今回、以下MZの公開記事でようやくMZの考えがよく分かりましたね!
MZの公開記事↓
https://www.mzdao.jp/articles/44.html
多くのMZDAOのメンバーが賛同、スッキリされているようなので、そこに水を差す意図は全くありませんが、私達メンバーが認識しておいた方が良いと感じたことが何点かありましたので、MZの記事にコメントしました。
MZDAOのメンバーの方はもし良ければ見てください。
私のコメント↓
https://app.mzdao.jp/users/comments/amyt3v
ここにはそのサマリーを記載します。
まずこの仕組みはMZへの信用・信頼の基に成り立っていることを認識しておく必要があると感じています。(因みに私はMZが現状の資産を有している限り信頼しています)
ちゃんと認識しておいた方が良いことは以下3点です。
①MZDAOメンバーは事業会社の正式な株主ではないこと
月会費を出資には充てないとのことなので、実際の株主は出資者のMZとなり、事業会社の資産は一義的にはMZのもの。
配当金や売却益もMZが受け取り、MZDAOメンバーにはMZの意思で分配されると認識しています。
この分配を貢献度に応じて決めるとのことなので、この運用は事業開始までに明示されると思いますが、この明示内容に法的効力がない場合、MZに対する信用・信頼だけで成り立っていることになります。
例えば、利益の何割を配当に回し、その何割をMZDAOメンバーに還元するか、キャピタルゲインのMZDAOメンバーへの還元割合など
②MZDAOメンバーは利益相反する立場であること
疑似株主の立場では、利益が少しでも多くなることを望みますので、1,000円の商品を1,500円で売った方が利益が増えて、配当額や資産価値も増えます。
一方で、消費者の立場では、少しでも安いことを望みますので、1,000円の商品を800円で買えた方がお得になります。
勿論、価格は需要と供給のバランスで決まるものではありますが、本当にMZが言ってるような、安く買えて配当や資産で儲かる仕組みが実現するのか?
どちらに軸足を置くかによって意向も変わるため、上手く運営するのはとても難しいと感じています。
③MZDAOメンバーが100万人になると、メンバー1人当たりの儲けが本当に増える?
100万人になれば、仕入れのボリュームディスカウントも効くので、販売価格も下げられ、会社の売上や利益率(額)も大きくなるが、配当が100万人に分配されると、メンバー1人当たりの儲けは僅かな額しか増えない可能性もある。
勿論、事業会社の利益が大きくなれば、資産価値は高まるため、株式を売却すれば儲けは大きくなるが、売却しない限りMZDAOメンバーの手元にキャピタルゲインの資金?トークン?が配分されることはない。
これらの課題は、事業を決めていく過程でMZの記事で説明があるとは思いますが、MZDAOへの加入理由を「儲け」に軸足を置く場合、あらかじめ認識しておいた方が良いかもと思い、投稿しました。(そんなことは百も承知!という方はスルーしてください🙏)